
道具屋日記
(でも 内容は百鬼夜行です
が)
まぁ 本当に色々なコトがありまして30に足が届こうかって頃からこの業界にかかわりをもつようになったんですけ どはっと気がついてみればもう、25年近くも経過しておりました。
この仕事に就くまではおよそ定職につくことなくいい加減に いきてきたんですが もともとこの業界自体がいろんな職業を転々としてきたヒトタチの最後の砦というか吹きだまりみたいなトコがあるようで お世辞にもま ともとはいえないようなひとたちが実に大きな顔して生きています。
(勿論 私も含めてですが・・。)
で まぁ このあたりのトコをオボエガキみたく書いておく かって フト そう 思いまして・・。
中には読んでて「これって俺じゃねーか!!」ってハラのたつヒトもいることでしょうけど まぁ その辺は洒落ってことで笑って済ましましょうね・・。
古道具屋日記外伝 ダメな業者(自分のコトは見事に棚に上がっております)
ナンバーのあるタイトルをクリックしていただければ目的の記事までひとっ とびでゴザイマス。戻るときにはそれぞれのタイトルの上にあるピエロかバーの画像をクリックしていただくと この上にある巨大ピエロまで戻ることが出来ます。
1 施し ババァ
63 すっぽん
66 史上最低の男
69 ついてない日
70 勘違いにも程があります
71 ジョニーデップ
72 タコ
73 申告が深刻です。
74 怪 物
16 まぁ、古道具とかとは直接関係がないけれど
91 バチがあたったとしか思えません。
92 しっかりバチがあたりました。車の中が動物園です。
33 鶴じゃないし恩返しをしてくれたワケでもないが嬉しかったハナシ
40 埼玉スーパーアリーナアンティークフェア終了!
46 ム カシムカシ・・・
47 まぁいいんだけど・・
50 南アフリカから来た女性
51 手術してきました。
52 宝島(買い出しって)
53 宝島から出てきたもの
54 値切られて
55 フルチンだし・・。
56 救急車呼んでしまった。。
57 王子様コール
58 最近で結構面白かったハナシ
59 自 業自得だね
60 足を斬ってしまった・・。
しっかりバチがあたりました。車の中が動物園です。
まぁ スデに 全部死体(剥製)なんですけど。
もう 運転席のすぐ後ろでプーサンとは名ばかりなクマが歯を剥きだしてるし 天然記念物はひっくり返っているし バンビとはほど遠いぜってゾンビな鹿やらキツネやらテンやら鴨やらトンビやらが満載なんでございます。
結局ウチがまとめて引き取るコトになってしまいました。
2ヶ月の間色々な業者が入れ替わり立ち替わり呼びつけられ何度も査定を繰り返したあげくウチが行ったらその場で即答で決まってしまったんです。
本当は今日は査定だけして終る(正確には終りたいなー)と思っていたのでちとびっくりしました。
金額じゃなかったんですね。
ジツは提示額はどっこいどっこいで最初に入った業者さんももう少しだしても良いような口ぶりだったし 他にもウチよりも評価の高かった業者さんもいたようなんです。
ただ ミンナ いちいちヒトコト多いと。
もともと買った値段よりずっと安くなることは覚悟しているのだから安く言われるのはかまわない でも これは騙されましたね とか ココがキズなのを見て いなかったんですね とか それはモトモト価値がないんですよ 売った業者がヒドイよね 良く相手を見なきゃダメですよ
みたいなコトをいちいちいちいち言われて もうウンザリしたんだそうです。
確かに俺は知識もなけりゃヒトを見る目もないだろうさ でも いいじゃないか 好きで買っているんだから それより おまえはこれがいるのかいらないのか どっちなんだよ みたいな 状態に陥っちゃって もう 奴等の顔をみるのも嫌になったんだとおっしゃいます。
このお客さんモトモト蒐集癖があるようで突然なにかにはまるとやたらと集めてしまうんだそうです。
でも それが2年か3年たつとアレはイッタイなんだったんだろうてくらい一気に覚めてしまい そうすると知人にあげたり やっぱり古道具屋さんみたいなのを呼びつけて引き取ってもらったりしていたらしい。
だから 基本的にこういうことには慣れているんだそうです。
いやね それにしてもハラがたったんだよ。
でも マンタムさんて不思議なヒトだよね 普通はこういうことを思ってもまず言ったりしないんですけどね。
なんかはじめて会った人間だと思えないんですよ
て 言われて はぁ そうですか?
で それじゃーついでだからと いろいろハナシを聞かせてもらっていたら今度で結婚が6回目なんだそうです。
多分私より2コか3コは年上なんだと思います。
鬼畜ですね と言う前にカイショあるよなぁ と感心しましたよ。
私なんて2回離婚しただけでもう青息吐息だってのによくもそこまで次から次へと結婚に踏み切れるものです。
もうきっとゼンゼン懲りないんですね。
さぞかしぶっとい神経してるんでしょう。
まぁ
毛皮が好きだし犬が好きだから剥製もきっと好きなのに決まっている で サプライズで結婚が決まってから部屋呼んで見せたら もうガタガタ震えて正面のキツネの剥製がずっと私を睨んでいるて言うんですよ。
おかしいよね?剥製が睨んだりするわけないじゃないね?
とか宣うから
いえいえ おかしいのはアナタの感性と良識です。
て答えたら
そうかーーこれからは気をつけますよ マンタムさんの言うことはなんだか説得力あるものねー
てヘンな感心のされかたをして 結局剥製と集めたもののどうにもならない置き時計のタバも引き取るコトになってしまいました。
さーーーーて どうしようか・・・。
兎に角処分するものはドンドン処分して片っ端から売っていかないと必ずとんでもないことになるんでしょうね。
ここのところ忙しいです。
昨日は結局朝10時過ぎたら振り始めてそのまま冷たい雨の中1日お店をだしておりました。
で まぁ それは仕方がない 先月に続き今日も雨だったが そういうこともあるでしょう。
ほぼ ムリヤリ引っ張り出されて雨の中を付きあわされたウチの臨時お手伝いさんは辛かっただろうけどおかげさまで売り上げも作れたことだし 商売としては 決して悪くありませんでした。
でもね その雨の中でとった電話が良くありませんでしたね。
ジツはここのところの買い出しの依頼で2回続けて剥製の買い取りが入っていたんですよ。
一コ目は グリズリーで身長が2m40糎ほどもありしかもヤツを運び込んでから階段を改築したものだから階段からは降ろせませんていう難物です。
もう 階段以前に全長2メーター40センチもあろうかっていうプーサンなんざそれだけで充分ツラすぎるというのにサラに窓からクレーンかよ ということで これはなんとか他の業者さんに押しつけたんですがその次にかかってきた電話が剥製が50コほどあるんだけど見積もりたててもらえないかというお電話でし た。
50コたって リスとか小鳥とかくらいのサイズのが50コほどならまだ可愛げもあるんですが 内容は鹿だのクマだのの大型獣を8頭ほどと羽をひろげた鴨だ の雉子などがごっそりあるというコトでこれも相当辛そうです。
けどね 依頼してきたお客様は結婚がかかっているとかでとりあえずなんとかして欲しいとおっしゃる。
あちこちの古道具屋さんや剥製屋さんに頼んだもののミナ見に来るものの断りを入れてきて で こういうものの最後の砦?ということでウチを紹介した業者が 何人かいたものらしい。
こちらもできることならなんとかしてあげたいけど流石に量が多すぎます。
大体引き取ってきたとしてもそんなものどこにしまえるというのでしょうか?
それで前回グリズリーを押し付けた剥製や骨などを専門に扱う業者さんを紹介して そこがダメならもう一度連絡ください ということにしてもらったんですが 一応ざっと内容を聞いておおまかだけど値段を出しておきました。
勿論万が一でも来ないようにとっても低い評価額を提示してです。
まあいくらなんでも専門業者なんだしこれよりは高く評価するだろうと思って。
そりゃお客様はびっくりされてたけどあくまでも見ないうえでの評価ですからと一応付け加えておきました。
で 安心しきっていたら昨日の雨の中しっかり電話がきて その紹介した業者さんが評価が私が出したのよりサラに低かったのとそれよりもなんだか対応が気に 入らないのでやはり私になんとかして欲しいということになってしまいました。
で 明日行って参ります。
できるかぎりなんとかコトワル方針で。
でも やっぱり来てしまったらイッタイどうしましょう・・。
もうウチのドコにもそんなもの置くスキマさえゴザイマセンて(涙)
だれか(リアル)プーサンやバンビと同居したいとかリアルディズニーシー(竜宮城とも言う)に連れて行ってくれるかもしない魔法の乗り物と同居したいヒト はいませんかね?
あぁ あと異様におバネの長いニワトリなんざもいるようなんだけどきっと餌付けに成功したら金の卵とか産みますよ・・・。![]()
どういうわけかはわかりませんが原則として私たちの業界は見積もりは無料ということに なっています。
鑑定とかですとしっかり鑑定料を取る場合が(モノにもよるし場合にもよると思います が)多いようですが 買い取りや片付けを前提にした場合お宅までお伺いしても 見積もりは無料というコトになっております。
私自身見積で出張料金みたいなのを請求したことも勿論もらったことなどございません。
結局見積もりで呼ばれてもそのまま買い取りや片付けになる場合が殆どで例えば電話して きたのがファラオでピラミッドを片付けてくれとか言われると ・・・流石に そりゃね 考えるけど・・ やっぱり断らないか・・・ だってピラミッドで しょ・?破片まで売れますって・・ てなワケで 今のところ見積もりだけで終ったことはありませんね。
でもね 見積もりって言われるとつい近辺の交通事情やら駐車場なんかが心配になってバ イクや徒歩でお伺いすることが多くて そうすると 結局二度手間になるんですよ。
それに 基本的に無理なものは電話の時点でお断りさせてもらってます。
つい先日も家屋解体の業者さんから電話があって庭石を買って欲しいと言われましたがい かんせんサイズが大きすぎてどうにもなるようなものではなかったのでお断りさせて頂きました。
見た目で一辺が2m越えているようではマズ無理ですて。
そりゃあもう古道具屋ではなくて造園屋さんの領分ですから。
それでも化石だとか赤石だとか付加価値のある石なら喜んで買い取りに行きますけどタだ の石ではどうにもなりません。
まだ この仕事はじめて間が無いころついデッカイ石灯ろうなんぞを買ってしまい それ を車に積んだらそのまま車が壊れてしまったというツライ思い出なんかもあるので小さいものならともかくデカイ石はご勘弁願っているんですよ。
で 今日は天候不良のため見積もりが延期になったのでお部屋を片付けております。
どうせならということでテッテイテキにやることにして ここ3年位開けてなかった引き だしなんぞを開けてみたらナカはとんでもおそろしいコトになっておりました。
あまりのコトにここには書けませんがこりゃダメだぜ!ってコトで外で洗ってたんです。
で 表に干して(というか野ざらしにして)帰って来てみたら
先ほどから片付けの様子をそばでじっと観察していた部屋片付け対策強化委員長のルリさ んが引きだしを外した机のなかに入っていったんですね。
流石は委員長ちゃんとチェックするんだね?とやや感動していたら
途中から目的が変わったらしくソバに転がっていた電車で遊びはじめてしまいました。
で 現時点ではすっかり気に入ったらしくマッタク出てくる気配がございません。
まぁ カワイイからいいんですが。
さーーて 朝からずーーと片付けてるし ぼちぼち1回ゴハンとかにしようかしら?
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上野骨董市がはじまってようやく一週間が過ぎてカラダも慣れ売り上げもボチボチ例年な みになって参りました。
まぁ それにしても今回はコトコマカナトラブルがヤマモリでございます。
で
昨日のコトなんですけど 骨董市期間中は公園内の決まった場所に車を止めることになっ ております。
これがなかなかに厳しくてかつて私が役員になるまえなんですが当時の役員があまりこの アタリのコトをちゃんと管理できていなかったらしく 地方から来たあまり状況がよくわかっていない業者さんが50センチほどはみ出して駐車してしまったん ですよ。
そしたら以後1年半にわたって公園内一切駐車禁止となり業者さん達は自腹で公園から徒 歩15分ほども離れた駐車場に止めなければならなくなったホド厳格なモノなんです。
まぁ 公園なんだからアタリマエといえばそうなんですが私が役員になってからも(一部 の)業者さんのそういったコトに対する意識はあきれるほど希薄でジツにイロイロと苦労を強いられております。
で
今回いつも通り止めようとしたらその駐車場の真ん中アタリで将棋をうっているオジサン 達がいるんですよ。
とりあえず もうしわけありませんが と一度は立ち退いてもらったのですがそのうちサ ラに自転車を置くなどしてカナリ露骨に私たちの駐車を妨害してくれます。
これには大変困りましたが一般の公園に遊びに来ている人達だとしたらあまり大人げない ケンカをするわけにもいかないし それでなくとも 今回は骨董市以外に 植木屋さんや我々とは直接関係のない外部団体の車も入り交じってとてもじゃないけ どイツモ通りきちんと駐車できない状況でもあるのでしばらく様子をみることにして そもそもの発端になった 将棋をはじめたハゲオヤジのコトを調べてみま した。
そしたらこのハゲオヤジ 空き缶の回収(回収とはいっても公園内の自販機横のゴミ箱や 公園に設置してある空き缶入れから引っ張り出してるんだから基本的には窃盗なんだが)やってる浮浪者だったんですね。
ただ ワリと身ぎれいにしていたし 昼間は散歩に来ているほかのオヤジ達と将棋なんぞ うっているから浮浪者には見えなかったんですよ。
つまり 浮浪者だからこそ 公園のここぞと思う場所に居座って公園の管理側がそれに気 がつかないか面倒だから相手にしないという態度を逆手にとりそれであたかも権利が発生したかのように騒ぎ立て居座ろうとするこういうところにありがちなタ チが悪メの浮浪者だったんです。
なら ハナシは簡単です。
早速車を止めるのに邪魔だから場所を変えて欲しいんだけど と言ってみると案の定なん だかんだと難癖をつけてきました。
ほかの場所に止めればいいじゃないか 他の車はもっと遠くにとめているじゃないか と か・・
俺は3ヶ月も前からここにいるんだ
とかね
あのな オッサン 車をどこにどう止めるかは公園課が決めることでこちらはその決めら れた規則を順守しているだけなんだよ。
大体 あんた 公園の自販機の空き缶のごみ箱から空き缶を盗んで屑鉄屋に売りに行っ てるだろ?
それって窃盗行為以外のナニモノでもないだろが?
イイトシしてそういうことになんの良心の呵責も持てないようなさもしい倫理観しか持ち あわせていないオヤジの手前勝手な言い分になんで耳を貸さなきゃならないんだよ
なんて つい アタマにきて言ってしまったんですが そしたら そのオヤジのまわりで 将棋を観戦していてハゲオヤジのかたを持っていたハズのほかのオヤジ達はさーーーーと いなくなってしまいましたね・・。
みんなこのハゲオヤジが浮浪者だって知らなかったんですね・・。
さすがにちょっと悪いことしたかなーと思いましたが次の日朝には他のオヤジ達とちょっ と離れた場所で将棋指してましたね。
つくづく懲りないヤツラだよなーと。
上野に関わって25年も経過して その間に少なからずこういった連中に関わり可哀想だ と思えばそれなりに出来ることはしてきたつもりだけど最近はこういう連中が増えていてとってもハラがたちます。
確かに救済を必要とする人達は少なからずいるけれどそうでない連中の方が圧倒的多数で 結局こういうところでもくだらない要領の良さでそういう連中が公的救済を受けているように思えます。
行政もそういうのをちゃんと見極めるべきだと思うんだけど・・。
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そろそろ上野ですね・・・・。
兎に角 上野に間に合わせるのにいろいろとありあとあらゆることがバタバタとしており ます。
そのスケジュールの合間をぬって懸案の暗室を構築中です。
フィルム現像から紙焼きまでやりたいなーということで有志の皆様の協力(といってもほ ぼ▼さんヒトリだけど)を得ながらようやくカタチになりつつあります。
それで タメシにフィルムを現像してみたんですが まぁ なんとか無事に仕上がったよ うです。
アトは引き延ばし器を引っ張り出して配線してしまえば紙焼きも出来るようになりますが 流石にそれは夏の上野が終ってからになりそうですね。
でもね それはいいんですよ。
このままのイキオイできっとなんとかなるでしょうから。
いやね
それでね
その暗室用にと10年前からずっと保管していて5年前にここに越してきたときから ずーーーと台所の棚の上にあげっぱなしだったフィルム現像タンクやら現像液やら定着液やら印画紙やらまぁそういったものを詰め込んだ段ボール箱を引っ張り 出したんです。
そしたらね
その中がね
ゴキブリの巣になっておりました。
まぁ 実際ヤツラにそういう概念があるのかどうかわからないけどまぁ小さいのからデッ カイのまで考えられないくらいとんでもなくワラワラしてたんです。
エイリアン4でリプリーが連れ込まれたエイリアンの巣みたいです。
それが盖を開けた瞬間ワラワラと脱走しようとしたので反射的にソバにあったゴキジェッ トを噴霧してそのまま盖閉めちまいました。
アトからそーーーと開けてみたらもうゴキブリの死骸だらけで中に入っていたものもみな ゴキブリのウンチまみれで御座いましたね。
もうそれをひぃひぃ言いながら洗いつつ箱の中の暗室用品を出してみたら中はゴキブリの 死骸がヤマになってましたよ。
なんだかここ最近ーこの家ってゴキブリがワガモノガオに闊歩してるよなぁと思ってあち こちに駆除剤仕掛けたり
(別にそんなもの食わなくてもこのオウチにはイタルトコロに食い残しの弁当だとか 食 い散らかした食べ物のカスとかがヤマモリなのできっとそんなもの見向きもしないと思います)
ゴキブリが通りそうなところにゴキジェットしていたりしていたんですがあまり効果もな くゴキブリは走り回っておりました。
それがね
巣を殲滅してからはさっぱり見かけなくなりましたね。
やっぱり巣だったんだね。
それとも まだ 他にもあるのかしら?
画像載せようかと思いましたがあまりにあまりな画面だったのでそのまま処分致しまし た。
見たかった?
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まぁ 実家に帰っていたときの母親との会話なんですけどね。
今でこそ実家は道頓堀なんてグリコから歩いて15分の大阪のど真ん中なんですが生まれ 育ったのは淡路って(淡路島ではないからね)今だと新大阪駅なんかがあるソバだったんですよ。
もちろんですが私が小学生低学年の頃は新大阪駅なんてカゲモカタチもなくてアの近辺て デッカイ養豚場だったんです。
あたりにはまだ爆弾池なんてものがあって戦後がそこかしこになまなましく残っておりま した。
タマに工事中に不発弾なんぞが発見されると学校から出られなくなったり批難したりとか してましてっけ・・。
で その爆弾池に夏になるとザリガニがワンサカとわいて(?)それを捕りに行って毎日 泥まみれになってたもんです。
と そんなハナシをしていたら
あぁ あのザリガニ ようけ 捕ってきたもんなぁ あれは助かったで〜〜
は? 助かった? ザリガニ捕ってきたコトでナニが助かったんでしょうか? お母 さん?
あのころは貧乏でなぁ〜えらい御馳走やってんで!
いや・・(あまり聞きたくないけど) 御馳走て ナニが?
ザリガニやがな ザリガニ アンタも喜んで食べてたヤンか!
え? ザリガニ? オレがドブみたいな池で捕ってた アレ 食ってたの?
そうや〜美味しかったやろ〜?
おかしいなーとは思っていたんです。
なんでかザリガニを捕りまくってた記憶はあるのにそれを飼っていた記憶がナイのだろう かと・・・。
確かウチの手狭な庭に親父が作ってくれた小さな池があったんですがイツモそこに放すま での記憶はあるのにそのアトがなかった・・・。
大体毎日毎日バケツにイッパイ捕って来るのになんでか池はいつも空っぽでした。
母親にみんな逃げちゃうんだよと言われて(当時)
すっかり信じ込んでいましたが 晩ご飯だったんですね
ザリガニ。
あのエビフライとか野菜炒めとかに入っていたエビって ホントはザリガニだったんです ね 。。
そういえば淀川で親父と吊ってきた鮒なんて普通に食べてましたモンね。
タニシも食ったしね
きっと母親もその頃は秘密だったんだろうけどもうそういうこともすっかり忘れてしまっ たんですね。
もうろくしたというよりメンドくさくてどうでもよくなって。。
スデに母親のなかでは私の了承を得て食ってたコトになってるんでしょう。
まぁ もう 別に いいんですけどね。
熱さえ通しておけば肝臓ジストマだって恐くないし・・
ただね すぐソバに養豚場があってそこのブタのうんち垂れ流しの子供心にもとっても クッサイドブみたいな池の住人だったてのが ちょっと・・。
それが すこ〜〜し ひっかかるかな・・・。
今回の帰省の目的はここ何年もほったらかしだった本家と本家のお寺へ顔をだすのとお墓 参りと もう一つは母親に迷子携帯を持たせるだったんですよ。
なにしろ老人の一人暮らしの上にウチの母親は基本的にとっても考えナシです。
もう足もコシも悪くて階段とかも満足に登れないっていうのにデパートが大好きでコマメ に余計なモのを買いこんでいたりします。
なにかと心配なんですけどなにしろ遠く離れておりますからどうになりません。
まぁ 一応妹が駅3ツ向こうくらいに住んではいるんですが彼女だって仕事も家庭もある ことだしそうアテにするわけにも行きません。
それでいろいろ考えて迷子携帯を持たせることにしたんだけど基本的に自分が理解できな いものはとっても嫌がるので 私の携帯で地図をだしてみたり 天気をみせたり ゲームをしたり ネットにつないだりといろいろやってみせたらまんまと欲し がりはじめてくれたのですぐに新しい携帯を買ったんです。
で、昨日一昨日とひたすら教えたのがアダになったらしく今日は朝からガンガン電話がか かって来ます。
確かに母親の安否確認のために持たせたんですがほぼなんの考えもなしにたいした用事も なくへたすりゃ5分おきにかけてくるのでどちらかといえば相当迷惑です。
あぁ きっとイノシシに携帯持たせたらこういう風にかけまくってくれるんでしょう ね・・・。
いくらファミリー割引だってひどすぎますて。
とりあえず着信拒否とかにしておいてもいいんでしょうか?
まぁ でもそういうわけにもいかないので
電話だと車運転してるときは出られないからメールにしてね?
て言ってみたら
でも車運転してないときはいいんだろ?
とか言うから
朝からずーーと一日中運転してる時もあるんだって!
でも タクシーの運転手は普通に喋ってるよ?
て言い返してきます
あれは無線なんだよ
これだって無線じゃないか?どこが違うのよ?
とマッタクラチがあかないのでとりあえず親戚で唯一携帯もっている彼女の義理のお姉さ んに電話してみればと薦めておきました。
おかげでウチにはかかってこなくなったけど大丈夫なんでしょうか?
さーー電話がかかってこないウチに たまった買いだしやら用事やら片付けないと・・・
これがオニのこぬまに洗濯をなんですね
まぁどっちかというとウチの母親はオニというより野蛮人なんだけど・・。
無事に帰って参りました。
どうも去勢というのが同じオトコとしてひっかかってしまうものなのか なかなか踏み切 れずずるずるとついここまで引っ張ってしまいました。
スデに家中いたるところがマーキングの餌食になっていて お客様の鞄にまで粗相をする という不始末具合だったんですが。
まぁ それでも なんだかなぁ な日々を送っていたんですがこのまま放置しておくと遠 からぬ明日にルりさんは2階から飛び降りてしまうかもしれません。
かつてウチにいたクロがやはり優柔不断な間に2階から飛び降りてそのまま行方不明に なってしまったコトがあったし それはやはりちと辛いなぁと。
所詮は動物をペットとして飼うこと自体が人間のエゴでしかないのだからとそれでも逡巡 していましたが昨日ヨウヤク病院に連れていって今日朝迎えに行って参りました。
受付で15分程度待たされて手術を担当した医者に連れられて奥のケージに行くとその1 番端っこのケージの奥でなんとも心細そうなルリさんが固まっておりました。
声をかけて引っ張り出すとそのまま私の頭にしがみついてもう絶対にはなれませんぜオレ 状態になり結局そのままの格好で支払いを済ませましたがアトでみたらオデコに穴があいとりましたね。
おかげで受付で待たされている人達の失笑をかいましたがルリさんはお構いなしで駐車場 についてバイクのとこまできてようやく頭から降りてくれました。
で、ケージに入れてバイクに載せて帰ってきたんですがだしてみたらお漏らししてました よ。
きっと病院なんて大嫌いになったんだろうがまた2週間ほどしたら今度はワクチンを打ち にこなくてはなりません。
でも注射は平気みたいですね。
ニャンとも鳴きませんでしたよ。
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とりあえず前々から気になっていた1番ウチから近い病院に去勢手術を頼みにいったんで すが、なんだかイマヒトツこの病院の対応が理解不能でした。
そりゃワクチンすらしていないんだからモチロンそれしてからでいいしそのブン多少なり とも時間もお金もかかるのもわかっているからそれはそれでテキパキと進めてくれればこちらとしてはそれでいいんです。
でもね 麻酔はウチは吸入でヨソは注射で それだから余計にお金と時間がかかりますよ とか ヨソは安くて早いから でも 危険性が・・・ あ〜〜どっちなんだよ!!
ウチは絶対の自信があるからヨソより圧倒的に高いけどそのブン安全なんです。だからウ チでやってくださいと何故言えない?
なんだかネチネチと意味不明な業界の内情なんざ説明されても嬉しくもなんともありませ んて。
で さっさと止めにして ちょっと遠いけど大和にいたコロにサンザンお世話になってい た大手動物病院へ。
ざっと状況を説明して健康診断と問診を受けて医者の判断でそのまま手術することになり ました。
明日朝引き取りに行くことになってお値段8000円です。
ちなみに前出の良くワカラン病院では(ワクチンとかもあるからだけど)50000円く らいと言われましたね。
ルリさんは初病院にびびりまくりでとっても大人しい良いコ状態でした。
注射されても気がつかないくらい緊張していて洗濯網にもなんの抵抗もなくすすんで入る しややドナドナ気分でしたね。
後ろ髪引かれまくっている私に
「あ もう帰っていいですよ!明日の朝引き取りにきてくださいねーー」
と医者に引導渡されてしぶしぶ帰ってまいりました。
ルリ〜〜〜!! 明日 朝1番で迎えにいくからね〜〜!!
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外は昨日の夜からモノスゴイ暴風雨が続いております。
今が上野の会期中でなくて本当にヨカッタ。
こんなのが上野骨董市開催中に吹いていたらハカセ(当会でゾンビに激似の60才)のお 店なんざ今ごろ木っ端微塵で池に浮かび ハカセもきっとオズの国とかに飛ばされていて向こうの魔女たちにさぞや迷惑をかける結果になっていたコトでしょ う。
ハカセが飛んで来なかったオズの魔法使い達は今ごろムネを撫下ろしているに違いありま せん。
まぁ とにかく ハカセって本質的にとっても考えナシなゾンビ君なんですよ。
きっと大脳皮質の殆どが硬化して黒カビとかはえまくりでそれで想像力とか同情心とかが 極端に欠如しているんでしょうね。
雨がふってる〜〜とか 風がふいてる〜〜とか 鳥がウンコしてる〜とかそういう現象面 は捉えられてもなにがどう起因して結果につながるんだとか そういうことが理解不能なんだと思います。
普通なら一度テントを飛ばされて商品がぶっこわれたりすれば どうすればテントがとば されないか工夫するもんです。
実際他の業者さんはみんな飛ばされる前にテントに補強を入れたり重しになる水タンクを 吊るしたりしてそういう被害に合わないようにしているというのに 当会の古参でしかも元役員でありながら ナンの工夫も対処もしてないんですね。
そりゃ毎回毎回ハカセのテントだけが面白いように吹っ飛ばされるのもあたりまえってモ ンです。
これをまーー被害にあったとしても自己責任だからオイラ別にいいんだよーーなんて思っ ているのならこれはとんでもない了見違いなんですよ。
そのロクに対策もたてていないから吹っ飛んでいったテントがヨソ様のテントや荷物を壊 してしまっただとか 公園の設備を破壊しただとか 最悪な事態はそれで通行人を怪我させてしまったなんて そういう事態に陥る危険性のほうが圧倒的に重要 なんですね。
幸い今までは飛ばされるのは大体深夜だったのでヨソ様への被害も事故もあったとしても 台風なんだし仕方がないよ 程度のフォローで言い含めることができる範囲のものだったし ハカセがオズの国に飛んでいくなんてコトもなかったけど(できれ ば飛んで行って欲しいけど・・) その暴風雨の深夜に泊まり込んでスコシでも被害を少なくするためにハカセのテントのマワリを分厚いベニヤ板で囲ってあげ たり スデに崩壊して飛び散ってしまったお店のガラクタを拾い集めたりしているのはこの私なんですよ。
でも 自分の本質的にはただのずぼらでヒトリヨガリな性格が関係者にどれだけの努力と 忍耐を払わせているのかということがやはりアタマが悪すぎて想像できないものなのか状況はこの15年間でどれだけ口をすっぱくして言ってみてもなんの改善 もなされておりません。
彼が他の骨董市の全てに入れない状況にあり 交換市場にも行けないのは彼自身に問題が あるからなんですが それを1番理解していないのはやはり当の本人なんでしょうね。
今年も夏が来てまた大雨も降れば台風だってくるかもしれません。
それでもきっとまたなんの対策もしないんでしょうね。
それで雨でなにもかもが水浸しになると会場の状態が良くないからだと文句をつけるんで す。
はじめからそこでやることはわかっているし 15年も同じことを繰り返していて たか が厚めのベニヤ板を何枚かと18リットルの水タンクを4コ用意するだけで解決する程度の問題なのに。
で なんで用意しないかというとそういう余分なところにお金を使うのは勿体ないからで うまくすれば私がシンパイして必要な装備を出してくれるかもしれないからナンですね。
だからいつもヤツは私の前では弱ったフリをしてくれます。
まぁ 死にかけのドブネズミくらいにしかみえないので普通はあまり同情心はわかないん ですが。
それでも 最初のころは見捨てるワケにもいかないしと多少の手はかしたけど最近は擬態 なのがわかったので敢えて無視することにしております。
まぁ ハカセに限らずこの業界にはそういう手合が多くて本当にウンザリさせられますが ハカセはそのなかでも特筆すべき存在です。
ジツは今回もプチ問題を発生させ後始末に警察に行ってもらいましたがこんなのはまだカ ワイイほうです。
まぁ それでも長年の付き合いではあるし 一緒に役員していたコトもありますからなん とか我慢に我慢を重ねてはいますがこういうときにイロイロ思いだすとなんだかとってもムカツクことばかりでハラが立つことこのうえありません。
夏のハカセの出店場所にはウチのネコのウンコとかをそっと埋めておいてあげようかし ら・・。
いや 本当にそうしよう・・と 。
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風邪で寝込んでるっていうのに 朝っぱらから電話で叩き起こされてしまいました。
なんだよーーこの 朝っぱらからーーと思いつつ番号表示をみてもどこのどなただかさっ ぱりわかりません。
それでも 買いだしだとかお客様からの問い合わせかもしれないので でてみたら アキ ラカにそのスジっぽいガラの悪いオトコが電話の向こうで
「おぉ!!マンタムさんかい?オレだよ!オレ!!ひさしぶりーー!!なんだよ!!電話 でるの遅いなーー?もう年でベルの音が聞えないってかーー??」
電話してきたのは オオキさんといってムカーーシまだフリマなんかに出店していたころ 知りあったボクサー崩れのオッサンでグループサウンズの頃に当時でさえどうみてもそのスジのヒトとしか思えない歌手のボーヤやってたドラマーでした。
ちなみに今は墓場の管理人やってますけど タマにライブなんかもでるそうです。
そういえば一時期彼からドラムを習っていたコトもありましたっけ・・見てくれや普段の ガラのワルサからは考えられないくらい丁寧で根気よく親切に教えてもらってましたけど結局忙しくなってそのままになってましたね。
あぁ、もっと思いだしたくないのはかつて彼が5年間ほど連れ添った10も年下の奥さん が地元のヤクザの組長のところに騙されて連れていかれたから取り戻すのに手を貸してくれといわれて 当時お互いもう40代も後半にもなろうかというのに木 刀なんぞを手渡され さーー殴り込みだとか 言い出したのでなんとかお願いして踏みとどまってもらったコトもありましたっけか・・。
人生いったいどこでどんな不幸が待っているのかわからないというおっかない教訓です ね。
実際は奥さんは騙されたんではなくて彼に愛想がつきただけのことでソノアト一人で話し あいに行ってそれで直接ミクダリハンを突きつけられてヨウヤク納得して帰ってきたようです。
まぁ それからしばらくして地方の良くワカラナイパブみたいなところで徹夜で彼女との なれ初めやらなんやらを聞かされましたが・・・。
で ときどき 思いだしたようにイキナリ連絡が来ます。
この前に電話が来たときは4年程前で仕事もとうとうなくなって困った彼がかつてボーヤ やっていた歌手の紹介でなんとかテレビ時代劇の端役をもらったんですがその直後に急病で倒れて行き詰り当座の借金を返すのに大切にしていたギターやらなん やらを買い取りに行ったんですよ。
それでいろいろ話したけどなにもできることがなくて
道具屋になれよ。
もともと近いところにいたんだからさ。
オレが手を貸してやれるのはそのくらいのことしかないよ。
て 言ってみたんですが本人は
もう1回よく考えてみるよ 今日は来てくれて買ってくれてありがとな!
で それから4年たってイキナリ早朝電話で叩き起こして
シンパイかけて悪かったな!
今度はオレも道具屋になるとか考えてみようと思うからまた相談のってくれよ!
で これが新しい電話番号でさ 前の無くしてしまってなかなか買えなかったんだけど新 しい女ができて それが同い年でビートルズが好きでさ。
気が合うんだよ!
それで オレと連絡取れないと困るからって携帯を借りてるんだ。
だから 今度からはここへ電話してくれよ・・
なんだよ ノロケじゃんか・・
まぁ元気そうでよかったけど。
五月の上野に来るんだそうです。
今日も朝早く電話してきたのは土曜日だからどこかの骨董市にでているかと思って遊びに くるつもりだったらしい。
見た目はマッタクのチンピラ(それも60年代の)でしかも相当に困ったオトコでですが まぁ きっとオトモダチなんでしょう。
なんだかんだ言っても久々に顔が見れるのは楽しみです。
さーーもう1回寝るぞーー!
トキドキいます。
もう来ないでね と心の奥でお願いしたのに何度でも来てしまうコマッタお客様が。
まー商売人たるものがそういうことをイチイチ書いちゃいかんだろーとは思いますが と りあえず あぁ こういうことするとお店側に嫌がられるンだなーて いう指針位で読んでやってください。
基本的にはタダの愚痴なんですから。
* 開店前にそういうことはやらないで欲しいなぁと思います。
基本的に余程(業者さんにね)人気のない骨董市でなければ朝めちゃくちゃ早いモンで す。
午前2時だの3時だのはあたりまえで しかも荷物を降ろした時点から商売が始まってい たりするんです。
これってモトモトイタチごっこの為せるワザだったんですよ。
モチロン最初の頃はやっぱり明るくなってからでした。
それに その頃は神社仏閣など狭くて入組んだ構造の会場の骨董市が多かったんです。
それが 骨董ブームの到来で人気がでてある一時期から業者さんがドンドン増えていった んですよ。
で 狭い会場にムリヤリですからスシヅメ状態になり奥の業者さんほど早めに来なくちゃ いけなくなったんです。
そうすると彼らの荷物を最初に見て買いたいお客さんもそれに合わせてハヤク来るように なってしまいました。
業者さんとしては他の業者さんより先にお客様に見てもらってスコシでも多く売りたいか らまたハヤク来るようになる そしたらお客様はもっとハヤク来て待ってるんですね。
それで 人気のある会場はもう午前2時だの3時だのには(あくまでも局部的だけど)お 店が開いていてお客さん達が懐中電灯片手に必死になって荷物を漁っているような状態になってしまったんですよ。
こういう早い時間帯に来る業者さんは古参でもともと奥にいたからなのか 新人で不利な 場所に入れられているのか のどちからである場合が多いンだけど同時にワリと初だし
(市場とかで仕入れたものではなくて直接自分が個人宅だとか解体屋なんかから仕入れて きたものでまだほかの業者さんやお客さんに見せていない買いだしてきたばかりの荷物のこと)
をあつかう業者さんが多かったりします。
そのなかにはまだ買った本人でさえちゃんとみていないようなモノが多く掘り出し物があ る可能性が高いのでお客さんもそりゃー必死になるわけです。
ですから(モチロン本人がイル前で本人の許可をとってからだけど)まだ開けていない段 ボール箱を開けてナカのモノを物色するのも彼らの営業スタイルですし それ自体はいんですよ。
でもね、私が荷物を降ろして車をほかの業者の迷惑にならないように駐車場に入れに行っ ている間に勝手に箱を開けてナカのものを引っ張り出しているオジサンがいて(しかも何人も) 流石にこれにはハラがたちました。
例えばその状況で私が本当はとても高価なモノが入っていたのに今確認したらないんだけ どなんて言い出したらオジサン達はどうするんでしょ?
幸いウチでは今のところそういったコトはなかったけどトキドキそういうトラブルも耳に します。
イイトシした集団なんだからそのアタリのことをもうスコシ気遣えよとおもうんですが実 は結構良くあることなんです。
あれって一人がはじめると他の人達も一斉にはじめてしまうもんなんですね。
*値切ればいいってモンじゃありませんて。
これはオバサン達に多いんですが 兎に角値切ります。
値切って値切って値切り倒してくれます。
ヒドイヒトになると例えば2500円くらいのものを親の敵のように値切りまくってなん とか1500円にさせておいて それじゃー今回は特別だからねーなんて包んで渡したらあと300円安くしてよ とおっしゃる・・
でもこんなのはまだカワイイほうで3000円つけてあるものを500円にしなさいとか いつも来ているんだからそのくらいはあたりまえでしょ?なんて言われても 「できるだけウチには来てくれないほうが嬉しいんですけど」とはどうしても言 えず 延々と居座られたりすることもママあるコトです。
確かにそういう駆け引きもコの仕事をやるうえではあってしかるべきだとは思いますが程 度ってモンがあるでしょうよと思います。
他のお店が半値はアタリマエダからと言ってるからって何故ウチが半値にしなければいけ ないんでしょうか?
大体半額も値引き出来ること自体がオカシイとは何故思わないんでしょう?
そういう根切りにすぐ応じれる業者さんてもともとの値段がはじめから倍につけているん じゃないかしら?とはどうして考えないんでしょう?
そりゃね あくまでも洒落の世界だからそれに準じた口上で来てくれればこちらも考えな いでもないんですよ。
そう やたらと 儲けたいと思っているワケでも儲かるような仕事でもありませんか ら・・。
やっぱり 自分が苦労して捜しだして選別したものを気に入って頂いて長く使ってもらえ ればそれが1番うれしいんですよ。
ただただ 頭ごなしに安くしてよ と言われてもウチは八百屋でも魚屋でもないんだから とつい すねてしまうんです。
まーそういうわけで今から4軒目の買いだしに行って参ります。
なにか素敵なものが買えるよう頑張って来ますね!
まぁ イツモのようにお店にやっとBBさんが遊びに来ていて そしたら足下に転がって いたバッジのヤマを見つけて コレハナニカネ?と尋ねるんです。
そうそうこれはねーもう10年も前のことになるけどその頃上野骨董市に在籍していた 山田さんて業者さんの荷物だったものなんですよ。
私なんかとはこの上野骨董市に参加されるまえに知りあっていて横浜のコンコースのフリ マや当時所沢にあった三八会っていう交換市場なんかでよく顔を合わせてました。
太っちょで頭の回転がはやく基本的には誠実で真面目な人柄でしたから買いだしも結構こ なしていてそう高価なものはあまりありませんでしたがそこそこに面白いものは多くて私もよく買わせてもらっておりました。
このバッジの山は確か谷中辺りのバッジ屋さんがお店をたたむとかでまとめて買いだした ものだったそうですが結構な金額を払ったワリには不良品や同じものが多くて商売としては難しく値段が折りあわず結局山田さんが自分で売ることにして雨が しょぼふる上野のテントのなかで一人でコツコツ選別して台紙に貼り付けていましたね。
その 10年前に深夜奥様から突然電話をもらい山田さんのあまりにも突然の死を伝えら れたんです。
死因は動脈瘤の破裂によるものでした。
思えばその2年ほどまえから結石の痛みに苦しんでいて本来なら手術しなければいけない ものをその入院する時間と費用が作れないからと血管を太くするとかいう薬で誤魔化していましたっけ。
病院行ってスパって斬れば済むんじゃないの?
子供だっているんだからちゃんと治そうよ
というと じゃー今度上野が終わったら行ってくるよ と答えてはくれていたんですが
結局 そのままになっていたんですね。
式は今回の件ではじめて顔を合わせたという山田さんのお兄さんと奥さんだけの密葬で済 ませたんだそうです。
連絡をもらったのは式の直後で家族付き合いをしていた業者仲間はいたのですが生前よく 名前が出ていて本人が一番信頼していたと思うからということで私に連絡があったようです。
その奥様の依頼で死後の整理をさせて頂きました。
どこかの遊園地の裏に小さな一コ建てを作業場として借りていたんですがそれをカラにし て大家さんに帰さなければなりません。
それ以外にも借金とかがあるのかもしれないし なにしろ奥様は山田さんの仕事には手伝 いには来るけれど経済的にも自立されていたのでほぼノータッチだったんですね。
それで とりあえず 郵便物や書類やらを調べて市場関係者なんかと連絡を取りつつ事務 的なことを処理して 部屋の中にこれでもかと詰め込まれた荷物を整理致しました。
幸い借金と呼べるほどのものはなく滞納しているような公共料金もありませんでした。
残された荷物の大半は部品取りにとっておいた時計やら照明器具の金具のようなものばか りで殆どのモノは廃棄処分にするしかなく 山田さんが体調を崩されてからは結構ギリギリで商売していた様子が伺えるちょっと寂しい状態でしたね。
結局一週間ほどかけてなんとか家やら書類やらを片づけて引き取れるものは引き取ってよ うやく依頼を果せたんですがその後のコトに関してはあまり出来ることはなくて今でもトキドキ思いだしては気にしております。
で 片づけていたらその荷物の奥の方から この見覚えのあるバッジがでてきたんです よ。
まぁ そんな事情だから このバッジは結構高く買ってあげたんだよねー
とか 言ってたら 風もなければ 地震でもなかったというのに そのバッジの真上に吊 るしてあった ロシア正教の神父が首にかけるタスキみてーなのが そのバッジの上にバサリと降ってきて
ご免なさい! ウソついてました! 本当は1円も払ってません!
て 謝ってましたね。
そういうわけで 倉庫のなかから実に久しぶりに発掘された山田さん労作の赤い台紙にぐ ちゃぐちゃのガビガビになってたヤツはコウソクになおしてもらいました。
以後もこのバッジの話題になると いきなり突風が吹いてギターが落下したり 花瓶が 降ってきたりしてましたから 山田さんが来ていたのかもしれないですね。
まぁ 基本的にそういうものはあまり信じていないんですが そういうことは良くあるん ですよ。
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いろいろあって結局家に帰り着けたのが午前4時30分でしたね。
エ○チのアホタレにあれだけ口をすっぱくして 荷物を早めに持って帰らないととっても 大変なコトになるからね!
とサンザンパラ警告しておいたのにも関わらずやはり一度では積みきれず2回往復になり それに付き合わされるような格好で午前3時すぎまで会場を出られませんでした。
ウチは 無理を言って来てもらったマイミクさんたちのフォローで12時ちょっと過ぎに は片づいていたんですがスコシも帰れなくてMA君とぼーーーーとしてましたよ。
いつも思うことなんですが 毎回毎回こんなにボロボロになって大丈夫
なんでしょうか?
なにかもう少し工夫とかしてスマートにできないものなんですかね?
で 当然この過酷極まりない環境をすごしたんですから激痩せ間違いなしだぜ!と体重計 のってみたら 逆に増えとりました。
ありえないだろうっていう 数字をみて こりゃー体重計が壊れてんだぜ!と考え他のに のってみても数値は変わらず あぁ マッタクなんてコトだと 絶句してしまいましたよ。
やはり差し入れのまんじゅうやらチョコレートやら弁当やらをホイホイと食べてバッテラ をおかずに太巻きとかを食べるのがまずいンでしょうか?
道理で服がキツクなったと感じるワケです。
あれは 冬で寒かったから布地が縮んでいたワケでも洗剤を変えたから生地がそれに合わ なくて縮んでいたワケでもなかったんですね。
・・・・痩せなきゃ・・・・
明日は川越のレンケイ寺に行く気マンマンでしたが雨でほぼ中止でしょ とウメちゃん (レンケイ寺フリマの責任者)が言っていたのでお休みになりました。
おかげで今日明日はゆっくり休めそうです。
明後日は市場で それからしばらく買いだしが続くようかな?
それが終わったら倉庫片づけないと・・・。
最終日忙しいナカを加勢に来てくれた 月兎耳さん あやさ金魚さん コウソクさん ま どかまだかさん MAさん やっとBBさん イワブチさんに感謝です。
おかげさまでなんとか無事帰り着きました。
さーーて とりあえず もう1回寝よ・・・
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何故かというと春の上野は兎に角営業時間が長すぎるからなんですね。
大体朝9時から夜8時までの11時間営業が既に尋常ではないというのに役員という立場上少なくとも7時30分までには現場入りして ゲートなんぞを開けなければならず実質12時間30分は実働しているコトになるわけです。
で それに加えて 桜が咲いてしまったらもう1時間や2時間の営業時間の延長はアタリ前田のクラッカー(昭和30年代以前産まれにし かわかりませんて)になってしまいます。
そんな状態で家に帰ったとしても往復の通勤時間4時間をさっ引けば 睡眠時間は5時間程度も確保できれば上等なほうで 当然ですが風 呂にはいろうなんて余裕はマッタクもってありません。
以前はもう一人役員がいたし 営業時間だって朝10時からだった(会長が現場に対してなんの考慮もなく勝手に朝9時にしてしまった) のでなんとか私用もこなせたし家に帰ることもできたんですが 今やそれさえもがすっかり無理難題になってしまったんですよ。
ということでココシバラク泊まり込んでおりましたが 今日は雨で早仕舞できたのでなんとかむりやり(後始末をウッチーに押しつけて) 帰ってまいりました。
したら玄関を開ける前からルリさんが鳴いていて部屋に入るやいなやルリさんもチョビさんもとびついてきました。
部屋の奥に見える水槽では肺魚が8の字ダンス(餌の要求行動らしい)を踊っております。
で ネコ達はまだ 頭にかじりついています。
余程寂しかったのでしょうが相当不便です。
肺魚や電気ナマズが水槽から出ることができない存在で本当にヨカッタ。
ヤツラにまでこのイキオイでなつかれてたら窒息とか感電とかして死んでしまったかもしれませんて。
さーーー鋭気を養って明日からまた泊まり込みです。
明日は土曜日だから店閉められるのはきっと10時頃になるんでしょうか・・。
だれかーー手伝いに来てーーー晩飯は食い放題だよーーー
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で そのハゲに今日会って来ました。
名前はドドンパ禿げ モチロン本名ではありません。
でもね 本名よりも説得力があると関係者の間では評判なんです。
今から30年ほどもムカシ その頃はまだ映画やら演劇やら舞踏やらが生活の中心にあっ て それは それは 無茶な生活をしておりました。
仕事はダンサー(???)だったり ライターだったり デザイナーだったり で 当時 の相方達と共同で小さな一戸建てを3軒借りてみんなで共同生活みたいなことをしていたんですよ。
それが母子家庭だの父子家庭だのの集合体でもあったので子供たちを兄弟のように一緒に 育てて保育園の送り迎えもミンナで交代でやってメシの支度も分担でやるようにしてましたね。
で その集落(?)になんの関係もなく たまたま越してきたのが まだ当時はそう禿げ ていなかったドドンパ君だったんです。
見た目はシーナ&ロケッツの鮎川マコト(ダと思う 名前が自信がない)に似ていて性格 も多少ひん曲がってはいたものの素直ではあったのでなんとなく一緒に育児にも参加するようになり(独身なのに)イツノマニかミナでキャンプとかも行くよう にもなり 子供たちも 大きくて若いのに禿げ気味のオニィチャンと言うカンジで一年も経たないうちにすっかりナカマ化しておりました。
そういう生活が5〜6年は続きましたっけか・・。
けど時間が経つにつれ澱が溜まるように無理がではじめて その一戸建ても取り壊しとい うことになりました。
それで それぞれが新しい環境で暮らすようになったんですが そのうち だんだん会わ なくなったり 会えなくなったりして それでも そのまま まだ友達づきあいが続いているのはとうとうこのドドンパ君だけになってしまいましたね。
その集落の裏に近隣では最大の車検屋さんがあって はじめての車をそこで購入したのも あり 今はやたらと遠くて現実問題としてはモノスゴク不便なんですが 私は 未だにそこの車検屋さんに車を出し続けております。
放火されて店を全焼し唯一燃え残った車を置くところさえ途方にくれていたら自分トコに 止めてもいいよ と声をかけてくれて 車を盗まれて困ったときも二つ返事でタダで1月近くも代車を出してくれたり・・ 車検代だって払うのはイツモ1年先 の次の車検開始時まで待ってもらえます(本当はダメだと思う)。
車検出すときだって荷物なんて車に詰めっぱなしだけど文句一つ言わずに車のお掃除まで してくれるんです(あくまでも出来るトコまでだけど)。
ナルほどこれなら家がどんなに遠くなっても通う価値があるってモンです。
20年を越えるつきあいが為せるお得意様なんですね きっと(本当は相当迷惑してると 思います)
で かのドドンパ禿げ君 他のメンバーはミナもう遠くに引っ越してしまったけど彼はま だこの近辺で暮らしているんですよ。
それで 車検でそばに来るときは できるかぎりお互いに時間を調整して顔を合わせるよ うにしているんです。
もう 今はすっかり禿げて頭部はオバケのQ太郎になってしまいましたが 相変わらずな ファッションでスコシも売れないけどノイズ系のミュージシャンを続けているようです。
過去何度か彼に映画の音をつけてもらったけど なんだか イメージと違っていて そこ から 勝手にまた手を加えたら 黙って手直ししてくれていたのを覚えてます。
禿げをとっても気にしていて台所の棚の奥に毛生え薬とかを隠していたので同情して 彼 にナイショで当時まだスタートしたばかりのア○ランスのアンケートに答えてあげてたら その質問のなかに
今 薄くなってきた髪の毛にたいしてなにか対処をされていますか?
てのがあって
毎日神に祈ってます。
て 書いてみたら 暫くして返事がきて
お客様の対処方法では効果は期待できません。
なんて返事が来たことがありましたね。
まぁ それで1年ぶりにあって一緒に焼き肉屋に行ってなんだかんだとそんな話しをして いたらすっかり遅くなってしまいました。
このまま寝てもきっと起きられないので 今日はこのままタカハタ行くしかありません ね。
あぁ でも 楽しかった・・。
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ここのところなんだか調子がわるかったのですが今日なんとか時間がつくれたので朝一番で病院に行って参りました。
なにしろ陸の孤島に住んでいるようなものなのでたかが病院に行くのだって大騒ぎです。
で、しかも大病院なので兎に角待たされてしまいます。
ウカツに10時頃になんて行こうものなら帰りは午後2時を回ってしまうことさえざらなんですから。
で、開院30分前に行って受付済ませて待っていたんですがトナリに座ったオバァチャンがなんだかいろいろ話しかけてきます。
どうせやることもないからとハナシ相手になっていたら昨日病院でキツネを見たんだと 言い出しました。
いや、いくら田舎でもそれはないでしょ?
ていったんですが どうしても出るらしくてそこは引き下がってくれません。
それで他の看護士のヒトに同意をもとめたんですがすると
なんだ
ここにいたのー?
なんてカンジでそのままどこかへ連れて行かれてしまいました。
どうも内科とかマッタク関係がなかったのか 他の患者だったのか だけど入院しているようなカンジではなかったし・・。
それから2時間ほどかかってようやく診察が終わり階下にある受付ロビーで会計を待っていたら今度は70位のオジサンが薬局にながす FAXサービスのところにいる看護士さんになんだかからんでます。
まぁ たまたまソバに座っていたのでなんとなく会話が耳に入ってきたんですが
「だから医療ミスだろ?オレはそれを抗議にきてるんだよ。責任者はどこにいるんだ?」
とかおっしゃってます。
でも向こうから警備のヒトが来るとすっと居なくなって今度は雛人形の前を掃除していた女性に話しかけていて 多分きっとまたオナジコ トを言ったらしく警備のヒトが行くとまた移動して みたいな なんだか悠長な鬼ごっこみたいなことをよく見りゃ延々とやっているんですよ。
流石は大病院だなー色々な人がくるんだなー
と思いつつ帰りに猫のエサでも買っていくかとドイト(大工やら職人やらガーデニングやらのデッカイ材料屋さんみたいなチェーン店で す)に寄ろうとしたらなんだかとてつもない人出です。
なんだろうと思ったらいきなり閉店セールやってました、厚木のドイトが。
なんであろーが店にならんでるものならすべからく3割引でものによっては5割引 更に10円なんて値札がついているものさえありま す。
そういやね ここのところ なんだか変でした。
厚木店だけがポイントつかなくなります。なんてコトワリガキがあったり棚の商品が無くなっているのに補充されていなのがちょこちょこ とあったり。
で、いきなり今日の朝10時から閉店セールが始まっていたんだそうです。
店についたのが10時30分ころでしたからまだまだ商品は並んでいてこの前来たときに余程買おうかと思ったんですが体調不良なので止 めといた電動工具やら付属品消耗品なんぞをしこまた買いこんでしまいましたよ。
おかげで帰りが大変でしたが。
そのまま帰ってきてとてもじゃないが一度で運び込めない荷物を小分けにして家に運び込んでいたら近所のおばぁちゃんらしいヒトに声を かけられて突然見たこともないお爺さんの写真を見せられました。
あれ?人捜しかい?と思ってどうしたの?
って聞いてみたら
アンタどう思う?
て聞かれて良くワカラナイから事情を聞いてみたら なんだか交際を申し込まれたんだがどうしていいかわからず家族に聞いても相手にさ れないので アンタに相談してみようと。
まぁ どうしてワザワザ私なのかはこの時点ではさっぱりわからなかったんですがどうもそのためにバスにまで乗って会いに来たものらし い。
しばらくハナシを聞いていてようやく理解できたんですが一年位前にウチの前をタマタマ通ったこのおばぁちゃんに私がいつもの調子で花 瓶だか花器だかをあげてしまっていたらしいんですね。
それで彼女のなかではとってもいい人になっていたものらしい。
で、相談するならあのジョニーデップだと。
それで今日も来てみたらまんまと家の前で荷物と格闘していたんですね。
この偶然具合がスゴイなぁと思いますが。
それでコ1時間ほどおばぁちゃんとハナシをして途中お茶など御馳走になり(といっても私がコンビ二に買いに行ったんですが)なかなか 面白かったです。
このアタリがまだなんにもないころからずっといて そりゃーひらけたわヨー神社位しかないなにもないとこだったんだよー
神社だってこんなに立派なもんじゃないよ
本当になんにもなかったんだからねー
最近はあんたみたいなヒトも来てホントに賑やかになって良かったよ。
でもお祭りのときだけは賑やかでさ 一年でそれが一番の楽しみだったんだよー
で、結局写真のお爺さんのハナシはまた今度なんてコトになってしまいましたが。
とりあえずバスに乗せて帰しましたが風邪などうつしてなければいいんですけどね。
まぁ でも奇妙な日でしたね。
いえね これも少し前のハナシになるんですけどね。
去年の年末結構バタバタしているときに買い取りのお電話を頂いたんです。
声からするとまだ若い女性で買い取って欲しいものは彼女が子供の頃親が作ってくれた雛 人形だとのことでした。
こういうハナシは結構良くあることなんですが現実問題として雛人形は余程のものでない かぎり値段になることはありません。
戦後の7段飾りみたいなものだと業者さんの交換市場ではほぼゴミ同然の扱いを受けてお ります。
.なんとなればもともとお祝いの品で親から子供へとかおじぃちゃんおばぁちゃんがお孫 さんにおくるものでその関係性から離れた他人から見れば如何に高価なものであれ本来的な意味をなくしてしまうものだからなんですね。
ちょっと違うけど仏壇だとか位牌みたいなものがやはり値段がつきづらいのとちかしいと ころがあるんですよ。
こういったものは余程古くて由来のしっかりしているものでないとまず値段になることは ありません。
私たち道具屋が買い取りで1番困るのがこういうお品なんです。
まぁそういうものですからそれだけのためにワザワザ車を出してなんていう業者さんもそ うはいないんですよ。
普通ならそのバでお断りってコトになるんでしょうがウチはとりあえずもう少しお話をさ せていただいております。
そうしたら元は結構したらしいということになりでは年明けに時間が出来たら一度見に行 きますよ、買い取れるかどうかはその時に判断させてください ということにしてもらいました。
それからお正月の上野をなんとか終了させたころまた連絡を頂き お伺いする日時を決め たんですが当日お母さんも来るからというハナシになっていたんです。
それで最初に聞いていた金額は昭和40年代に100万円くらいで購入したものだという ことだったんですが改めて母親に聞いてみたら500万円かけた特注品なんだということになっておりました。
そうかーまいったなー500万かー
と 半ばへこたれつつ聞いた住所を捜してみたら 失礼ながらどうみても500万円の雛 人形には不釣り合いのアパートです。
それでも表札の名前はあっているしとお邪魔させて頂いて依頼人の娘さんとなんだかむっ とした様子の母親をみてようやくこのお宅の事情というものが見えて参りました。
問題の雛人形は 京都 丸平の特注品でその値段にたがわぬ実に見事なお品でした。
お雛さまとお内裏さまあとは三人官女だけの組み合わせなんですがなにしろそれぞれが 40センチ近くはあろうかという大きさでそれは素晴らしい出来です。
お道具もちゃんとした金蒔絵の漆器で江戸時代から連綿と続く伝統の柄が見事な手技で書 き込まれておりました。
このお道具一つとったって最近はまず見ることが無いお品です。
で、なんでこれを売り飛ばさなきゃならないの というハナシになり買い取りにいったハ ズがなんだかその娘さんを母親と一緒に説教するヘンなオヤジになってましたよ、私。
だって買い取るといったって元の値段から考えればどうしたってそう値段がつくものでは ありません。
それを買ったところでこちらにしてもちゃんと売れるとも思えないんですよ。
間違いなくお道具は値段がついてすぐに売れてしまうでしょう。
でもそうなったら折角あつらえて作ったはずのこの丸平の雛人形はバラバラに四散してし まい2度と同じように飾られることはないんです。
なんだかそれがとても勿体なくて たかが押し入れを一コ占領するからという理由だけで 手放すべきではないと思ったんですね。
娘さんは結婚して親元を離れ小さな男の子がいるだけなのでもう飾ることもないからと 言っていたけれど まだ若いんだし女の子だってできるかもしれないじゃないですか。
本当に生まれも育ちもいいこのひな人形はこれを作ってもらった娘さんもそれは同じこと でこれだけのひな人形を作って娘に持たせようとしたこの家庭が裕福であると同時に彼女に出来るかぎりの教育と躾けをしたことが娘さんの立ち振る舞いをみる だけで親御さんの努力と思いが非常に良くわかります。
それが親の思惑とは全く違う相手と結婚して母親には未だに認められないところがあって 今回の雛人形のコトもそういう経緯から派生してきた問題だってのがよく理解できたんです。
だから それならなおさらとっておきなさいと。
フダンなら絶対そういうよそ樣の事情に顔を突っ込んだりはしませんが今回は無礼を承知 であえて口をだしますが これだけはとっておいてください、とお願いしましたよ。
雛人形に関するいろいろなハナシをさせて頂き丸平という京都の老舗のハナシをして 最 後に娘さんが わかりました やっぱり売ったり処分したりするのはやめて娘が出来たらその子のためにおばあちゃんとまた飾りますよ。
といってくれたのでようやくほっとしましたね。
まぁ おかあさんも喜んでくれたみたいで帰りにこれは丸平とは別に私が作らせたんだけ ど良かったらということでその人形に合わせた大きさの縮緬の打掛と衣桁を頂きました。
流石にこれはなんだかおかあさんの気持ちを頂いたようなカンジになってしまったのでこ れは売れないということになり私のコレクションケースにちゃんと飾ってあります。
結局全く仕事にはならなかったけどこれはこれでいいんじゃなかろうかと。
いや それにしても良いものでしたね。
ちょっとね 前のコトになるんですけどね。
ウッチャン
(上野骨董市でウチの近所かトナリでお店を出しているアフリカ物が中心の業者さんデ ス。)
のお店の常連のお客さんが珍しくウチのお店に入ってきて古いガラスの首飾りのコトを訊 いたんですよ。
で それは最近ちょこちょこと見かけるナガランドのものとしてタイあたりで売られてい るもので確かに多少は古いけれどそう古くも珍しくもないものなんです。
でもそのお客さんはそういった古いガラス玉(トンボ玉とも言うんですが)のコトをあま り知らないらしくいろいろ訊かれたので まぁこちらのわかる範囲で答えていたら 喜んでくれて 値切りもしないで買ってくれたんですよ。
いつもウッチャンのところで結構安くならないと買わないのを知っていたのでこりゃ珍し いコトもあるもんだなーと思ってたらあとからウッチャンが
「あのお客さんとても喜んでましたよ。説明がとってもわかりやすくて知識も豊富でおも しろかったって。」
そうかー喜んでもらえたのか そりゃーヨカッタ ヨカッタ
「今までは怪物だと思って敬遠していたんだけど本当はいい 人だったんだねーて」
誰が怪物やっちゅうねん!!!
御近所様の間ではジョニーデップにクリソツだって評判なんじゃっ ちゅうねん!!
嬉しさが一気に半減しましたよ。
まーそれからは 挨拶などするようになり ちょこちょこウチの店も覗いてくれるように はなったんだからできるだけ気にしないようにはしてるんですが。
私のなかでは彼のメガネの度が著しくあっていないコトになってますね。
ハッキリ言って私はそういうことにマッタク不向きな存在です。
どちらかといえばお花が咲き乱れる庭園で蜜を吸う蝶のような存在ではないかと自分では思っております。
それがどういう罰ゲームでオモシロクモなんともない領収書のヤマと格闘しなければならないのか・・。
マッタクもって整理とかされていないぐちゃぐちゃでヘタすりゃ醤油なんかの滲みまでついた領収書のヤマをみるだけでナニモカモガいや になります。
もうイッソノコト この領収書のヤマか私のどちからかを 相模川に流して一件落着とかにしたいけど そういうわけにもいかないので なんとか 月別にわけてみたりしてみました。
でも そこから一歩たりとも進みません。
だって通信費の領収書とかがあきらかに足りないし・・・それをしらべるにしても深夜では電話会社が対応してくれるとは思えません し・・。
突然山羊の大軍が床板を蹴破って乱入し領収書をミナ食ってしまったので本年は申告出来ません なんてイイワケが税務署で通用するとい いんですが・・。
なんでいままでの間にちょこちょことでもやっておかなかったんでしょう て
毎年カナラズこの時期に思うのは学習能力が著しく欠如している上に性懲りが無さ過ぎるというものです。
はーーーー
誰か代わりにやってくれたりしないかしら・・・。
それともどこかトオイ国に亡命とかしてしまおうかしら?
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2008/5/16
私 産まれも育ちも大阪です。
仕事のからみでずーーと東京とか神奈川とかにおりますが実家は今でも道頓堀にありま す。
あのグリコのカンバンのあるとこまで歩いて15分のマサに大阪のど真ん中に実家がある んです。
で まぁ トキドキは大阪に帰るんですが何年か前に帰ったときにタマタマ早朝実家近辺 について道頓堀近辺を歩いておりましたら鮮魚スーパーみたいなところで朝市やっていてまだ生きているタコなんぞが売っていたんですね。
そしたらソレ見たいかにも大阪なハナタレ小僧が関取みたいなおかんに
「アレこうてくれ〜〜タコやで〜〜生きとるで〜〜」
とかいってダダをこねております。
「あほか!あんなもんこうてどないすんねん!」
「どないて 飼うんやがな〜〜ペットやがな〜〜こうてぇな〜〜」
「なにいうてんの?飼えるわけあれへんやろ?ザリガニとはちがうんやで!!大体水槽も ないのにどこで飼うんや?」
「それやったら風呂で飼うこたらええやんか〜〜こうてえなぁ〜〜」
「アホなコトいいな! そんなモンが風呂はいっとたらオジンと区別つけへんやろが! 」
とおかぁさんが言ったら そのハナタレ
「ホンマヤナ そら あかんわ」
て 納得しとりました。
ま 流石は大阪の親子だなーと感心しましたね。
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なんだかんだ言いながら年末からまだずーーーーーーと仕事だとか用事だとかに追われて おります。
なんとかお休み日を作ってオウチで2~ 3日ごろごろしたいところですがンなことホントにウチの床でやったらきっと全身血まみれとかになって救急車など呼ぶハメになってしまうコトでしょう。
まぁ こういう(サバイバルな)状態が続いているからか 家にいる間は兎に角ルリさん (猫♂10ヶ月)は一切離れてくれず遊んでくれよ攻撃が続き 部屋は荒廃の一途を辿っております。
ついさっき台所で床を見えるところまで片づけていたら床からネズミの死骸が出てまいり ました。
イッタイイツからそこにあったのかは定かではありませんが通常の家庭の常識ではハカリ しれない惨状に陥っているようです。
なんとか時間など作りお部屋を徹底的に片づけたいんですが本質的にこういったコトに対 処するためのやる気を出すことが並大抵の努力ではマッタクできません。
自分でもコマッタコトダと自覚はしているんですが。
アトね ポカが続いております。
先日パトカーが対向車の先頭にいるのに気がつかず思いっきりUターン禁止道路で回頭し て切符切られたりするのも普段の冷静沈着さをもってなる私からは考えられない事態なんですから・・。
で、一昨日カルフールの駐車場で鍵を車の中に残したままロックしてしまったり
(しかも半ドアだったのでなんとか自力で開けられました)
昨日買い出しに行った先でETCカードを紛失してしまったり
(直ぐにカード会社に電話を入れて止めてもらったが最初に出た104の担当者がツカエ ナイ女で意味不明なところにつなげられたタメカードを止めるダケのコトにコ1時間も要してしまいました。)
と通常なら考えられないようなポカが続いております。
で、今日の早朝というか深夜2時頃 突然携帯が鳴ったのでナニゴトかと出てみれば い かにもフィリピンパブなオネェチャンが
「タムラサン ハヤク店カエテキテヨ ツヅキノモウヨ」
とかぬかしております。
ツヅキもなにもなんのことやらサッパリわからないので
「アンタダレ? 店ってナニさ?」
て聞いてみたら
「ナニ 言ってるの? トボケテナイデさっさとカエッテクルネ」
とまた意味不明な返事です。
で しばらくすったもんだあってヨウヤクわかったのは 今年の年末年始上野骨董市で買 い取りのチラシ代わりの名刺を並べておいたんですがその名刺を使って私になりすまし飲み逃げをかましたヤツがいたらしいんです。
つまり ちょっと外で電話してくるから 念のためと私の名刺を渡してそのまま逃げてし まったんですね。
それで なかなか帰ってこないのに業を煮やしたホステスが電話をして深夜熟睡中だった 私をたたき起こしたんですよ。
こちらにすればマッタクの寝耳の水で迷惑この上ないハナシなんですが このバカホステ スがなかなか状況を理解できないのかしたくないのか 私をさっきまで飲んでた客がとぼけていると決めつけて サッパリラチがあきません。
「じゃーそのタムラってのはどんなヤツだったんだ?カッコとか風体とか言ってみろ よ。」
て言ったら
「ナニ 言ってる? フツーのサラリーマンだろ?スーツ着て。」
「スーツ?サラリーマンだ?じゃー髪形とか背格好は?似ているタレントとかは?」
「髪は短くて サッパリシテタヨ。 背格好はフツウダヨ。コレといって特徴ナイヨ ド コニデモイルフツウのオッサンダヨ」
「バカヤロウ!!!オレはな ジョニーデップにクリソツだって近所でも評判なんだ よ!!オトトイ来やがれ!!」
て電話切っちゃったケドそのあと再び電話が鳴ることはありませんでしたね。
ま 一応念のためMac起動して自分宛にメール出しときましたけど。
なにしろウチには証言能力がある生物が自分以外にはいませんから一応その時間家に居た なんらかの証拠にでもなるかしら?ということで・・。
そのハルカ手前でアルコールアレルギーで酒飲めないし飲めたとしてもそんなトコには近 寄りもしませんが・・。
で 今日ETCカードの紛失届出すついでに相談窓口で 対応を訊いてみたら担当してく れたオジサンがナニゲに相当な骨董好きだったんですよ
それでつい盛り上がってしまい車に積んでた掛け軸買ってもらったりしたんでなにしに 行ったんだか良くわからない結果にオワってしまいましたが。
さーー明日はまた買い出しでしかも2軒ハシゴがいま決定しましたね。
それで日曜日は高幡不動です。
それが終わったら免許の更新だね。
あと 秘境探検ジャングルツアーを計画しとります。
ま ウチの倉庫の片づけなんですけど。
お土産満載 お好み焼き もしくはグリーンカレー他食い放題です。
参加希望者は連絡ください。
めちゃめちゃ要根性ですけど。
タしか1月の2日に来られたお客様でしたね。
イイカンジで酔っぱらってとってもご機嫌なオジサンでした。
私の店の前で足を止めると上から吊るしてある牛の頭骨っを見つけて
「おぉーーなんだかスゴイモン売ってるねぇ コの店はーー正月から店の前に骸骨並べる なんざタダモンじゃないね!オニィサン!!」
て言いながらいい調子で店の中に入ってきて
「なんだ!!こっちにもあっちにも骸骨だらけじゃないか!!いっちゃぁなんだけどこん なモン正月から買おうなんてお客がいるのかい?」
いや ・・ まぁ一応そちらに吊ってある ヌーの頭骨は昨日売約がついたんですけ ど・・・
「そーなんだー変わった人もいるもんだねー」
と店の中央に吊ってあった人間の肋骨の模型に気がついて
「あぁぁ なんだ??コの店は死骸まで売ってるのか??」
といいざま店を出てたまたま置いてあったネコ缶を見つけて
「おぉ!!おまえの店はネコのカンヅメまで売ってるのかーー!!」
それ聞いた 一緒にいた家人が
「お父さん それはネコのエサですよ。ネコの肉のカンヅメなんてあるわけないでしょ」
て言ってくれたのでお父さんはようやく我に返り正月早々大声だして悪かったと帰って行 きました。
まぁ 問題のネコ缶で雉子猫の写真が真ん中にあってツナ缶だったから見ようによっては そう見えたのかもしれません。
モチロンそんなものがあっても私は食ったりしませんしモチロン店にも並べたりしません が。
で、今日の朝 店のテントの前を開けて用意していたら工事関係者とおぼしきオッサンが 店の前をがさごそと物色してて
「ニィチャンLSDないのか?LSD?」
てでっかい声で言い出すので イッタイイツからここは日本じゃなくなったんだと・・
以前ミタニに工事関係者には薬中毒が多いとは聞いたコトはあったがマサカ朝っぱらから こんなに大胆不敵だとはマッタク油断もスキもありませんて。
それともタチの悪い麻薬捜査官の嫌がらせかなんかでしょうか?
いずれにしても当店は麻薬など一切禁止が原則(当たり前だって)ですので んなものあ るわけがありません。
で
「そんなモンあるわけないだろ!朝っぱらからナニバカな因縁つけてるんだよ!」
て答えたら
「あった あった ホラ ちゃんとあるじゃない。ねぇ これいくらなの?」
て だしてきたのはLEDの懐中電灯でした
「オッチャンそれLSDじゃないから、LEDだから・・。朝ぱらから勘弁してよ・・。 人が聞いたらなんて思うのよ・・」
「? そうなの? LLD?」
「LEDだからね LED・・とりあえず500円ね・・」
ま 勘違いてあるもんです。
でもね このハナシには後日談があって このハナシを翌日開催された交換市場で日頃世 話になっている先輩業者に話していたら彼が
「いやなーそれヒトゴトじゃないんだわ」
と言い出したのでなんでしょう?と聞いてみたら
「ホラ ウチの店って基地のソバにあるだろう?それで何をどう勘違いしたんだかウチで マリファナが売っているなんてウワサがたったコトがあってさ」
「そうなんですか・・まぁ基地のソバならそう思うバカもいるかもしれないですねぇ」
「いや それも全国規模でよ 地方の学生なんかがワザワザ訪ねてくるようでそりゃーコ マッタモンだったんだぜー」
なんてコトもあったんだそうです。
そういえば上野公園でも一時期アラブ人が大挙して居着いた時期があってその頃は堂々と マリファナだとかを売っていたものらしい、一度ウチの店にもコのアタリでマリファナ売ってるところがあるって聞いたんだけどって聞いてきたのがいましたっ けね・・。
そんなにイイモンジャないと思うんだけどね・・。
なんだか昨日は一日ついておりませんでした。
朝一番で積み込みでへまをしてオデコにでっかいタンコブを作ってしまうし公園について 車降りたところをでっかい犬に襲われるし(犬はなにかが嬉しくて飛びついてきたものらしい)予約いれられて持ってきた曼荼羅は値段が折り合わずキャンセル されて 夜 買いだしがあるからと焦っていたせいか車を取りに行く途中でオオゴケしてヒザから出血してしまいました。
しかも足から流れる血をとりあえずティッシュで止血しつつ買いだしに伺ったというのに 値段を踏み切れず買い取りができませんでしたね。
こういうことははじめてです。
幸い何故か気に入られたらしくてこちらである程度の値段を決めていけば売ってくれるコ トにはなったんですが・・。
で 帰りにしっかり道に迷い途中でUターン禁止を見誤って曲がったところをまんまとパ トカーに見つかって切符を切られてしまいました。
交通違反で切符を切られるなどジツに6年ぶりですよ。
自分でもびっくりです。
そんなこんなですっかり遅くなったのでオウチに帰るのは諦めて公園の交番前ゲートに車 を乗り入れたら何故か警官に包囲されて
「なんだーいつもの古道具屋さんじゃないのーー極左が殴り込みかけてきたのかと思って ドキドキしちゃったよーー」
なんて言われるし・・・。
まぁ なんだかサンザンな一日でしたね
天気も良くて人出も多かったのに売り上げはさして良くなかったし・・。
で、ハナシはころっとかわるんですけど
ここしばらくなんとなく来るようになったプーの爺さんがいるんです。
たしか去年の夏頃だったか相当なよれ具合であらわれて なんだかマッタクどうにもなら ない自分がしていた腕時計を差し出して いくらでもいいから買って欲しいというんですよ。
で まぁ しょうがないので500円渡して帰ってもらったんですが(腕時計はいらない からということで)それからなんとなくくるようになったのでとりあえずお金の代わりに包み紙用の古新聞だとかをもってきてもらうようにしておりました。
今回も初日に顔を出してくれたのでいくらか渡そうとしたら 今日はいらない 顔を見に 来ただけだから とそのまま帰ってしまいました。
まあ元気そうだったので今年の冬はナントカ越せるコトでしょう。
そんなカンジでワリといろいろなプーサン達と付き合いがあったりするんですが タマに は 悪い魔女にスガタを帰られてしまった王子様なんてのはいないモンでしょうか?
で 私が小銭を渡した瞬間に魔法なり呪いなりが解けて
チョーチンブルマー履いたありがちな王子様とかになって
ありがとう! 道具屋さんのおかげで悪い魔女の魔法がやっと解けました!
ついてはぜひお城なんかに招待してお礼などしたいところなんですがまだ城にはでっかい ドラゴンなんかがいて入れないのでもしよければ一緒に退治しに行ったりしてもらえませんか?
なんてカンジで。
ドラゴンなんてきっとウロコ一枚からいい商売になりますよ
でドラゴン倒してようやく城に招待されて宝物蔵のお宝を買いだしシホウダイとかそうい うのがいいんだけどいないかしら?
そういうプーサン。
さーー明日から また頑張らないとーねーー
本日買いだしでお邪魔したお宅はこれで3度目になります。
60坪ほどもある大工さんの倉庫なんですが来年の5月頃に更地にしてかえすコトになり そうということで 荷物を片づけながらぼちぼちと買い取りをさせていただいております。
まぁ でも なかなかムズカシイところがあるお父さんで結構苦戦しているんですが。
それでも3度目ともなれば ようやく少しは警戒心がゆらいできたものなのか今日は一日 鍵を預からせて頂いて買い取る荷物の整理とチェックをしておりました。
そしたら近所の社長だという人が来て一度は帰ったんですがお父さんがお昼ご飯の差し入 れを持って来てくれたころタイミング良くまた現れたんです。
で、お昼ご飯をいただいている私をはさんでなんだか深刻なハナシがはじまってしまいま した。
あまりそういった個人の事情には立ち入らないよう常々心がけてはいるんですがこういう 状況では避けようもなくミナサマの事情が耳に入りついでに意見まで求められてなんだかそのままハナシに引きづり込まれてしまったんですよ。
この大工のお父さん 戦後すぐくらいに ここの地主のオウチを建てたり増改築なんかを したのが縁で無償で今の土地を借り受けたんだそうです。
当時はまだ近辺も辺鄙で焼け跡もそこかしこに残っているような状況だったのでそのまま にしておいて勝手に家とか建てられても困るからと近辺の土地の管理もかね 資材置き場ということで自由に使わせてもらっていたんだそうです。
でも バブルの頃にはずいぶん様変わりして土地の値段も急騰しました。
地主は土地にアパートや店舗を作って貸すようになりお父さんは頼まれるまま そのお店 やアパートを造っていったそうです。
で この倉庫はちょうどその頃お父さんが築地の近辺にあった工場の解体工事で出た資材 をつかって必要なトキには現在の工場を更地にして返すことを条件にして3000万円をかけて建てたものだということなんですよ。
お父さんとしてはこのまま地主さんと良い関係でやっていけるだろうと思っていたんです が今年の夏頃に急な病気で他界され残された遺族たちが相続をめぐってモメマクリそれが大工のお父さんやこの相談に現れた社長にまで影響をあたえる結果に なってしまったんですね。
総額で何億という土地を相続するには相応の税金が必要ですが遺族も地主もこれといった 事業をしているわけでもないし地主はなにやら新興宗教にはまっていたらしく結構な金額を寄付していたので貯金みたいな現金があまりなかったようなんです。
で、その相続税を作るのに土地の1部を売却する以外手だてはないらしく前出の社長さん は来年の5月までに土地を出るように言われたというんですよ。
お父さんは今のところはっきりとは言われていないけれど地主の土地で唯一地代を生まな いトコロでもあるわけですから内心穏やかであろうはずもないわけです。
まあ私なんかが呼ばれたのも5月立ち退きという最悪の自体を考えてのコトだと思うんで すが。
この倉庫を建てた頃は景気も良くて力もあったけれどもう歳80を目前にして今からこの 倉庫に山と積まれた資材を片づけて解体し更地に戻すお金も体力もかつてはあれほどいた若い衆も 今はもう なにも残されてはいないんですね。
でもね だからといって私が市場で3万円がやっとの長火鉢を150万円で買うこともで きないんですよ。
まぁ ムリして 買ったとしてもそんなお金ではどうにもならないでしょうしね。
結局 ここでこの3人で話していてもどうにも解決がつくようなハナシではないし相続す る人間の側がちゃんとまとまったところでこの土地に関わるヒトタチもまとまって話し合うところからはじめるしかないでしょう 必要なら法律相談にも出向い て弁護士をたてるなりしたほうが まだいいんじゃないですか? みたいなコトを話してそれからようやく自分の仕事に戻れたんですがなんだか2時間近くもハ ナシにひきづりこまれていましたね。
でもそのせいでか ようやっとお父さんが少し身近に感じれるようになりましたよ。
まぁ、それまではなんだかどうにも 頑迷で困ったお父さん だなぁ と思ってましたけ ど
帰り際に
今日はありがとうな 何だか 悪かったね 気をつけて帰るんだよ
みたいなコトを言って何故かリンゴくれて。
大変だろうなぁと思うだけに私もこちらでできるコトを考えますよ お父さん。
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もちろん自分ではマッタク覚えておりません。
以前 実家に帰ったトキにウチの母親がテレビに映ってたハムスターみてて突然思い出したんですよ。
そうそうあんたが赤ちゃんのときにネズミに食われたコトがあったンよ〜 て
なんでも まだ赤ちゃんのときに ビスケットみたいなものをあげてそのまま寝かしてたら 手や口についていたビスケットの粉の臭いに つられたのかネズミが出て手のひらとか口のマワリを齧ったものらしい。
母親は近所のオバサンと外で話していてしばらく気がつかず家に戻ったら私が血まみれになって火がついたように泣いていたんだそうで す。
すぐに病院に担ぎ込んだので大事にはいたらなかったそうですが縄文時代なら感染症できっとそのまま死んでましたね。
現代でヨカッタです。
小さいころはまだ戦争の痕がそこかしこに残っていて ( 爆弾池とか・・ )
下水とかもあまり整備されてなくて近所にはどぶ川なるものが流れていましたっけ。
基本的に家庭の汚水がそのまま流れ込んでいましたので水は(というより泥が)どす黒く澱み蛆やネズミ以外のいかなる生物も住んでおり ませんでした。
川には箪笥から自転車まであらゆるいらないものが投げ捨ててあってタマに犬の死骸なんかも浮かんでおりました。
まぁそういう状況だったので少し気候がよくなるとものすごいイキオイでハエが湧いてイタルトコロが蝿だらけでしたよ。
ウチの中を小型の猫くらいはあろうかって大きなネズミが家の中をペットでもないのに走り回り台所にはまだ残っていたカマドの中に住ん でいたりしましたね。
狂犬病にかかった犬が口から泡をふいているような光景すらそう珍しいものではなく 街角のあちこちを野良犬がフツウに徘徊しておりま した。
まだクーラーなんてトオイ未来の道具で夏の暑い日になるとおっさんもオバサンも子供も堂々と下着で外を歩いてましたね。
一度真夏のクソ暑い真っ昼間に夫婦げんかがはじまってシミーズ1枚のオバサンを包丁もったオッサンが大声あげて追いまわすの見たこと があります。
近所を さして距離のない道をぐるぐると何周かしてオッサンはドブ板を踏み抜いて道端にへたり込みオバサンはヨソのオウチにかくまわ れて夕方ほとぼりがさめたころにオッサンのところに帰ったんだとアトで教えてもらいました。
子供は太っていることが健康でビオフェルミン(だったけか?違うかも)なんて薬やクジラの肝油なんかを飲まされましたっけ。
ちょっと繁華街に出ようとすると高架の薄暗がりに手や足がない白装束の傷痍軍人達がアコーディオンやハーモニカで物悲しい曲を吹いて おりました。
可哀想だと私が言うと父親が
あれは偽物なんやで
といいそれでも母親が小銭を彼らの箱に入れていたのを覚えています。
一番の楽しみは家族でデパートに行くことで当時のデパートってなにもかもがきらめいておりました。
食堂で食べるお子様ランチにのったチキンライスがとっても御馳走でしたね。
父親は小さいころとても恐い存在でしたが最近はよく夢に見ます。
今年は七回忌を無事済ませたので 来年は母親を連れて墓参りに行きたいなと思っております。
また 大阪ツアーでもやろうかしら・・。
私 基本的にヒトの顔を覚えられません。
もともと苦手でしたが最近とみにひどくなっているような気がします。
いまだに堀北ナントカって女優とクロサギに出てた女優の違いがわからないレベルです。
ちなみに小泉今日子と森光子とミルクティの宣伝にでてるおネーチャンの違いもあまり良くワカリマセンが。
客商売だってのに まぁ マッタクなんてコトでしょうと思いますがこればかりはどうにもなりません。
きっと これはイイワケなんですが 上野骨董市とかですと多い日だと一日4万人くらいヒトがでたりしてしまうんです(桜が咲いている コロとか)。
そのうちの1パーセントの人間を接客したとしても400人なんていうカズなのですからそりゃムリならぬことかもと自分を慰めたりして るんですがそれにしても酷すぎます。
余程突拍子もない言動をするか 額の中央にでっかい角が生えていて耳から突きだしたピンクの触覚がグルグル回っているとかでないとほ ぼ記憶に残らないようなんですよ。
本当に申し訳ないとはおもうんですが・・。
今日も何人かのお客様に 久しぶりですネーなんて声をかけられたんですがドコのドナタだかさっぱり思い出せませんでした。
で、まぁ何年か前になるんですが なんとなく見たことのある中年女性がにこやかにやってきて
「おひさしぶりです。」
ておっしゃるんです。
でもどうしても思い出せません。
えーーとーータしか何日かまえに売り込みにきた韓国人のバイヤーだっけか?
いや いや 違うかなーー困ったなーえーーなんの関係者かなーーなんて必死で記憶の糸をたぐるんですがどうにもマッタク思い出せそう にありません。
それで
「すいません 失礼ですがどこのどちら様でしょうか?」
て聞いてみたら
「このボケーー!!おまえの別れた女房やろうがーー!!おまえはそんなコ トまで忘れるんかーー!!おまえはやっぱり史上最低な男やったんや なーー!!!」
て怒鳴られて ようやく おぉ そうか!!とポンとヒザを叩いて思いだしましたが元女房はババ怒りでしたね。
確かにこれは自分でも最低だぜ!!て思いましたよ。
そんなワケですからできるだけ自己申告でお願いします。
本当に申し訳ないと思うんですが。
クイズみたいにカマかけるのはナシってことでヨロシクです。
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昨日なんとか今期(11月の上野がはじまるまでの)最後の買いだしを終了させてまいり ました。
まぁあくまでも飛び込みがはいらなければのハナシなんですが。
いろいろあったけど結局買えたのは センザンコウ×2 大きな亀1 小さな亀1 亀仙 人になれるデッカイ甲羅1 と 結晶化した巻き貝の化石 に黄鉄鉱でございます。
他にもいろいろありましたが基本的にコレクターでしたので値段的になかなか折り合いが つきづらいというのとまだ眺めていたいということもあり また今度ということになりました。
で まぁそれはいいんですよ
もともとそう期待していたわけではありませんでしたから。
でもね このお宅虫天国だったんです。
今までの関係者のなかで友人のお子様を除いて虫を飼っているようなヒトはいなかったの でこういう状況ってあまり良くわかっていませんでしたね 私。
ちなみにお宅は3畳のキッチン(?)と6畳の万年床の2部屋から構成されているんです が3畳のほうには亀が何匹も飼われていて 6畳の万年床のまわりには虫ケースが山積みだったんです。
(虫種はクワガタ虫が中心でアトはカブトムシ と糞コロガシでした。)
イイオトナがヨメもとらずにホンキで虫とかを飼いはじめるとこれだけとんでもない惨状 を招いてしまうんですね。
で まぁ イッタイ何匹いるのか見当もつかない虫を図鑑片手に紹介(?)してくれるん ですが夏になれば窓から天然物のカブト虫だのクワガタ虫だのが飛び込んでくるような環境に暮らしているのでそんなに嬉しくありません。
ミツタケ(友人のお子様)とか連れてきてれば狂喜乱舞したんでしょうがコウソク(鳥も 通わぬレベルの田舎生まれなのに虫がキライ)だったらフタあけてスベテの虫に即キンチョールですよ。
とりあえず虫は幼虫ふくめて皆命名してあってきっと彼にとっては家族みたいなものだと は思うんですが(まぁ虫が家族っていうのもいかがなものかとは思いますが)フタをあけると中で発生しているコバエの大軍が顔面とかにぶつかってくるので見 せていただくだけでも結構な根性が必要です。
ちなみにそういうわけで部屋のなかは常にコバエがワンサカ飛び交っております。
私自分のオウチ以外でこんなに虫を発生させているお宅をみるのははじめてでしたね。
いやーダメなオトナっているモンだ(自分はとりあえず別にして)てスコシ嬉しくなりま したよ。
でも 彼が言うには 虫を飼っている都合上殺虫剤の類いは一切つかえないので仕方がな いんだそうです。
今年の夏は暑くて蚊が大量発生したらしんですがそれでも蚊取り線香すらつかえないので 部屋を閉め切りサウナ状態でなんとか乗り切ったと申しておりました。
マッタクそういう苦労や努力をもうすこし一般性のあるものにしてヨメとかさがせよ と 自分のコトをタナにあげてスコシ思いましたね。
帰りに南米のクワガタ虫の幼虫をお土産にぜひと言われたんですがウチにも意味不明なイ キモノでもうイッパイイッパイですし上野前に心配のタネを増やすこともなかろうと辞退させていただきました。
いや やはりコレクターのお宅って侮れないようです。
これでも まだ彼はズイブン マシなほうなんですよ。
上には上がありますから・・・。
さーー気を取り直して ギター直すぞー!!
もうヘトヘトのボロボロでゴザイマス。
なにしろ前回お邪魔させて頂いたときに田舎作りなやたらでっかい長火鉢を300万円で 買ってくれと言われて
そりゃームリでゴザイマス。ダンナ様。
今はこういうものがあまり値がつかなくて市場にだしても2〜3万がいいところなんです よ。
て言ったら
「じゃー200万円だな それ以下には下がらんぞ!」
「これはな 借金の肩代わりにってことで500万するのを200万円で引き取ってき たんだからそれ 以下はムリだからな!」
いやいや これを何時誰がどこで500万円も出して買ったっていうんですか?
これはどうみても大正時代とかそういうのですよ その当時そんなにするわけがないで しょう?
「だってこれは骨董品だろうが!」
等のほぼ歩み寄れない押し問答を延々とやらされてその時はおまえみたいな若輩者にはモ ノの価値なんてわからないんだ もう帰れ!! と 追い返されたんですけど 暫くしてまた電話があって 折角知りあったんだからもう一度来いて言われて本 当はとっても行きたくなかったんですがなにしろ気が弱くて断ることが出来なかったんですね。
まぁ 出来れば
1.宇宙船が落下して自慢の倉庫に突き刺さっていて 買いだしどころではなくなっている。
2.オジサンが宇宙人にラチされて改造手術など施されモノワカリがとても良くなってい る。
だったんですが
残念ながら宇宙船も落下していなければオジサンが宇宙人にラチされてもいなかったので やはりちょっとツライ買いだしでございました。
流石に火鉢の件に関しては2人とも黙して語らずだったのでこの問題は回避できたのです が次から次へと繰り出される勘違いのオンパレードは相当ツライもんがありましたね。
「オイ!おまえ!焼き物はわかるのかい?わかるんなら良いもの見せてやってもいいんだ ぞ」
「いやーーなにしろ若輩者なんでお手柔らかに・・。まぁとりあえず見せてやって下さ い・・」
で
出てきたのは大正時代くらいの銅版の7寸程度の伊万里皿で今どこ行ったって1000円 とか2000円もだせば充分に買えるものです。
「どうだ!!良い皿だろう?こんないいの 見たことないだろう?」
「はぁ じゃぁ仕舞っといて下さい。絶対値段が折り合いませんから・・」
するとオジサン少し慌てて
「いや、そんなに高くなくていいんだよ 良いものだけど俺も飽きたしあんたになら勉強 代で安く出してもかまわないからさー」
「おいくらくらいで譲って頂けるんですか?」
「そうだなぁ 買ったのは8000円だから 10000円くらいでどうだい?」
まぁ、当然ムリですからお引き取り願ったら今度はインドのネール首相から譲ってもらっ た2mもある象牙がのっていた飾り台というのを出してきました。
あのね
象牙ならまだともかくその飾り台です。
聞けば象牙ははじめっから無かったそうなんです。
しかも欅でできております。
はて?インドに欅ってはえてましたっけ?
私 学がなくてわかりませんが勿論これもパスです。
そしたら人形ケースが出てきて・・・。
そういうのがなんでこうもと次から次へと出てくるんですがどうもそのオジサン自慢の行 きつけの骨董屋で買わされたものらしいんです。
今度ちゃんと店名聞きだして殴り込みかけてやりたい気分です。
まぁでも折角きたんだからということで そのオジサンが仕事のカラミで片づけたという 浅草の老舗お菓子屋さんの木型とか金型 そこで使っていた木箱の牛乳ケースや靴屋の乾燥台なんかをまとめて買わせてもらいました。
値段的には結構きびしいものがありましたがまぁ交通費とガソリン代くらいにはなってく れるでしょう。
マッタク一昔まえの道具屋サンてなんでこうも見境ナシだったんでしょうね・・。
いつも骨董市をひらく上野公園の不忍池にはすっぽんが住んでおります。
私はまだ見たことがありませんが甲長50センチをこえるという大物も存在しかつてウチ のお店に出入りしていたカズさんによれば河童もいるんだそうです。
20年ほど前の2月の寒い朝ちょうど池の蓮を刈って辺に積み上げられてたんだけどその 蓮根の間に河童がウンコ座りをしていてカズさんと目が合った瞬間池に飛び込んだんだと申しておりました。
でも、まぁ河童てのは普通川にいるから河童だろうというのはさておいて ちょうどその カズさんが来始めたころだからもう 15年くらいも前のことになるんでしょうか?
なんだかね 朝から一口コンロに鉄板のせて焼き肉焼いてビール飲んでるプーチャン(と いっても熊のプーさんではありません。せめて彼らもそのくらいかわいらしい存在であれば公園で寝泊まりしていても問題にならないとおもうんですが)も一団 がいたんです。
仕事もなけりゃオウチだってないってのに朝からまたなんと豪勢なと思ってそれとなく事 情を聞いてみたら
(一応この公園を使わせてもらっている骨董市の管理者って立場なんですよ。ですから確 認しとく必要があるんです。 万が一なんらかの犯罪で得たお金でとかだと公園の安全性そのものに影響がでることになりますからね)
したら「漁をして儲けたんだ」 とかぬかしております。
漁って ああた この都内のドコにイッタイどんな獲物がいるっていうのさ?
ていうことで もう少しつっこんで聞いてみると池のすっぽんを捕まえてそれを近隣の すっぽん料理屋に持ち込んでお金をもらっているというんですね。
しかもそのすっぽん料理屋さん彼らがすっぽんを持ち込むと「天然物入荷!!」
なんて張り紙までだして客をひいていたそうなんです。
当時ってまだ池の水とかの浄化装置とかがつくまえで相当にカナリドブ臭かった時代で す。
ウワサでは動物園の廃液も1部だがそのまま流れ込んでると言われてたし少なくとも見た 目で便所掃除の水はトイレ詰まりのウンコやティッシュもろともほぼ原形そのままで流れ込んでいましたよね。
確かに公園で養殖してたワケじゃないし天然物かもしらんけどこんなドブ臭いうえに下手 すりゃウンコだってついてそうなすっぽんをお客に食わせてもいいのかよ?
て 思ってたらそれから暫くしてそのすっぽん料理屋さんはつぶれてしまっておりまし た。
まぁ、それでプーチャンたちの朝のウタゲもなくなり彼らも空き缶や段ボールの回収に 戻ったようですが一番ホっとしたのは池のすっぽん達でしょうね。
でも最近はワシントン条約のカラミで規制がはげしくなり飼いきれなくなったワニガメと かを池に放したりするような連中もいるのでそれはそれで大変なのかもしれないけど。
池の水も浄化装置のおかげでかすっかりキレイになったけど最近はあまりすっぽんもみか けなくなりました。
公園の植え込みのあちこちにあったぷーちゃんたちのオウチもすっかりなくなって見た目 はキレイになりましたが夜になると段ボールを抱えたプーチャン達が帰ってきて相変わらず寝泊まりしているようです。
むずかしいことだなぁ とは思いますがもう少しなんとかならないものかとも思います。
ただ規制して追い出すだけではどうにもならないし本質的には彼ら自身の問題にどこまで 行政が関わるべきかというのも実際はデリケートな問題ですからね。
ちょっと前の台風で多摩川の土手に住んでいたぷーちゃん達が泥流に流されている映像が テレビにでてたけどあの放映されていない部分で興味本位に集まったやじ馬の集団が助けに向かったレスキューの人達に
「そんな税金も払っていないクズなんかを助けるな!!殺せ!!殺せ!!」
とかってヤジを飛ばしていたんだそうです。
ちとシンドイハナシです。
それじゃー公園で寝ているプーチャンに灯油かけて燃やそうなんてクソガキ共と本質は変 わりませんから・・。
まぁ、確かにほめられたモンではないにせよ 助けが必要な人間は確実にいてでもそれに は手が届かずどうでもいいところでつまらない小競り合いがおきているようで。
確かに彼らは都合の良い弱者なのかもしれないがそれを理由にただ排他的に考えても良い 結果にはつながらないのは確かなコトだと思うんですがね。
私が住んでいる町の外れに4階建てのリサイクル屋さんがあります。
そこは川っぺりのなんだかとっても埃っぽくて近辺には廃品処理施設と建築資材の置き場 しかないようなどうにも殺風景な場所なんですよ。
そこにね 思いだしたようにたまーー に遊びに行きます。
ヒトリで行ってもつまらないところなんで誰か友人が来ていてなんだかお互い喋ることも なくなったようなときにどちらともなく行ってみようか?ということになってなんとなく出かけるようなところなんです。
で、ひさびさに行ってきました。
本当に滅多に行かないのでタマに顔をだすと中の様子は結構変わっていたりします。
今回は一階のところにならんでいた商品を置いてあるスチール棚が少し減らされていて代 わりに人の背丈くらいもある大きなステンレスの格子状になった籠に半分壊れたような日用雑貨が溢れるように入れてありました。
でもそのせいか棚のほうはガラガラでこれといった目ぼしいものもなかったので籠の中を 物色していたらそこの担当者らしいお店のスタッフがやってきてあまりひっかきまわさないでとクギをさされてしまいました。
どうやらこの籠のなかのものはこれから整理して棚に並べるためのものでまだ売るつもり はなかったようなんです。
なんだよ 面倒くさいな と思いましたがそんなコトでもめてもつまらないのでイツモ通 り階段を上って2階に上がることにしました。
この2階に上がる階段の踊り場に3, 4本のハンガーラックがあってそこにはいつも男物のコートやジャンバーなどがかけてあります。
結構よく掘り出し物がでるのでチェックしてみたけど今日はそう目ぼしいものはありませ んでした。
2階は基本的に大型の電気製品が中心です。
冷蔵庫だとか旋盤だとか 灯台の発光器だとか とにかく大きくてどちらかといえばプロ ユーズ(?)な電気製品が所狭しと積み上げられてい通路がまるで迷路のようになってしまっています。
それはそれで面白いんだけど そんな大きなものを買っても使い道があるわけでもないし 邪魔になるだけなのでこの階はいつもそのまま素通りです。
3階は衣類と光学機械類がなんだかとってもまぜこぜに並んでいて見づらいことこのうえ ありません。
なんとなれば年齢や性別を無視して陳列された服の間にビニール袋に入った顕微鏡なんか が吊られていたり部屋のあちこちに放置された段ボール箱に服にくるまれたようになってカメラとかが入っていたりするのです。
この光学機械類は殆どがジャンク品扱いで値段もうんと安いんですが埃まみれでそいつを 掃除するだけでも一苦労です。
それでもカメラ好きのオヤジ達にとっては掘り出し物が多いらしくいつも何人かのオヤジ 達がカメラや顕微鏡を弄っているのを見かけます。
私は今回部屋のスミにあった段ボール箱のなかからキヤノンダイアルの2型と前から捜し ていたオリンパスペンFの広角レンズを見つけたので幾分嬉しくなっていました。
で
4階にはこの店唯一のレジがあります。
この階はここの社長の趣味らしくてガラスに関する雑多なガラクタと古い車やバイクの部 品などがへやのそこかしこに棚のように並べられ積み上げられた木箱につっこまれています。
しかもたまーー にだけど医療器具や剥製や骨格の標本模型なんかも置いてあったりするのでナカナカ侮れません。
そういえばもともとこのお店を知ったきっかけも旧車好きの友人の紹介によるものでし た。
それでもその友人とは最近疎遠になってしまっているのでそれを考えると少しムネが痛み ます。
まぁ でもしょうがないよ こういうことは そのうち時間が解決するものさ って気を 取り直して 見つけてきた商品の値段交渉をレジで社長相手にしていてこれがいつもみる夢なのに気が付きました。
なんだよ 折角面白いカメラ見つけたのに夢なのかよーー
なんて相当がっかりしながら目を覚ましましたね。
かつてギンヤさん
(掛け軸や絵画なんかの作家モノ中心に扱う業者さんで市場の大先輩です。相当エライ人 で高齢なのに不燃ゴミを漁るのが趣味でした)
が正月にゴミの山から大観の掛け軸を拾う夢をみて思わず狂喜乱舞したもののそれで目が 覚めて夢だとわかりその年の三が日はとっても不快であったとおっしゃっていましたがその気分がなんだかとってもよく理解できましたね。
で、そのまま横浜アリーナにいって現実にこの前市場で買ったばかりのキヤノンダイアル の2型をイツモ来るカメラオヤジに買いたたかれて・・・。
そうかーーこういうオチだったのかーー
て。
さーー明日最終日です。
皆さまお待ちいたしております!
いやね 上野骨董市のハナシなんですけどね。
ちょうど私が役員になったばかりの頃兎に角遅刻が多かったんですよ。
例えば朝10時開店とチラシにも宣伝にも銘打っていて規約にも明記されているというの に遅い人は平然と10時30分頃にやってきてくれたりします。
もちろんそれからよっこらしょとお店を開けるので実質11時オープンとかになってしま います。
しかもそういうヤカラが2人や3人どころではありませんでした。
イイワケは実に様々だったけど遅刻してくる業者さんは何故か毎回おなじ顔ぶれだったん ですよ。
つまりこの人達はドウイウワケカ毎朝渋滞や事故や頭上に置いた梅干しビンの落下による オバァチャン右足親指の打撲等の突発的なトラブル等に見舞われてほぼ毎日のように遅刻してしまうのです。
このイイワケを信じるなら何かのバチかタタリに呪われているとしか思えません。
それでなくとも骨董市って基本的にいろいろな(しかも必要以上にクセもアクも強い)人 達のアツマリでもあるわけで管理する側としてはナニゲに気を使っております。
だって早い人は早朝からお店を開けて頑張っていたりするんですよ。
それを開場間際どころかどうどうと遅れてきてそういう人達の店のまえに車停めて荷物の 積み下ろしができるのってイッタイどういう神経の持ち主なんだろうかと・・。
で、立場上イエローカードもって事情を聞きにいったらイツモ通り
いやー早くでたんですが道路が混んでて・・
とかおっしゃるので
でもね あなたより遥かに遠くから来ている諸先輩方はちゃんと定刻どおり来てくれてま すよ。
そういう状況さえ鑑みれず毎度毎度遅れてくるっていうのはどういうことなんでしょう?
鳥って3歩歩いたらモノを忘れてしまうっていうけどそういうカンジなんですか?
て 言ってみたら
だって自分のお店なんだしそんなに朝早くから開けたってお客さんなんていないじゃな い?
ウチはいっつもお昼過ぎないと売れないんだから本当はそのくらいにきたっていいと思う んだけどそれを頑張って来てるんだからこのくらいかまわないんじゃないのーー?
と開き直られたので取りあえず人はなぜルールを守らなくてはいけないかの理由をビッグ バンあたりから生物の起源をまじえつつじっくりと説明させて頂きました。
まぁ その甲斐あってかその業者さんはその後定刻通りにきてくれるようになったんです がいちいち遅刻してくる全員にビッグバンから説明するのは面倒だし朝礼でそういうハナシをするワケにもまいりません。
で、しようがないので 近場のおもちゃ屋さんでつい衝動買いしてしまったホンモノそっ くりのウンコの玩具が2コあったのでそれと店のガラクタを合体させて急場作りでしたがウンコトロフィーとウンコ風鈴をこしらえてみました。
で、その2コを携えて朝礼のトキに
今後遅刻してきたら理由の如何を問わずこのどちらかのウンコを一日店頭に飾らせて頂き ます。
てやってみたらその日からぴたりと遅刻はなくなりましたね。
なんだーやればできるじゃーん!!
て思ったけど私の評判は一気に悪くなったようです。
まぁでもそれからはウンコに頼らなくても誰も遅刻などしなくなり会の運営もズイブンラ クになりました。
なんとなれば遅刻をしなくなったことで他のルールも尊守していただけるようになりそれ によって業者間のトラブルが減ったからなんです。
ちなみに遅刻の常習犯はほぼアンティークの業者さんで交換市場とか出入りされてなくて この業界の成り立ちがイマヒトツ理解できていなかったからでもあったようです。
とはいってもそうそう理解できるようなものでもないんですけどね。
あれからもう10年も経ってあの頃遅刻常習犯だった業者さんで まだ当会に来ていただ いている方はとうとう1人だけになってしまいましたがウチを去った業者達ともタマに他の大きな祭事でお会いしたりします。
でも皆さんちゃんと生き残っているしウンコトロフィーは笑い話になっていますね。
これだけ生き残りの難しい業界でとちょっと嬉しいです。
久々にやってしまいました。
きっと油断していたんですね。
まさか台所の床に包丁が上向いて落ちているとは思いませんでした。
イツモならこんなマヌケな怪我なんて絶対しないんですが・・。
ちょっと前に取材というか打ち合わせみたいなことがあってそれでやってきた編集者さん が
こんなオウチでよく足とか怪我しませんね?いやこれ絶対危険ですよ!片づけましょう よ!
とか言うから
男のクセになんて根性なしなんだ ウチに手伝いに来てくれているオンナノコでもマッタ ク問題なくハダシで歩き回ってるぜ!!
て言ったら
こんなとこ靴脱いで歩くくらいなら根性なしのほうでいいんですけど それでもやっぱり 靴は脱がなきゃダメですか?
とまた言うから
これでもね 一応床は3年ぶりに掃除機とかかけて(小猫がきたからなんだけど)ガラス の割れたのとか落ちてない今までにない安全な状態なんだからゼンゼン大丈夫だって!
普段はコの有り様の上に更にガラスが撒いてあるんですか?
それはナンですか、ヨガの修業とか修験道とかそういうのですか?
でも 彼らは部屋に入るとほぼ動けず座ることさえ出来ずに立ち尽くしたままで、結局そ のまま打ち合わせになっちまいましたけどね。
いやーー左足外側がバックリです。
台所の床があちこち血で赤くなっとります。
消毒とかしたいけどそういうものが一切ありません このオウチって。
大体傷口がみたくったって左足側面なんておいそれとみれないっすよ カラダがカタク テ・・。
取りあえずまだキレイそうなタオルとかまいて止血して一応血はとまったけど どうしよ う。
明後日高幡不動なんだけどできるんでしょうか?
困ったなーー
まぁしょうがないからヤキソバでも食べようかしら?
なんの解決にもなっとらんけど・・。
もう何年か前になりますが その頃の夏の上野骨董市にちょこちょこ顔を出してくれてた オジサンがいたんですよ。
でも来るときはいつも酔っ払いでとっても迷惑且つ無礼千万なお客様でしたケド。
近所で小児科の病院をやっているお医者さんなんだということだったんですが言うことな すことなにしろイチイチとってもハラがたちます。
「このギターはいくらなの?」
と70年代のグレコの335モデルを指しておっしゃるので
「3万円ですけど・・」
てこたえると
「え〜〜だってこれホンモノじゃないだろ?ソンナの100円だよ!100円!!」
とかおっしゃるので言い返すのもこりゃ!時間の無駄だな と相手にしないでいると
ちょっと弾かせろよ とか いくらまで安くするんだ? ドンキホーテでも半額とかは当 たり前だぜ?
とか兎に角うるさいったらありゃしない・・。
「申し訳ないけどもともと値段付けといたものをイキナリ半額で売れるってお店のほうが おかしいでしょ?ウチはそんないい加減な商売してませんから・・ メンテナンスだって相応にはしてありますしその分の保証だってしてあるんですから」
と相当むっとして答えたらいきなり対応が変わって
「いや〜〜オレは入り婿なんだよ〜〜だから院長なのに立場が弱く てさ〜〜こんなのマトモに買ったら家に入れてもらえないんだよ〜〜でもね〜〜 本当はすごく欲しいんだよ〜〜」
聞けばカードなんて勿論持たせてもらえないしお財布に入ってる現金もきっちり管理され ていて家に帰ってレシートと残金の合計が会わなかったら玄関で正 座させられるんだそうです。
で、まぁ財布のなかまで頼みもしないのに見せてくれて結局5000円値引きしてしかも 取り置きでってコとで名刺と手付け金をおいてその日はそのまま帰って行きました。
それから3日くらいして昼間に奥様と一緒にきたんだけどシラフだとマッタクの別人のよ うにシズカなヒトで奥様だってダンナが言うような<地獄 から来た赤鬼>のようにはとても見えない品のいい御夫人でした。
何度も過日の非礼を詫びつつ2人で仲良くギターをもって帰ったんだけどそれから3日も しないうちにまた酔っぱらってやってきて今度は国産の古いピックギターを欲しがります。
だってこの前買ったばかりじゃないですか?
そんなに続けて買ったらまた玄関で正座っすよ?
て言ったら じゃぁこの前買ったのと交換してよ
と無理難題をおっしゃります。
しかもそのギターだって5万円近くもするのに
この前も買ったんだから1万円にしてよ 本当ならオマケだよ こんなの
とかやっぱりムチャクチャ言い始めました。
他のお客様だっているんだからハッキリ言ってとっても迷惑です。
でもね こういうこともあろうかと思っていたからちゃんと奥様の電話番号聞いておいたんです 私。
で、電話して奥様がでたので声を聞かせてあげたら一気に酔いが覚めたらしく電話に散々謝ってとっ ても意気消沈してそのまま帰って行かれました。
悪いコとしたかしら?
と思ったけど まぁ しょうがないかと・・
ケド2日後にはやってきてまた値切りまくってくれたんで同情心はその時点でアトカタも 無く消えてしまいましたけどね。
で そういうお付き合いがしばらく続いてダンナは2年越しでピックギターを(奥様に) 買ってもらい 奥様も銀製品や食器を買ってくれてたりしておりました。
それでもダンナの酒癖のワルサはマッタクもってどうしようもありませんでしたけど。
そんなある日 さぁ そろそろお店閉めようかってトキになって突然レスキューのヒトタ チや救急隊員が公園にドカドカってなだれ込んできたんです。
で、
池で溺れてるヒトがいるって通報があったんだけど なにか知りませんか?
と言われたんですが マッタク覚えがありません。
だとしたら会場からはなれたボート池のほうでしょう
と答えたらやはりそのあたりにいたらしく暫くして騒ぎは収まりました。
それから何日かしてそのオジサンのオトモダチってヒトがお店に遊びに来てくれてそれで ようやく事情がわかったんですが
実はこの前池で溺れて大騒ぎにを引き起こしてくれたのはあのオジサンだったんですよ。
いつもの通りに酔っぱらってウチのお店に顔を出そうと思って公園を歩いていたら浮浪者 が何人かでお酒を飲んでたらしい。
それをよせばいいのにカランで罵詈雑言浴びせたも のだから普段はそうでもない彼らもとうとう堪忍袋の緒がキレテ彼 を池に投げ込んでしまったんです。
まぁ池って言ったってそんなに深いワケではありません
セイゼイオナカくらいまでの深さしかないんだけど結構飲んでるもんだからそのままあが れなくなってしまって しばらく ぼーーとしてたら そこをたまたま通り掛かったヒトが勘違いして消防に電話を入れてしまったんですね。
オジサンとしては断ることもできずレスキューまで出動する大騒ぎに こりゃ マズイ と 死んだふりなどしてみせたそうですがアトでこってりと叱られたんだそうです。
流石にこれは玄関での正座ではすまなかったモノらしく以後酒など一切禁止、且つ夜間外 出禁止令まで出てしまったんですね。
で、オジサンとして私にそれを伝えておきたかったらしいんです。
まぁ当分は自宅謹慎というか蟄居というか・・・
来れないぞーみたいな。
それからしばらくして奥様に電話入れてみたら事件自体はそうでもなかったそうなんです が
もしこれが ヤクザだとか本当に犯罪者みたいなヒトタチ相手だったらいったいどうなっ てたかと思って・・
とおっしゃっていました。
いつかはこんなコとになるんじゃないかと 心配で・・
コの程度で懲りてくれれば本当にいいんですが
御迷惑ばかりかけて・・
と。
あれからもう3年近くが経ちましたがまだ謹慎が続いているようです。
たまに電話がきてギターのハナシなんかをしております。
そろそろ息子夫婦に病院をまかせて楽隠居なんだ
そうしたらまたギターを値切りにいくからなーと
受話器の向こうで吠えてます。
そうですね また奥様と一緒に来て下さいというと
ダメだよ あいつがいるとギター買えないからな 今度はちゃんとへそくり貯めてるんだ から いいのを用意しておいてよって。
でも きっと一緒にくるんでしょうね。
来年くらいは謹慎がとけるといんですが。
1.ナツコと携帯電話
ナツコはかつてウチで古道具屋さんの修業をしていたグレムリン(関係者以外意味不明) です。
いまでもお手伝いでトキドキお店に来てもらっております。
で、この前の5月だったか桜祭りだったかのときにワリと久しぶりにお手伝いをたのんだ んですが普段なら到着前に一度は携帯で連絡が入るものなのに(メシの有無の確認だとか 遅刻のイイワケだとか)それがゼンゼンありません。
多少は心配なものの基本がなにしろ鉄砲玉みたいなオンナなのでなにかべつの楽しいモン
(アタマが三角形の宇宙人だとか ハリボでできた銀行だとか)
でも見つけたのかしら?と思っていたらやや遅れて到着致しました。
来て店に入ってきてでっかい鞄をガサガサやって
「遅刻しそうになって焦って携帯電話携帯電話と思ってとりあえずカバンにいれてきたん だけどさっき遅れそうになったからかけようと思って出してみたらウチの電話の子機だったよ〜〜だから電話がゼンゼン通 じなくて〜〜」
そりゃー通じんわ
で、鞄からでてきたのは本当に普通に電話の子機で ありえないくらい携帯電話に似ても 似つかぬシロモノでした。
普通なら携帯電話を形状で認識しているので普通にまちがえるのはテレビとかのリモコン なんですが
(同業者の蓄音堂の田中さんがかつて人前でリモコンと喋って評判をおとしたコトがあ るってこのハナシしたら言ってましたから)
彼女の場合機能を優先した間違いだったのでコトはやや複雑です。
きっとオウチが煙草屋さんだったら間違いなく赤電話を鞄に詰めてきたコトでしょう。
やはりサスガだといわねばなりません。
後日 その話題になって タシカに面白いけどこのハナシがテレビドラマの企画会議でで たら却下だよねーー
現実味がなさ過ぎる そんなバカな女がいるわけないだろって。
まーー現実にしかも堂々と存在してるんですけどね。
2.イラストレーターとプレリードッグ
友人でドドンパ禿げて男がいて彼にこの前聞いたハナシなんですけど・・
彼の友人でイラストレーターになりたいんだけどなかなかうまくいかなくて鬱になりか かっていた女性がいたそうなんです。
でもね、長い間の苦労がむくわれて彼女の才能を評価して雇ってくれるって会社がようや く見つかったんですよ。
それまでどうにもうまくいかなくてなんだかいつも暗かった彼女はヒトが変わったように 明るくなり周囲もそれをあたたかく見守っていたそうです。
で、すっかり元気になった彼女が道を歩いていたら道端で瀕死の小動物が助けをもとめて いるのに遭遇してしまったんだそうです。
「あぁ、こんなところでプレリードッグが水浸しで・・!!助けてあげなくっちゃ!!」
ちょっと前の彼女だったら一緒に道端で死んでしまったかもしれないけれど希望に満ちた 彼女は迷わず自分のスカーフで包みそのまま動物病院に連れていってあげました。
そしたらそこの動物病院の先生が
「・・このドブネズミをイッタイどうしろと・・?これってタブン駆除されて捨てられて たんだと思うんだけど 助けるんですか?ドブネズミなんですが・・・」
まぁ、命に変わりはないんですけどね。
ちなみにネズミになったプレリードッグは(帰りは病院でもらった新聞紙に包まれて元の 排水溝のところに戻されたんだそうです。
人間の勝手なんだが 仕方ないかしらと・・・。
王子様コール
上野骨董市で役員仕事にせいを出してたら いつもいつもとっても困らせてくれる古参の 出店業者のEさんがクソ忙しいトキに電話してきて
「ちょっと見て欲しいコトがあるんだけど」
とかいうんです。
また アヒルのエサをおやつと間違えて食ってしまったから救急車を呼んでくれ! とか 言い出すのかと思ったら
ゼンゼン似合わないカワイイ携帯電話をつきだして
「メールはできないのでメールの契約とかしてないのにメールが入ってくるんだけど ど うにかならないの?」
と おっしゃいます。
申し訳ないけど 私 携帯電話の営業マンじゃありませんて・・マッタクイチイチこんな コトで呼ばないで欲しいなー
と思ったけど まぁしょうがないので見てあげたら契約している会社からの宣伝メールで した。
一応事情を説明してメールを削除してあげてたんだがついでに発信記録をみてみたら私の 名前が 象 になっております。
モチロン私はそういう名前でも屋号でもありません。
そーかー最近どうもダイエットがうまくいかねーと思ってたんだがコヤツがこういうトコ でヒトを象呼ばわりしてやがったからだったんですね
マッタク油断もスキもありませんて
そんなわけで 早速 象を 王子様 にな おしておいてあげました。
モチロンですが そういうことは直ぐに忘れてしまって後日電話いれたら
しばらく無言のあと
「・・あのーーどちらの王子様なんでしょうか?」
なんてえらく神妙な態度で電話に出てくれました。
それで ようやく思いだしましたね そういうことやったの。
Eさんまったく自分でそういうの登録した覚えないけどメール契約もしていないのにメー ルも届くワケだからやんごとなきヒトタチから電話が来るときは携帯にもそう表示がでてもスコシモ不思議じゃないと理解してしまったようなんです。
まぁ私の職場ってそういうところでこういうヒトタチの管理が主な仕事なんですよ。
そりゃー大変なんですって・・・・
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今日 ゲート番が終わってようやく開店準備に入ったところでゾンビ君(ウチの古参業者 さんです。ゾンビにそっくりです。)の弟さんが呼びに来て「お願いだからちょっと見にきてください」っていうんですよ。
行ってみたら60位の浮浪者なオジサンが植え込みで寝ていたんだけど目も顔も考えられ ないくらいに黄色くなっていて 足もパンパンにむくんでおりました。
一応意識はそこそこはっきりしているんだけどどうにも動けなくなっていたんです。
ゾンビ弟さんによれば今回の会期初日からお昼ころやってきて夕方くらいまで木陰で過ご してそれからネグラに帰っていたとのことだけど今日見てみたらどうにも様子がおかしいので私を呼びに行ったということでした。
歩いていけるようなら自分で病院に行かせるべきなのかもしれないけど素人目にみてとて もそんな状況とは思えなかったので迷わず119番して救急車を呼ばせて頂きました。
電話でおおよその状況を伝え表通りに出て救急車を誘導し 弟さんに聞いた経過を説明し てオジサンを救急車にのせました。
オジサンは救急車に乗せられるまで 何度も何度も私にありがとう と言ってくれたんで やっと理解したんだけど ときどき意味不明なお礼を言いにやってくる浮浪者なオジさん達てかつて公園で行き倒れててそれで救急車呼んであげてたヒトタチ だったんですね。
そういえば役目柄一度や二度ならずこういう場面に遭遇していましたよ。
救えないこともあったけれどなんとかなったコトもあったんですよね。
そんなコトはすっかり忘れてたし もともとヒトの顔とか覚えるの苦手なんでわからな かったんです。
いきなり店にやってきてその節はありがとうございました と お弁当とかもらってもな んのコトかさっぱりわからないまま ラッキー!!なんて思いながらバリバリ食ってましたよ 私。
彼はまだ意識とかあったけど他のヒトタチは昏倒とかしてましたしあまり喋れるヒトなん ていませんでしたね。
たまに ギリギリ意識はあっても私が鞍馬天狗にみえてしまう程度な意識レベルでしたか ら。
そういうことをうわ言のように口走るオジサン達を救急車に乗せるので手一杯だってのに 顔だの特徴だのを覚えてるワケありませんて。
まぁ、でもなんにしても 生きててヨカッタ!
生きててナンボですからね 人間は!
そう思うとちょっと嬉しくなりましたね。
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夜になりさーー店じまいだぜーてコトで 集金していたらちょうど障害者用トイレの前に お店をだしてる業者さんが
「なんだかね 変なオジサンがいてね だまーーってお店の前にそっと石を置いていくん ですよ。なんか気味悪いんですけどどうにかならないかしら?」
とおっしゃいます。
で、みてみれば50代後半くらいのちょっと目つきのアヤシイ浮浪者なオヤジが障害者用 トイレの前に仁王立ちでした。
あの人なの?と訊くと そうなんですよ とやや不安そうな様子です。
でもなーー黙って石を置いたくらいではちょっとなーー警察呼ぶわけにもいかないしなー と思い それに周りにはほかの男性業者もいるしヒトも大勢いるわけだし ということでそこはそのままおヒラキということで王さんにもとっとと帰って頂きま した。
けれどやっぱりそのままってワケにもいかんだろうってことで深夜1時頃見回りの時に様 子を見にいってみたら さっきのオヤジが何故か フルチン で しかも 腰にてをあてたり 壁にもたれてみたりといろいろとポーズを変えつつ ナニカを誇 示しておりました。
あぁ そーかー ここんとこ天気が不安定だったから虫干しでもしてるのかなー?
と一応好意的に(?)解釈ししばらく様子を見ることにしたんですがアキラカニとおりが かりの女性に見せびらかすように誇示しはじめたので
こりゃもうレッドカードだってことでソク110番させていただきました。
まぁちょうど去年の今ごろ殺人事件も発生しているのでやはりここは通報しておくべきだ ろうと判断したんですよ。
それでも一応彼にもわかるように目の前で電話したんだが マッタクひるむ様子もなく誇 示しまくっております。
おっつけ自転車にのった警官が見えたところでヤツは障害者用トイレの中に隠れたけれど 服を持って入らなかったのでフルチンのまま御用となりました。
訊けばよくこの辺を徘徊している浮浪者で朝からやることがなくて酒ばかり飲んでいるか ら夜半に絶好調になるもののなにをしていいかわからないのでかのような奇行に走るんだそうです。
どうもこういうことも一度や二度ではなかったらしくお巡りさん達はなんだかとってもげ んなりしていましたね。
そのくらいで本当にすむものならいいんだけど実際には難しいところです。
まぁ、彼の場合は一応説得に応じてくれて骨董市開催中はフルチンにならないってことで 一件落着にしたんですけどね。
コの業界て何故か値切られるのが当たり前なところがあります。
まぁ きっともともとがイクラで売れるかわかららないからどこか買値がファジーだった り 下手すりゃまとめて買ってきたものの中にちょっといいものが混ざってたりすることがママある世界でもあるので 店主がその分雑な売値をつけてたりする からなんでしょうね。
もともとコの世界にはいった25年くらい前ってまだゼンゼンオープンじゃなくてなんと か調べて人間関係をつくりようやくの思いで交換市場に入れてもなんにも買わせてもらえませんでした。
(もともと買う業者さんが決まっているところに荷物を持ち込んで競り合うって場所でも ありますから。当時新人で入るとその競りにさえ参加できず先輩業者さんがオとしたものをアトでわけてもらっていたんです。でもそうすることで不用意に値段 がつり上がることを避けていたという面もあるのですが)
当然だけどお店も構えていない タウンページに買い取り広告をだすにして一番ちっこい のしか出せないからまずそういうハナシなんてくるわけがありません。
で、仕入れは当時まだはじまったばかりのフリマにきてたって新人業者さん(当時ね)が いっぱいいましたね。
じゃーそこで業者さん相手に古物を売っていたフリマの業者さんはどこで仕入れていたか というとゴミから拾って来てたり家屋解体の業者さんから買ってきてたりしたんですよ。
実はコの仕事に入って一番最初に先輩業者さんにおしえられたのは普通にゴミの日を回っ てゴミの中から売れそうなものを回収してくることだったんです。
それならリスクがないし そうやって町をこまめに回ることで家屋解体の現場に遭遇する かもしれないし引っ越しやら片づけの現場に遭遇することもあるだろう いや、ゴミの回収も普通は嫌がられるけどやり方や方法によっては逆に重宝がられてな にか声をかけてもらえるコトもあるのだから なんて言われて1年くらいでしたけどやってました。
その頃はもう都内は粗大ごみの日なんてのはなくて燃えないゴミの日でしたかね。
それをほぼ毎日朝4時から11時くらいまでオウチの近辺20キロくらいをそりゃーこま めにまわっていたんですよ。
その時点で商売敵みたいなのが何人かいて彼らは結構ゴミ捨て場を荒らして帰っていたの でそれを片づけていたら近隣のオバサン達に気に入られてお茶をご馳走になったり片づけの仕事を頂いたりできるようになりました。
でもね、こういう状況下での頂き物ってそうありがたいものはなくてむしろお宝はゴミの 中にあることが多かったんですけどね。
よく誤解されがちだけど ゴミの中から普通に良いものが出ることはまま在ることです。
ただし相当な距離を丹念に探し回ってのハナシですけど。
腕時計や銀のアクセサリーは普通に捨ててありますし 銀のフルートやO ゲージの鉄道模型 一眼レフのカメラがカメラケースごとなんてのは別にめずらしいことでもなんでもありません。
ようはもともとの持ち主が何らかの事情で不要になるとその家族はワリとぞんざいに捨て てしまうもんなんですよ。
ものの価値ってそう普遍的なものではないんですね。
まだ当時中古でも高価だったニコンFとレンズ2本入ったカメラケースが落ちてたり(ゴ ミ袋に入った状態でね)キングセイコーやらオメガが他のゴミと一緒に袋に入ってたり・・まぁ嬉しかったのはヨーロッパ狼の剥製だったけど・・・。
今はどうだかわからないけど下手な市場で仕入れるよりよほど良いものがぽんぽん捨てて ありました。
粗大ごみのほうは横須賀だとか鎌倉あたりだと当時はまだ全盛だったので家具とかブリキ の玩具とか面白いものが相当でたようです。
で、そういうものを店イッパイならべてイクラで売っていいものかわからないからお客さ んの顔みて値段つけるってんじゃ そりゃー値切られるわな・・と思います。
もうずいぶんまえになるけどこの仕事はじめてまだ右も左もわからないころ勉強がてら新 宿の花園神社に遊びにいったことがあったんです。
そうしたら会場の真ん中らへんにニコニコ堂さんがお店開いてて(後に偶然近所にお店だ したことでかわいがってもらうようになるんですが)そこにやっと買えそうなレコードがありました。
それで値段交渉していたら 横からみょうみょうさんが
「こいつはねーゴミから拾ってきたものを値段つけてるだけなんだからうんと値切らな きゃダメだよー」
なんてちゃちゃ入れてきて ソレ聞いたニコニコ堂さん
「このレコード拾うのに10日間はゴミの日を探さなきゃならないんだ。
その手間賃だと思えば安いモンだろ?
大体ゴミから拾ってくるというが俺達にとってこれは漁みたいなんもんなんだよ。
なんでもかんでもただ拾ってくればいいってもんじゃない、その時の運やらカンやら知識 やらいろんなモンが加味されてそれでようやく持ってくるんだからさ。
な?大体漁師ガ苦労して捕ってきたサカナをいきなり値切ったりできないだろ?でもオレ はあと200円なら安くしてやるよ、それなら買うだろ?」
ナルホドなとありがたく買わせていただきました。
レコードというよりその口上を。
100円値切らせない(本当は300円値切ろうとしてたんです)ためにそれだけ喋りま くれるその根性に。
今は流石にもうゴミは拾っていないだろうけどまだお店は同じところにあるようです。
ウチのお店は放火されてそれから神奈川県まで来てしまったので今はあまり会うこともあ りませんケド。
まぁ、彼のハナシはまた今度かきますね。
面白い話が結構あるんですよ。
買い出しというのは基本的にそのご家庭の事情に好むと好まざるとに関わらず顔を突っ込 んでしまうことでもあります。
実際買い出しで一番多いのが持ち主が亡くなったことで宙に浮いてしまった家財を整理す ることなんですから。
当然そういったコトに気を使うのは当たり前だのクラッカー(死語)ですが意外とずさん な業者さんが多いようです。
私もできるかぎり注意を払うよう心がけておりますがやはり万全にとはいかないもので す。
なかなか難しいモンなんですよ。
あの宝島なオウチから既に何軒か片づけを済ませてきましたが火星の土地の権利書以後特 にこれといったものはでませんでした。
まぁ、基本的にいろいろな事情があって片づけもママならないお宅からの依頼ですのでお 役に立てればそれはそれで充分なんですが。
で 明日また宝島にお邪魔させていただきます。
もう今からワクワクしております。
で、この前わけていただいた荷物を整理していたらソビエト煙草 1945〜1947と 書いてある大きな茶封筒が出てきたんです。
中を見てみたらとても粗悪なソビエトの煙草のパッケージに紛れて満州国製造とある当時 の日本軍で支給されていたとおぼしき煙草のパッケージが出てきたんです。
つまりこれってシベリアに強制労働させられてた人たちのコレクションじゃ・・。
既に持ち主は他界されているので今となっては知るよしもありませんが可能性としては充 分考えられることです。
だとすれば・・・・
これを彼の地で筆舌に尽くしがたい過酷な環境のなかで集めてなんとか保管するためにひ らいて確保して・・・・・
どういう思いでこれを集め過酷な日々をどう過ごされていたのか・
このパッケージがどうこうというよりこれを集めた人間に対しての思いがムネを過りま す。
それがいま見ようによっては紙くずにしか見えないようなものがそれだけの歴史を背負っ ていま手元にあることが本当にすごいなぁと・・。
モチロンなんの確証もないんですがでも・・ね
久々に夢のような買い出しでした。
まぁいきなり骨董品だとか高価なものは殆どなかったんですがなんだかとっても楽しかっ たんです。
今日お伺いさせてもらったオウチは都内の一方通行だらけの袋小路のホントに奥にぽつん と取り残されたような古いオウチでそこの主は学者さんだったんですよ。
以前にもなんどか学者さんのおうちに買い出しにお伺いさせて頂いてつくづく実感するの ですがかのヒト達は本当に面白い。
専門がなんであるかとかではないので多分いろいろなモノにかかわる姿勢のようなものに なんらかの共通性があるんじゃないかと思っております。
カンタンに考えても基本的に収集癖が強くてモノを捨てるってコトをしない私たち道具屋 さんにとってとってもナイスなお客さまなんですよ。
大体集め方がとてもステキです。
なんにせよ集めるとなると真っ向勝負でなんでも持ってきてしまっているしそれが彼らの とっても個人的な思い入れでそこかしこに雑然と積み上げられたりしているので その有り様を見てるだけでもなんだか嬉しくなってしまうんです。
インテリアだの風水だのはスガスガしいくらいマッタク相手にされていないけど私達道具 屋にとってはなにが出てくるかわからない宝の山にしか見えないんですよ。
きっと困った家人がちょっとでもそれをうごかそうものなら不平を言いまくったりするの でマズだれも手が出せない状態でそのまま維持されてしまったんでしょうね。
でもね その徹底したものの在り様がなんだかとってもいいんです。
まぁ一緒に暮らさねばならぬ家人の努力と苦労はなみなみならぬものがあるとは思います が・・。
で、普通はその主がなくなった時点で大抵のものは家人によってホントせいせいしたわ! と処分されてしまっているのが通例なんですが 今回はほぼ手つかずで現場が保存されていたんです。
(とはいえ書庫の蔵書のあらかたは古本屋と国会図書館に寄贈されていて貴金属類やライ カのカメラなどは遺産分けで消え去っておりましたが)。
おかげでなんだか夢みているように楽しうございました!
なにがって そのあまりにも雑多なそこの主が散々にいじくりましたガラクタたちが。
鉄道模型があったり・・ かつてそこに暮らした子供たちのおもちゃがそのまま残されて いてあたかも彼の収集ブツの1部のようにそこかしこにあったり・・ なかでも圧巻は主が工作部屋と名付けてトキドキ立て篭っていたいう4畳くらいのとんで もガラクタな小部屋。
考えられないような状態で イッタイこの環境下でどう使ったんだこの工具を てな具合 に全てのすき間とうすき間にモノが詰めこまれヒト一人がそこにやっと置かれた椅子に座るのがやっとな状況なんです。
歳80にしてまだそこで作業に没頭していたそうですが何時崩れてきて下敷きなりかねな いモノのイキオイに家人は気が気ではなかったと申しておられました。
そんなコトを話ながらなんだか恥ずかしそうに見せてくれたんですが
「これは私みたいな人間にとって宝島みたいなモンですよ。」
ていったらとっても喜んでくれて
「おじぃちゃんもきっとソレ聞いて天国ですごく喜んでますよ。今日は来てもらって本当 にヨカッタ。」
て感謝されてしまいました。
いやいや私も本当に面白かったんです。
呼んでもらって感謝の極みでございます。
残念ながら時間切れでイッタン引き上げになってしまったけどまだ最低でもあと3日くら いは通うつもりです。
もうかれこれ5年ほどまえに親指の先ほどの痼りが肩に出来たんです。
気にはなるけど別に痛くもなんともないし迂闊に病院とかで調べてもらってとっても恐い 病気だったりするとイヤなのでなんとなくさわらぬカミにタタリ無し状態になっとりました。
で、そのままナキモノになってくれてればよかったんですが この前の上野の最終日あた りからイタミはじめて しかも順調に成長までしてくれてたんです。
その後に及んでなおーーそのうちきっとどこかいくんじゃないかしら?なんて自分を誤魔 化し続けていたんですがとうとう夜殆ど一睡もできなくなるくらい痛くなってしまったんで今日の朝しぶしぶ病院にいって参りました。
その時点で縦4センチ横5センチの立派な痼りに成長していて上から革ジャン羽織ろう かってだけで泣きたくなるくらいイタミマス。
雨がしょぼ降る中カブに乗って病院にたどりついたんですが今度はどの科で診てもらうの がいいのかゼンゼンわかりません・・。
産婦人科と小児科と泌尿器科以外の全てが該当しそうな気さえします。
結局自分で判断できず受付で看護士のヒトに見てもらって形成外科へ。
で、どんなにコワイこと言われても受けてたつ覚悟でのぞんだんですが結果は
オデキの王様(?)ですね イマドキこんなデッカイオデキ作って るヒトなんていませんよ。 と誉められて(?)
その場で切開して溜まった膿とかだして縫合して拍子抜けするくらい簡単に終わってしま いました。
でもね、まだ成長する前のがアト2コほど見つかってしまったので23日に再手術なんだ そうです。
やはりほっておいてもあまりイイコトはないらしいので切らなきゃいけないモンみたいで す。
そうそう よーく 考えてみればカラダにメスが入ったの初体験でした。
帰りにお医者さんに
カラダはちゃんと洗わないとダメですよ〜〜
いい加減なお風呂のはいりかたしてるとまたできますよ〜〜
なんていわれたけど
そのはるか手前で風呂ナンゾに入らんのじゃい!!
と思ったけどなんの自慢にもならないので(負け犬の)遠吠えするのは止めときました。
帰りに調剤のため薬局に寄りましたが来たの3年ぶりでこのまえ頼んだのは胃薬だった そーです。
それで思い出したけど
前回は夜中にめちゃくちゃムネが痛くなって きっとこれは あれだよ 心臓とかが梗塞 だの拘禁だのしてるんだ と青くなって救急に駆け込んだら(自力で)タダの胃炎で しかも原因が一月毎日カレー食ってたからだ ということまでバレて 医 者に思いっきりバカにされたんだっけか・・・・。
あのトキはなんだか悔しかったなぁ・・・・。
たいしたコトがなかったんだから本当はそれがナニヨリのハズなんですが・・・。
上野で骨董市をはじめてもう20年を超えてしまいました。
都内で開催されている骨董市でも特に長寿な市だと言っていいと思います。
で 私は道具屋になって25年 これまで ジツにいろいろなところでお店を出して来ま したが上野くらい濃いヒトが集るところは他に例をみませんね。
マッタク いままで どうやって客商売していたんだろうってくらいコワモテのオカマ チャンとか ロクに足し算もデキナイ手配師だとか サクラで雇ってくれとおばぁちゃんが売り込んで来たり・・ まぁ(いいとかワルイとかは別にして)なん だろうかね?ってヒトタチで溢れかえっ
ております。
そういえば何年か前になるけど公園の野良猫に毒餌食わせて死んだ猫を集めているってオ ヤジがいて前出のコワモテのオカマチャンにボコられていたことがあったっけ・・。
アメリカの映画で ガンモ てのがあってそれでちょうど同じような事を主人公がしてい てそれを真似たのかとも思いましたが結局そのまま警察に捕まってしまったのでなんでそんなことをしていたのかはわからないままでしたね。
私達もその乱闘騒ぎがおさまるまではまさか猫に毒餌やってたなんて夢にも思いませんで した。
そうとわかってりゃ乱闘に参加したのにとちと残念です。
いつも出店するたびに同じ顔をみかけるとほっとするものですが 時間が経つにつれ ヒ トも少しづつだが入れ替わりあたらしい顔が見えて来ます。
最近というか ここ2年程少し変わった女性がほぼ毎日のように顔を出すようになりまし た。
大柄な外国人女性でウワサではロシア人 片言の日本語を喋り当初は刀用のケースと剣道 の稽古着をいつも持ち歩いていました。
言葉がうまく喋れずコミュニケーションがとりづらいせいからか よくヒステリックにな り突然大声をあげたり 話している最中にいきなり怒りだしたり・・。
たまに着物や帯を買ったりするお客様でもあるので骨董市の業者さんは恐がってはいたけ ど挨拶をかわす程度の付き合いは続いていたんです。
けれど今回はどこか彼女の様子が違っていました。
いつも肌身離さず持ち歩きあれほど大切にしていた剣道の道具を持っていません。
どうしたのかと思ってもそういうことを話し出すきっかけもなく まぁ そのうちにと 思っていたらしばらく顔を見せなくて何日かぶりに顔を見せたかと思ったら今度は右目のマワリに大きなアザを作っておりました。
流石にと思って聞いてみたら
「ダイジョウブ ダイジョウブ ナンでもないよ! ワタシもガンバル だから アナタ も ガンバロウ!!」
としか答えがかえってきません。
困ったなぁ・・どうしたら・・と思っていたら そこへ彼女の友人のブラジル人の太った 黒人のオネーさんがコドモ連れであらわれて すぐに彼女のアザに気がついて・・。
ふたことみこと喋ったら彼女は大粒の涙をぼろぼろこぼし始めてそれをブラジルのオネー さんがしっかり抱き締めて・・・。
なんだかちょっと感動させられました。
いいなぁ って 。
それからスコシ元気になったようで毎日顔を出してくれました。
言葉も上手く喋れず大柄で目立ち 性格的にもあまり引くコトをしらないようだからトラ ブルはそこらじゅうだと思います。
結局どうして目のマワリにでっかい痣を作っていたのかはわかりませんでしたが まぁ そのうち痣も消えてそうしたらもう少し元気が戻るでしょう。
ちょっと面倒そうなところがみえるのであまり積極的に関れるとは思えないけど今度はも う少し辛抱強く話しをしてみようかと思います。
いつものように朝 お店を開けて外においた椅子なんぞに座ってお茶など飲んでいたら ちょっと上品そうなオジサンが
「ヒトを捜してるんですが・・」
とおっしゃっるんです。
で、事情などお伺いさせて頂いたところ
「今から2年程前にここである業者さんの写真を撮らせてもらって で それが出来たら お渡しする約束をしたんですが 去年の秋にきたトキにどうしてもその業者さんが見つからなかったんです。
それで そのときに春ならもっと業者さんが来るからといわれたので来てみたんですがや はりいないみたいなんですよ
あちらの業者さんにきいたらアナタがココの世話役だと聞いたので聞けばわかるか と・・。」
でもね名前も屋号も聞いていなかったトカで特徴は頭にバンダナをまいてギターを弾いて いたというだけなんです・・・。
横顔は私に良く似ているんだが でも そんなに太っていなかったと・・。
オジサン 本当はね 私はしっかり憶えていますよ 写真撮ってもらったの・・。
だって他にお客様だっているってのにポーズまでとらされたんだもの・・。
タシカにスコシ太ったかもしれない(ホンの5キロ程・・)
頭にまいてるのもバンダナじゃなくて風呂敷だし。
そうそう2年前といえばちょうど煙草止めたばかりだものね・・。
煙草止めたら太るっていうけどホントだったんですねーー
で 結局自分であることをどうしても言い出せず今度写真を見せてくださいねー 頑張っ て一緒に捜しましょうねー−!なんていって別れました。
カナリつろうございました。
ありえねーだろーと思いましたが言い出せない自分がなんだかとっても情けなかったデ ス。
くっそーー痩せてやるぜ!!
とホンのスコシ心の片隅で誓ったな・・。
ウチのチョビさん(猫♀)は私が3日ほど帰らないとカナリの確立で円形脱毛症になりま す。
おそらく孤独にたいする過度な不安がストレスになってしまうのでしょう。
やはりナイーブでデリケートなトコが飼い主に似てしまったんですね・・。
でもね、あまりにデリケートなのも困りものです。
一応オウチには肺魚や電気ナマズとか他にもお友達がいるのですが意思疎通に問題がある のかこういうトキに なんの助けにもなりません。
今日も朝から出ていたのですが帰って来るなりしがみついて一切離れてくれませんし。
まぁ、そういうところがかわいいとは思うけれど猫の身としてはさぞ必死な状態なんだろ うと思います。
でもねーーおまえの都合に合わせて生きるわけにもいかないんだよ・・。
だってもう明後日からは上野にカンヅメでしかも今回は役員はワタシ1人なんで泊まり込 みだっていつも以上になるのはヒヲミルヨリアキラカなんだよーー。
不憫だけど仕方ないんだよなー−
だからといって上野連れて行っても慣れない環境じゃ余計ストレスが溜まるんだろうし ねー
できれば近辺に里親になってくれる友人とかがいればいいんだけどいないものなーー
困ったもんです。
上野終わる頃にはまたきっとハゲこさえてんだよね・・・。
女の子なのに・・・・・。
この前横浜アリーナが終わって次の日オウチでへたれてたら五十嵐さん(横浜アリーナア ンティークフェアの会主です。同期なんですね)から電話があったんです。
ナニかしら?と思って出てみたらなんでもお客様からの問い合わせが入ったらしい で、 すぐウチだとわかったからっていうので
なんでかなー やっぱり出店地図とかあるからかしらー?
て思って聞いてみたら
入り口のそばで とてもグチャグチャでよくワカラナイものがヤマヅミの汚いお店と言 われて
あぁ もうそんなの アイツしかいないと
ナニヒトツ 疑いの余地なく ウチに電話してきたっていうんです。
まーーマッタクなんてコトかしら?
イッタイドコのドイツがそんな理不尽な言い掛かりを!
と思いながら問い合わせしてきたっていうお客様に電話してみたら
かつて横浜コンコース時代にさんざんお世話になっていたお客様でした。
そうかーーそういえばもう知り合ってかれこれ20年にもなろうかっていうのにお互い相 手の名字すら知らなかったンですね。
で、今日20年目にしてはじめてお宅にお邪魔させて頂き御注文の楠の船トランクと宇宙 人のメキシコ人の民族衣裳なんぞを届けてまいりました。
着いてみたらとんでもなく大きなオウチで近辺の大家さんらしく駐車場には息子さんが 乗ってるっていうポルシェなんぞが停まっております。
その息子さんてタしかコンコース時代に 手を引かれてよく来ておりましたっけ・・・。
あの ハナタレがポルシェかよ! と思いつつもあっという間に目の前を過ぎさった膨大 な時間を思わずにはおられませんでしたね。
で、荷物を降ろしていたらついでに昨日買って来たばかりの荷物も是非見せてほしいと言 われたので手前にあったのを少し降ろしてみたら その場でプチマーケットがはじまってしまいました。
梱包を解きながらムカシバナシに花を咲かせて
お茶を頂き ムカシウチで買ってもらったものを見せて頂いて よく20年も続いたわよ ね あんな無茶な荷物で と変な感心のされかたをして・・。
いやね それはね 自分でもそう思いますよ。
よくもまぁ生き残れたもんだって。
未だに書き物も焼き物も作家ものもナニヒトツ満足にわからないってのによく道具屋なん てつとまるモンです。
それでもおたくで買いたくなるのよ
面白いわよねぇ
なんでかしら?
て、私が聞きたいです 奥様
きっとね 波長があうんですよ
グチャグチャでよくワカラナイものがヤマヅミの汚いお店ての が。
て言ったら
根に持ってるわね?
とおっしゃるので
持ってます
て言ったら
いやぁねーーあれは誉めたのよーー
だって名前は思い出せないし 店名なんて見てなかったし なんて言っていいかわからな かったから とりあえずそう言うしかないじゃない でもねーわかるかなーと思ったら 五十嵐さんは
そりゃーもう あいつしかいませんて すぐわかったみたいだったわよーー
五十嵐 め ーー!!
まぁ、でも面白かった!
結局今日も仕事だったが古い友人を訊ねたような感覚だったからちょっと休日気分でし た。
いろいろ買ってもらって一息つけましたしね。
ムカシムカシ・・・
まだ横浜のコンコースでフリマとかやってた頃のハナシでございます。
いつものように月末店を広げてたら なんとなくウチのギター見てた大学生くらいのオト コノコが突然
「ギターとか弾いてみたいんだけどむずかしいの?」
て聞いてきたんですよ。
そしたらそのとき店を手伝ってくれてたバイトのオンナノコがペロペローーン と弾いて みせて
「練習したらこのくらいすぐ弾けるよ---」
て言ったのがきっかけでウチで適当なギターを買って時々練習にくるようになったんで す。
それでどうも彼女が最初に弾いた曲が気に入ったらしくて まぁあまり初心者向けの曲で はなかったんですがそれでも2カ月ほどかけてなんとか弾けるようになりました。
で、この曲なんて曲なのって聴かれて
あ、そーだよ これってオレが作った曲で 「マンタムは行く」 っていうんだよねー
て答えたら それが彼には相当メからウロコだったらしく なんだかしきりに感心してお ります。
ヨウはその曲がいいとかワルイとかじゃなくて 曲って好きなときに 誰でも 好きなように作っていいんだということが彼にはとっても感銘だったんですね。
それで楽曲そのものに興味をもった彼は やがてコンピューターを購入してそれでいろい ろな音楽を作るようになったんですよ。
しばらくしてそうやって作った楽曲をあちこちのコンテストに応募していたらSONYで 募集していたのにまんまと入賞して仕事が来るようになりました。
で、いつのまにかプロになった彼は忙しい日々をおくっていたんですがふと不安になりそ れで連絡してきたんです。
もちろんその頃にはコンコースのフリマはなくなってたし私の連絡先だってわかりませ ん。
あちこちのフリマや骨董市で情報を集めて多分10年ぶりくらいでしょうか
ようやく捜し当てられてしまったんですよ。
なんで私を捜してたかっていうと
「多分オジサンと会っていなければ今音楽でメシを食っていなかったと思います。その意 味では本当に感謝してるんだが これで このままでいいのか わからなくなったんです。確かに音楽を作る事は楽しいけどでもなんだかなーって仕事のほうが 遥かに多いし・・そういうのに追われて来ると自分がなにやってるのかさえ良くわからなくなって・・。
で、最初にきっかけをくれたのもオジサンなんだからなにかイイ方法を教えてもらえるん じゃないかと思って・・」
と かなりおおまかだけどこんなカンジでしたか・・。
ムズカシイなとは思ったけどできるかぎりは答えるようにして 本人も納得して帰って いったけどどうだったんでしょう?
あれからなにも言って来ないところをみると解決したんだと思っているんですが・・。
もう3年は経ったかな?
元気でやっていればいいんだけど・・・。
今からもう20数年前のコトになるんですがやたらボロのアパートを仕事場にしてたコト があったんです。
振り分けの4帖半2部屋とあきらかに建築関連の法律なめてるとしか思えないいい加減な 増築で空中に飛び出すようにくっついている2帖程のキッチンだけど1万5セン円とバカ安でした。
一応共同風呂なんかもついてるんですがそれも普通のお部屋の床をぶちぬいてスノコひい て風呂おけおいただけのシロモンでしたね。
そいつをアパートの住人である約20人程が使うのでいつでもフル稼動してました。
モチロン一度も利用しませんでしたが何故か風呂代ってことで家賃とは別に毎月500円 くらいとられたかな・・。
それでも駅から5分の至便性考えればとってもおトクです。
家賃なんてイチネンためても18万円ですぜ。
もうカネにモノ言わせてイチネン分先払いとかかましてましたね。
しかもフタツの部屋を仕切っているまん中にある押し入れが邪魔なのでぶちこわしたとこ ろ
(大家には自然崩壊したと報告、大家が素直に納得する程度の安普請がウリでした)
天井が一部はずれたんで天井裏みてみたらとっても広かったのでそのまま床はって住める ようにしたらなんだかハイジ状態になりステキで楽しいオウチになってしまいました。
そんな楽しい日々を送っていたらある日ヘンな新聞の勧誘員がやってきたんです。
私は基本的に新聞とかとりません。
テレビ欄と漫画しか読まないのにそんなモンとってもモッタイないだけですからね。
で、いつもどおりここは仕事場だからって理由で 断わろーとしたらイキナリ新聞の切り 抜きとかみせて
「ワタシはアフガンの難民でアミンとイイマス。現在祖国は戦争中で難民が溢れていま す。それで要らない服とかなんでもいいんですがなにか難民支援ということでもらえないでしょうか?」
て言い出したので詳しくハナシを聞かせてもらったんです。
彼はアフガンの王族の一人で王子(といっても当時37才)だそうでヨメもコドモもいた しそれなりの重職についていたそうなんですが将来のために日本の大学に日本文化の勉強に来たんだそうです。
だが1979年にソ連がアフガンに侵攻。
彼の家族は全員殺されてしまいました。
帰りたくても帰るすべも場所もなく彼は未知の国でいきなり戦災孤児になってしまったの です。
それでもやっとやれることが難民救済活動で彼はありとあらゆるモノを集めて祖国へ送っ ていました。
新聞の勧誘ももともとはそのためにはじめたということでした。
ただ勧誘にいっても追い返されるだけだけですがボランティアだと扉は開けてもらえま す。
で、どちらかは(ボランティアか新聞か)必ずしてもらえるからムダがないんだと申して おりました。
彼の置かれている立ち場や状況には確かに同情を禁じえないものがありましたがそれを圧 倒的に上回るしたたかさとというかしぶとさみたいなものにはある種の感動さえ覚えましたね。
すげぇなぁって・・。
もし自分が彼と同じ状況に置かれて大切な人間の死後僅か1年でここまで立ち直り精力的 に動けるものだろうかと・・。
で、まぁ、そういうことをハナシてたらイキナリ
「ところでアナタ難民ですか?」
「・は??難民??だれが??」
「だって、ココはヒドイ状態デス。難民だってもっとイイトコロに住んでマス。いやー日 本にも難民っているんデスねー?今度服アゲマス!」
いりませんて、スコシも難民じゃないしと思ったけど結局服はもらっちゃいました。
それからなんとなく仲良くなったのか(アミンが)よく遊びにくるようになって下手する と居着いて全然帰ってくれません。
それでも彼のなかでは私は難民として定義されているらしく必ず食料(食パンとマメとか 煮込んだもの)持参です。
当然ですが私は彼のナカでは難民ですから食料はちゃんと分配してもらえます。
その内ギター教えて欲しいというから教えてあげたらとっても喜んでくれましたね。
彼の国ではいわゆる芸能にかかわることは一番身分の低い人間がやることで王族である彼 は絶対にやらせてもらえなかったんだそうです。
だが残念ながら基本的にとても不器用だったんで全然おぼえられないまま練習は終わって しまいました。
(それでも友人でプロだけどメシの食えないギタリストを紹介してあげたりしてました)
なんどかオウチにも招待していただいたんですがナニゲにいいマンションかりて小奇麗に 暮してました。
しかもさすが王族だからなのかもってるものが半端じゃありません。
あまり趣味がいいとは思えませんでしたがアミン曰く数百万円するようなアフガン絨毯が ところせましと壁にはってあるし、どーゆーわけか天井全体に人工芝が張り付けてあります。
テーブルは大理石だし、その辺はなんだかキンキンキラキラ輝いてて、アラブの王族の趣 味の悪さを身を持って体験させて頂きました。
その彼が一番ほしかったのがカノジョでこれに対しての熱意にはホントに頭の下がるもの がありました。
一緒に道とか歩いててもとりあえず若い女性とみれば話し掛け例のアフガンボランティア のハナシをはじめます。
それで興味もつと今度は家族が殺されたハナシをして少しでも同情しかけるとイキナリ
「なんとか結婚してもらえませんか?」
って懇願してましたから。
でもこれも今はまだ学生ビザが有効だし、一応難民認定の申請を出しているとは言えいず れは退去させられてしまう、でもそうなった時に祖国を政敵が支配してしまっていれば彼はその場で殺されてしまうことも充分にありえることなんです。
いま考えてみれば生きる為にはどうしてでも国籍が必要だったからなのかもしれません ね。
それからしばらくしてアフガンからソ連が撤退したんですがやはり彼には帰る場所はな かったらしく 何故か臍占い(?)でマスコミデビューを果たしそのあたりで知り合った女性漫画家と結婚したって風のウワサで聞きました。
あれから大分たって連絡も取れなくなってしまいましたが今はどうしてるんでしょう?
クセが強くて決して付き合い安い人間ではなかったけど幸せに暮していればなぁと思いま す。
私にとって風呂と は遥か彼岸に浮かぶ灯篭のようなものである。
2007・1/8 ウチの風呂は1Fにあります。
物凄い事に自作です。
だって基本はあくまでも倉庫なんですからもともと風呂なんざついてないんです。
しかも近辺にいまだ銭湯を発見するに至らないところから考えればこの近辺の住人は風呂 とかに入る文化的素養がないのかもしれません。
まぁ、そんな事情も手伝って引っ越ししてから半年くらいは2F事務所部分に設えられて いる給湯用の流しに入っておりました。
かつてヨガの修行に明け暮れたコトなどもありましたがこういうシーンではあまり役にた つ技術ではなくいつでも床が水浸しになりましたね。
で、そういう状況を見かねた以前住んでたオウチのプロパンガス屋さん
(不覚にもその流しに入っているところを集金にきて目撃されてしまった)
が
ウチの会社の裏に転がしてある回収してきた風呂おけや湯沸かし器を持って来てやるから 1Fに風呂を作れよ!!
このままだと何時か床が腐るぜ!!
と申し出てくれたので取り合えずガスと配管工事はプロである彼にまかせて自作でシャ ワールームをこさえたんです。
床部分にフネ(左官がコンクリこねるでっかいバット)おいてそこから廃水管つないで シャワーはお花に水あげる如雨露のサキッポを湯沸かし器のホースの金具にハンダ付けで・・・。
で、まぁ ちょっとファンタジーなお風呂ができたんですがいかんせんこの時期は寒すぎ るんです。
しかも2Fから1F倉庫の最深部にあるシャワールームに辿り着くには途中いくつもの難 所を超えなければなりません。
不撓不屈の意志がなければ決して辿り着く事等デキナイマボロシの秘境なんです。
夜とかなんて絶対無理ですね。
途中で妖怪とかでますから。
まぁ、そんなわけでなんとか今はいってきました。
本年最初のお風呂ですね。
さーーこれで堂々とバイク乗って遊びに行けるってモンです。
とりあえず西海岸に洋服でも買いにいこうかなーー
ちょっと前のハナシになるんですけどイツモのように上野の骨董市にお店だしてへろへ ろ〜〜なんてギター弾いてたらなんだか高校生くらいの女の子が
「オジサン!!アタシ覚えてる??」
て声かけてきたんですよ。
で、ホントはマッタク覚えてませんでしたが
「おぉ〜〜!!ひさしぶり!!おっきくなったね〜〜」
なんていつもどおりに答えてみたもののしばらく話してみても一向にやっぱり少しもマッ タク思い出せません。
しょうがないからタップすることにして
「ゴメンなさい ウソついてました。 あの〜〜どこのどちらさん なんでしょうか?」
て聞いてみたら
なんと今から10何年かまえにウチのお店の前をまだお子さまだった彼女がおかァさんに 連れられて通りかかったんですって。
で、理由は彼女ももう忘れていたけどなにか悲しいコトがあって泣いていたらしい、そし たら私が売り物のオモチャをくれて慰めてくれたっていうんです。
モチロンスコシモマッタク覚えていないんですけども。
それでなんとか機嫌もなおって別れ際にありがとうていったら
「大きくなったらギター買いに来るんだよ〜〜」
て私が言ったらしい、で、約束どおり大きくなってギターが欲しくなっからウチに買いに 来てくれたンです。
なんていうか ツルの恩返しってきっとこんなカンジなんでしょうか?
もう嬉しくってねーー
それからはオモチャをがっちり用意して店の前を通るお子さま達にばらまいております。
ま、なんだか本来の主旨をややはずれ撒き餌をまきまくる漁師のようですけど・・・・。
みんな!!大きくなったらギター買いに来るんだよ〜〜!!
(上野新春の骨董市にて)
2006/1/05
朝イチバン アルミ缶とかを回収してる顔なじみのオジサンがなんだかとってもうれしそ うにやってきて
「いいもの見つけたんだよ!!高く買ってくれよーー」
て出してきたのがキジの剥製でした。
関係者ならわかると思いますがそんなものはモチロンマッタクスコシモゼンゼン嬉しくア リマセン。
大体剥製のなかでキジくらいたくさんあって邪険にされているものはいないんですよ。
市場でも当然ゴミ扱いで本当に全くどうにもならないものの最右翼の4番バッターでしか もエースなんです。
で、袋から引っぱりだしてみたら背中のトコロから針金が飛び出してて尾バネも根元から バッキリと折れてやがりました。
「おじさん これ ダメだよ 大体これコワレテルし・・ こりゃいくらなんでも買い取れないよ」
「あ?・・そうなの・・そうかーーじゃー捨てて来るよ・・・」
で、コ1時間ほどたっていっつも公園の入り口あたりでワンカップ飲んでるプ−な爺様が 物凄く嬉しそうにやってきて
「いやーー今日は良い日だねーーもうね あんたが大喜びするすごいお宝見つけたんだよ −ーサスガは正月だねーーー今日はワンカップが飲み放題 だーー!!」
ていうからナニ持って来たのかと思ったらマンマとさっきのキジでした。
しかも何故か福袋に入ってるし・・・.
モチロン断わったんだがキジ抱えて去り行く背中が無念さでうち震えてましたね。
で、お昼過ぎにウチには普段あんまり来ない自転車にのってゴミとか拾っているプ−なオ ジサンがテントのカゲからそっと手招きしております。
ナニゴトかと行ってみると自転車のカゴにまたもやさっきのキジが首だし とりました。
無理だからさ・・何度持ち込まれよ−ーが絶対買わないからと断わっても彼としてはそん な事情を知るわけもなく抵抗を試みましたが袋から出す前に壊れてる箇所を予言者のように指摘して粉砕しなんとか追い返しました。
そしたら帰り際にもうヨレヨレで棺桶に片足突っ込んでような公園に住みついてる爺様 が・・・・・.
「今日はイイモノを持って来てやったぞ。1万円とは言わないがあまりに安いんなら他へ 持っていくぞ!わしゃお前のコトを認めとるから最初に持って来てやったんだ。さーーいくらで買う?」
ていうので 要らないからぜひ他へ持っていって欲しいとお願いしたところ
「この年寄りに無駄足を踏ませようってか?ナニちょっとお酒が飲めればいいんだか ら・・」
で、仕方なく朝から何度も繰り返した説明をして ウンと遠くに捨てて来てね といって お駄賃の200円をあげました。
そしたら爺様 急に元気になってキジを抱えて帰っていったけどちゃんと始末してくれた かしら?
・・・・・はぁ・・・・・・。
2006/12/04
何日か前にチェコセンターの所長サンから電話がありまして・・
ヤン シュヴァンクマイエル監督が(懲りずに)マンタムさんの(ステキな)お店でお買い物をしたいとおっしゃるのですが・・てコトだったんですが残念ながらその 日はあいにくどこにも出店の予定がありません。
かといってワザワザ辺境に位置するウチの倉庫には呼べないし迂闊に御招待したのがアダ になり国際問題とかに発展するのもちとマズイので
(ハイになった監督が崩れて来た荷物の下敷きになったり彼の映画のネタにされてしまっ たり)
じゃーどのみちルナシー見に行きたいし チェコセンターでやってる不思議の国のアリス 展にも行きたいからそのついでで良ければお持ちします
(頼まれていた品と猿の頭骨模型だとか)
てことになりました。
すると感謝されたらしく 月曜日に開催される 不思議の国のアリス展の閉会式に招待さ れることになったので今日(ちゃんと風呂などにも入りそれなりに身なりを整えて)行って参りました。
閉会式は6時からだけど一応5時頃を目安に監督に会うことになってたのでとりあえずル ナシー観るために 新宿へ。
ところがロッカーにイッタンブツを収容しようとしてミスりマンマと猿の頭蓋骨の模型が転がりでてしまいました。
さらにマズイことにソレ見てたOL2人組が完全にフリーズしております。
模型とはいえ精工にできてるのでホンモノにしか見えないうえに猿の頭蓋骨って見た目は 乳児の頭蓋骨とかにとても見えがちなんでございます。
んなモンがコキタナイでっかい風呂敷から何個も転がり出た日には猟奇殺人者とかに誤解 されてしまうかもしれません。
もちろん冷静に観察すれば幼児乳児らしからぬ立派な犬歯とか あきらかに脳室が小さい とかゼンゼン別物なんだが そんなコトをその辺のOLに説明するのもなんだかえらく厄介な上に更に余計な誤解を生みそうです。
マ、マズイ!!このままだと通報されてしまう・・・・!!
と思ったので 猿の頭蓋骨をワザとユウユウと拾い上げ
いたよなぁ フランスの哲学者で
サルトル
て言ってみたら バカを見る目で去って行ってくれました。
で、ガラガラの映画館でルナシーを観賞して ヤン・シュヴァンクマイエル世界を堪能。
彼の映画ってとんでもなく非合理な世界なのに出ている人間達のリアルさがいちいち凄 い。
ハリウッド映画がどれだけツクリモノめいているのかが実感させられます。
まぁ、観てないヒトも多いと思うのでコレ以上は書かないけれどこの質感こそが本領なの だろうと思います。
で、ロッカーからブツを回収して大使館でヤン シュヴァンクマイエル監督とお会いして色々購入して頂きました。
毎度ありがとうございます。
またせっせと仕入れておきますのでぜひともヨロシクおねがいします。
そのあと地下の特設会場で閉会式に参加。
で、なんでか6日夕方から同チェコセンターで開催されるダニエル・シュぺルル写真展の 開会式にも参加することになりました。
まぁ、どのみち上野の博物館巡りがあるのでその帰りに寄れなくもないのでまぁいいか と。
そうやっていろいろ新しい関係性ができていくのは結構おもしろいし。
そのうちなにかかかわれる場所や機会も出て来るでしょうしね。
道具屋てのはもともとそうやって派生してくるいろいろな関係性を紡ぐようなところが多 分にありますから だからそうやって声がかかるのは本当に有り難いコトなんです。
ゆっくりしていって下さいねーー、ドイツの黒ビールもありますから!!といわれてもワ タクシ虚弱体質で酒など一切ウケツケナイカラダなのでサンドイッチをたらふく食っておりました。
したら帰りの小田急線で人身事故があって電車が足留めで深夜になってようやくオウチに 帰りつきました。
監督の写真は結構撮らせて頂いたんですけど今回は載せません。
許可も言えばとれるんだろうけどちょっと違うような気がするので。
![]()
2006/12/01
関係者の皆様お疲れ様でした。
何故か会主の五十嵐クンのことをカッコイイなどととんでもない誤解をしている女性業者 さんがいたので本当はヅラでしかも脱腸なんだぜ
おまけに足が異常に臭くて散歩中スレ違った犬が昏倒するほど強烈で、最近は回覧板もま わって来ないそうだ
と親切に教えておいてあげました。
ま、もちろんネもハもないデマなんですが。
商売的にはまぁぼちぼちといったところでしょうか。
とはいえかつての祭事での売り上げを考えればどうなんだろうかって数字なんですけど ね。
20年前まだ平和島くらいしか骨董祭事がなかった時代売る業者は3日間で1000万円 ちかくを売り上げ普通にでてるだけでも100万円くらいはみな売り上げていたんですから。
でもね、荒っぽい商売している業者さんも少なからずいて いまだにそういった業者さん がそういう商売をしていたりします。
だが 流石にもうそんな商売がそうそう通用するわけもなく売り上げもつくれていないよ うですが。
そう考えればこの業界もようやく正常化したのかもしれないと思います。
まぁなにしろとんでもない商売しているオオバカモノが群れなしてましたからね。
本来の商いとか仕事ってマッタクそういうものじゃありませんから。
そこまでとはいかないまでもいまだに普通の珊瑚赤く染めたインチキ山珊瑚や偽造一円貿 易銀貨とか売ってる店が結構あるけど恥ずかしくないのかしら?
だってウソついてるか 自分が目の利かないバカなんですけどって言ってるのとさして変 わらんと思うんですが・・・。
この仕事もここまで白日の元にさらされて久しいところなんだからもういい加減そういう 体質を改めないと・・・。
仕事なんだからちゃんとやりましょうよ・・。
私 がギターに(それも60年代の国産B級品に)こだわるわけ
2006/11/06
良く言われるんです。
オタクは楽器屋なのかって。
たしかに常時最低でも40本や50本はギターが並んでいる(それも露店で)なんて古道 具屋なんぞそうはみかけません。
ちなみにウチはこの商売を始めて約20年ほどこのスタイルを崩しておりません。
この結果おおよその在庫で約600本はギターがあると思います。
でも現実問題としていまはそう売れるわけじゃない。
ビンテージなんて言われてる一部のギターの値段は異常な高騰をみせているようですがそ れよりも性能がよかろうが悪かろうがアトはなんでも二足三文で取り引きされているのが偽らざる実情です。
コレの原因であきらかに買い手であるお客がバカだからなんですが売り手の側もそれに便 乗するだけでなんのビジョンももっていないからだと思っております。
私はそういった理不尽なブームなんざに付き合う気は毛頭ありませんのでウチにあるのは ビンテージなどとははるかに懸け離れた不細工だが愛すべきギターばかりでございます。
まーーおかげでとってもビンボーなんですが。
で、なんでそうまでして そんなロクに売れもしねーギターにこだわるのかってゆーと
ジツはまだ若かりし頃 突然辻切りに襲われそうになったところをテスコのP-80に助けてもらったコトがあるからなんですね。
まーーそんなわけでいまでもこういうへんちくりんなギターへの恩義を忘れず日々せっせ と売れもしないもんを並べ立てていると・・・。
さーーそんなワケだから明日も頑張ってギター並べるぞーーー!!
売れないけど(笑)
2006/10/26
バタバタしております。
上野が近くなって来て追い込みってのもあるんですがここへきて用事が増えております。
上野で村八分になったプーちゃん(といってもクマのプーさんではありません)が泣きつ いて来たのでそれなりだが手をかしてやったり すっかり忘れていたオウチの更新があって書類だのなんだの用意しなくちゃならなくなったり・・・。
天敵(職業が美容院なんだね)なお客様が友達連れて遊びに来たり
で、今日バカヤナギ(関係者以外だれかワカラズ)がイキナリ押しかけて来て5時間程も 居座ってくれたのでゼンゼン仕事になりませんでした。
バカヤナギてのはもと暗黒舞踏(元山海塾の滑川の弟子)の手先で、彼の師匠(滑川)が そこかしこに借金を残して逃亡したアト解体した舞踏集団から離れて家族を養うために職人になったんですね。
けどお子さま連れて八王子の農家の持ち物だった一軒家に引っ越した時に近隣の農家のヒ トタチ呼んで挨拶代わりにフルチンで暗黒舞踏したためすっかり御近所のハナツマミものになってましたが。
きっと回覧板も素通りだったんじゃないでしょうか。
まぁ うちは引っ越してかれこれ3年になるけど一度もそんなものは回ってきませんが。
で 今日はなんだかハイテンションでウチを散々写メールしたあげく
こんなトコヒトが住むトコじゃないよねーー!!
どんなにアコギな宇宙人でもここだけは侵略しないと思うな −ー!!
よかったねーーマンタムさん マンタムさんだけは宇宙人に征服さ れないよーー!!
よかねぇよ!!
なにいってんだか 全然意味わかんねぇし!!
大体いきなりきやがってお土産くれー持って来いってんだ!!
と思ったけど ボクはオトナなのでぐっとガマンして笑っておきました。
オトナって結構大変です。
はぁ・・
やっとアフリカものやら家具やらの補修が終わったから明日からギター修理っす よ・・・。
とりあえずピックギター2本とあとスティールギター直して・・・。
で、えーーとーーなんかエレキがあったんだけど・・。
なんだっけか・・・.
2006/10/5
最近ようやく落ち着いたようですがかつては本当によく引っ越しを繰り返しておりまし た。
理由はわかりません。
どちらかといえばモノグサなほうなので相当な必要がなければ引っ越しなどしないはずな んですが
で、まぁちと整理するかということでざっと・・・。
1軒目 京都の烏丸あたりの喫茶店の上の下宿 風呂ナシ トイレ共同 流し共同でし た。 ところがこの流しがやたらにでかくて立派だったために深夜そこを風呂にして(?)入浴していたら目撃され大家と戦闘状態に。
2軒目 河内長野の辺境でやはり下宿。トイレ 風呂 流し共同 。大家が設置したカッ プヌードルの自販機からお湯を部屋に引き込もうとして作業中に露見。翌日自販機ははるか遠くに引っ越してしまいました。
3軒目 良く覚えていないが確か河内アマミ(?)ということころに文化住宅をかりる。
はじめて風呂付き。
4軒目 本宅から一駅はなれたところにアトリエ代わりのアパートを借りる。
5軒目 平野の公団アパートに入居。
6軒目 東京に出て来てスグとりあえずということで川口の廃映画館で暮らしておりまし た。おもしろかったけど お世辞にも暮らしやすい環境とは言いがたいものでした。
7軒目 押上のアパート。当時の先輩が手配してくれたものだがあまりにも狭かったので 1週間で引っ越し。
8軒目 押上でもうすこし広いアパートに引っ越し。
9軒目 三鷹で小さな一戸建てを2軒借りる 当時の仲間達と共同生活。
10軒目 おなじ三鷹にアトリエ代わりの部屋を借りる 一度TV東京の取材が入るがあ まりの乱雑さに編集でやらせにしかみえないとクレームがつきNGになる。そういえばここの屋根裏に隠し部屋とか作ったなぁー−。
で、このアパートでアフガン難民の元王子様とオトモダチになったんだが彼に日本の難民 だと思われててアフガンに送る救援物資をわけてもらったりしてました。
11軒目 岸和田でもとお好み焼き屋を借りる。結構いい立地なのになぜこんなに安いん だろう?とおもってたらだんじり祭りでかなりの高確立で御輿やオヤジが突っ込んで来るちょっとあなどれない家だったんですね。
私がいた時にもまんまとガラスブチやぶって血まみれのオヤジがつっこんできました し・・・。
すげぇトコでした・・・。
12軒目 三鷹でアパートを借りる。2階に住んでいた老婆と戦争状態になりヒトツキほ ど家を開けたスキに玄関ワキになまゴミを積み上げられ保険所を呼ばれたことが・・・。
13軒目 三鷹ではじめて駐車場付き2階建て共同住宅の1階部分を借りる。
14軒目 立川で住居付き店鋪を借りる でも6年後放火されて全焼。
15軒目 小平で期限付きでペンキ屋の倉庫の2階を借りる。
16軒目 立川の住居付き店鋪を放火され消失 大和で一戸建てを借りる 立ち退きで 引っ越し。
17軒目 で、今のトコです。
最近はさすがにそうそう引っ越せませんが(荷物量がハンパでないので)昔は最短で1週 間 ながくても2年はおなじ場所にいませんでしたね。
いろいろな出合いがあってタマにトラブルもあったけど引っ越しが決まった時にお別れ会 をしてもらったこともありました。
平行して2軒くらい家を借りてたりもしていたので安いオウチだったとはいえつかった家 賃やら礼金やら労力は相当あなどれないものだとおもいます。
ちなみにいまでもよく引っ越したばかりの夢をみます。
引っ越したはいいけどどこかわからなくなって家に帰れないとか、平行して借りてたア パートの家賃とかはらうのすっかり忘れてたの思い出して焦りまくったりとか・・。
もちろん現実にはそんなことマッタクなかったんですが。
大家さんとちゃんと知り合ってると結構仲よくてよくしてもらってましたが近隣住民とは たまーーにもめたりしてました。
まぁ、でも だいたいそういうヒトは既に他とももめてたりしていたのでそうたいした騒 ぎにはならなかったけど・・・.
少なくともそういうことで引っ越すようなことはなかったですね。
いろいろあったなぁーー
2006/9/9
懐かしいお客様にお会いしました。
まだ道具屋になりたてのほやほやだったころ先輩業者サンの紹介で多分はじめてお客様の ために荷物を集めるきっかけになった私にとってとても印象深いお客様なんです。
彼は当時60代初頭 とある協会の会長さんで彼の元秘書だったという年の離れた奥様を 連れて市が立つ度に必ず顔をだしてくれる大切なお得意様でもありました。
彼が欲しいのは銃の空薬莢でムカシの戦艦の砲弾から狩猟につかう散弾銃の薬莢まで 薬 莢と薬莢に関係するものならほぼなんでも買ってくれます。
最初の頃は奥様も従順で一緒にニコニコしながら買ってくれてたんですが2〜3年も経つ とどうも奥様が手持ち無沙汰なようです。
それで奥様にはちょっとコジャレタ ティーカップなんかを用意して合わせて買って頂く ようになりました。
当面はそれで乗り切っておりましたがそのうち マズ ヒトリでいらっしゃるようになり 先に欲しい薬莢をそそくさと購入するとイッタンスガタを消し(奥様を迎えに駅に行ったんだと思います) それからしばらくして奥様と一緒にあらわれて今度 は奥様の欲しいものをゆっくり選んでお買い物というカンジになってましたね。
モチロンですが奥様が来られる前に来たことも買った薬莢のコトも一切スベテが秘密で す。
あぁ、コレクターってなんて孤高で過酷なものなんだ!!と思わずにはいられませんでし たね。
そういったおつき合いが15年ほども続き奥様は最初にお会いした頃とは全く別人のよう に逞しくなりダンナ様は会長職も退かれお年も召されたからか以前ほどの覇気がありません。
ムカシは必ずダンナさんが奥様を連れまわしていた感がありましたが最後のほうは奥様に 手を引かれていましたし・・。
それでも仲が良くて奥様はいつもダンナさんのことを心配していましたっけ。
あぁ、いい関係なんだなぁといつも思ってました。
ところがある日を境にシバラク顔を見ない日々が続いてたんです。
とはいえ電話かけるのもなんだしと思っていたら ある日奥様が顔を出してくれて 聞い てみたらダンナさんがカラダを悪くしてシバラク入院されていたらしい。
大丈夫なんですか?とお聞きしたら
「意外と元気なのよ 早く骨董市に行きたいて言って毎日うるさくて(笑) でもまだそ んなに歩けないし・・ それで なにか喜ぶものでも買って行こうかと思うんだけどなにか なにか あります?」
で、とっておいた薬莢を包んで お見舞いってコトでお代は結構です
とお渡したらとても喜んでくれて しばらくしてお二人で元気な姿を見せてくれました。
でも それから少し経った頃にいつも来て頂いていた骨董市が会場の都合で閉会すること になり 携帯電話が食いかけのソバ汁のなかに沈没したこともあって連絡がとれなくなっていたんですが前回の上野骨董市に3年ぶりくらいで顔をだしてくれた んですよ。
そうしたらアノアト今度は奥さんが轢き逃げにあって本当に大変だったらしい、子供もい ないので身体の自由がきかない奥様の世話をダンナさんがほぼヒトリでやりとげたんだそうです。
既に高齢者である彼にとってそれがどれだけ大変なことだったか・・・。
それでもその甲斐あって身体のほうはもうすっかり良くなって(少し障害は残ったようで すが)ヒトリでちゃんと歩けるまで回復されたんだそうです。
けれど事故の精神的ダメージは彼女のなかでトラウマになって外に出れなくなってしまっ たとおっしゃっていました。
「今日も一緒に来たいと言って出る用意までしてたんだけどやっぱりコワイって。
だから代わりにいってお見舞いにステキなティーカップもらって来てね!って。」
サスガはウチのお客様だと思わず感動させていただきました。
はやく元気になってまたお二人で遊びに来てくれることを心よりお待ち申し上げておりま す。
2006/9/7
て 思うことがこの業界にいるとシバシバ出くわします。
日本の古今東西のカネになる絵描きや書家の名前やら落款やらを500や1000はソラ でおぼえてるぜ とうそぶく先輩がある日ボンに置かれた緋色の海綿状に穴が開いたタマのついた簪を指して
「これはな カクトウ というんだよ。いやーー珍しいな −ー」
ておっしゃったんです。
知ってます。
これを見たのは初めてではありません。
昨日日記に出演して頂いた浮浪者ウンコ事件のおっサンがおんなじものもってて同じこと ほざいてましたから。
カクトウ は 鶴頭とかいてカクトウと読 むんだそうです。
つまり今ボンの上に転がっている直径約25mm〜30mm赤くて海綿状の穴が開いてい てなんだか骨っぽい感触のものは丹頂鶴の頭蓋骨で作られ たものだと言うんですよ。
そっかーーそういや 丹頂鶴ってアタマ赤いモンなーー
て、今どきそんなモンで騙されるようなヒトいませんて・・・。
アレはあくまでも頭頂部に生えてる羽毛が赤いんでしょ?
頭蓋骨が赤いから頭頂部が赤くなるっておかしいでしょ?
そんなこというのなら日本猿の骨盤はマッカッカですぜ。
100歩譲っても黒人の骨は黒くありませんし。
それにあの小さい鶴の頭頂部のドコに30mmにも達しようかって分厚いところがあるっ ていうんでしょう?
だが、どうも ムカシから(この業界では)そう伝えられているらしく実は古い業者さん でそう思い込んでいるヒトは結構いるようです。
たまにお客様で捜しているんだがなんてヒトもいらっしゃいますし。
ちなみに先輩のほうは いくらなんでもそんなことはという私の説明で納得していただき ましたがウンコなおっサンは全く聞く耳持たずでしたね。
昨日書いてたセンザンコウの皮をシーラカンスのウロコだなど といってたのもこのおっサンなんです。
根拠はウロコが大きくて他のサカナとゼンゼン違うじゃないかという一点のみでしたが。
カクトウも骨がこんなに穴だらけのワケがないでしょうていったら
バカだなぁ 鳥の骨は軽くないとソラが飛べないだろう?だから穴だらけなんだよ て・・・
・・ゼロセンかよ・・
アホじゃないのってココロのソコからそう思いましたね。
2006/9/6
とある地下鉄のコンコースで毎月月末に1週間ほどやっていたフリマがありました。
その頃はまだ結構いい加減で(イマでもそうだけど)プロとかアマチュアだとかの線引き が非常に曖昧で結果クセの強い業者さんの溜まり場みたいなトコになっておりました。
で、そのなかでもサラにアクの強いオッさんがいて これがまた なにかと問題を起こし てくれてたんですよ。
まぁそんなある日彼が朝来て さーー店を広げるかーーと荷物にかけてあったブルーシー トを外そうとしたら デッカイ ウンコがシートの上に置いてあった(?)んです。
したらそのオッさん
「ドコのアホだよ!犬にこんなトコでウンコさせて!!散歩させてんなら飼い主がちゃん と始末しろってんだよ!!」
常識で考えて地下のコンコースでそんな犬連れて散歩するようなヤツいるワケがありませ ん。
アホじゃないのて思ってたら
同じ出店業者さんでいましたね、なんとかハウンドとかってやたらでかい犬連れて店出し てたアホウが。
ありえませんて フツウレストランなんかも入ってるような地下街にデカい犬って・・。
今考えれば相当な無法地帯でした。
もうありとあらゆることが。
贋物なんざ当たり前だし
センザンコウの表皮をシーラカンスの皮だなんて堂々と口走って売ってるヤツまでいまし たからね。
違法駐車なんざ問題外だし
開店時間も閉店時間もそれぞれの業者さんが好き勝手にやってる状態でした。
たかが1週間の会期だってのに堂々と1日休んじゃうようなのもいましたから。
せっかく線引きとかしてもどんどんはみだしてちょっと気が弱い業者さんなんか自分の店 の前にヨソの荷物おかれたりしてましたからね。
で、随分アトになって当時場所を貸して頂いていた地下鉄関係者の方と話す機会があって なんとなく当時のハナシになったんですよ。
そうしたら
もともと そのコンコースて地下鉄から国鉄や私鉄に乗り換えるための通路になってるん です。
ところがある時期から浮浪者の溜まり場のようになってどうにも環境がよくないと近辺の お店や利用客から苦情が寄せられていたんだそうです。
それで 試しにフリーマーケットを開催して活性化を計れればというコトで、最初は2月 にイッカイくらいのペースであくまでも試験的にはじめたんですよ。
ところが半年も経たないウチに月イッカイの定例開催になっていて5年目には常設のリサ イクル古本屋までできていました。
それでもそれが主催者である地下鉄の主導で開催されていれば問題もなかったんですが
本来会場であるコンコースは地下鉄の通路にあたる場所ですから使用許可が出せるのは使 用できる1週間前だというのに2カ月も前から勝手に告知と出店者の募集をはじめるし
最後のほうは そりゃぁマズイでしょうと 断わっても勝手に業者が荷物を降ろしている という状況だったと・・・。
もちろんそんなことは出店していた私達はマッタク知りませんでした。
ちょうど10年目にコンコースをバリアフリーにするために工事をするからという理由で 退去したんですが地下鉄側は古本屋も含め地下で大規模火災が起こった時に責任問題になるから(事実前出のオッさんが小火騒ぎを起こしたので)と消防と一緒 に交渉をかさねたことでヨウヤク手を引かせたんだそうです。
私はその小火のことさえ知りませんでした。
それでも結構大手の団体なんですけどね
リサイクルといったって資源のリサイクルとはマッタク別物で確かにそういった議論も内 部ではあるのだろうけど出店している側にはそういう意識はマッタクなかったと元役員(といっても業者さんの代表みたいな)としては断言できてしまう程度の 団体でしたし・・。
まぁ、そのアトもいろいろあってイマでは一部の人間としか関わっていませんがさもあり なんといったところです。
ちなみにそのオッさんのシートにウンコしたのも火をつけたのも(これはアトから聞いた ハナシだったんですが)散歩途中のデッカイ犬じゃなくて普段そのオッさんと仲が悪かった浮浪者の仕業でした。
そのオッさんに言わせれば最低のクズみたいなヤツでいかれているとしか思えないとかっ てハナシでしたが私にはそうでもなくていない時にそっと店の前を掃除してくれてたりする妖精みたいなオジサンだったんですが・・。
鶴じゃないし恩返しを してくれたワケでもないが嬉しかったハナシ
2006/8/18
以前にも同じようなハナシ書いてますが実はちょこちょこあるんです。
さすがに20年もやってればシンドイことや大変なこともそりゃ色々あったが嬉しいこと もあるものです。
やってて良かったなぁとそう実感できることが。
まぁ、でもほぼヒョウタンカラコマなんですけどね。
■ ■ ■ ■
その彼は見た目で30台前半くらいかな、彼女連れて いつも出てた骨董市でいきなり声 をかけてきたんです。
おじさん オレのこと覚えてます?
いつものコトですがモチロンマッタクスコシモ覚えておりません。
もともとヒトの顔とか覚えるの苦手なんですよ
でもね、意地ってモンがありますから
おぉ!!久しぶり!!元気だった?
いや・・・ウソついてるでしょ? 絶対無理ですよ、覚えてるワケありませんて
・・え?・・・いや・いや・・だから・・・ほんのりとおぼえているような・・・
だって今から10年も前にほんのちょっと話しただけですよ?
ナニ話したか覚えてます?
すいません ウソついてました あのーーワタシ ナニ クチバシってましたっけ・・。
で、その彼のハナシによると 今を去ること10年前 大学を卒業したものの就職するわ けでもやりたいことがあるわけでもなくなんとなくブラブラしてたらこの骨董市に出会ってしまったんですって。
それで店を見てまわってたらなんだか異様な店があってそこでカメラみたいなのを触って いたらイキナリ私が話しかけて来たらしい。
彼が触っていたカメラみたいなものは当時まだフィルムとかもあった8ミリカメラで私が それで映画とか撮るのがいかに楽しいのかってのを聞きもしないのにヒトリで力説しまくってたんですって。
でも聞いているウチに本当に面白そうに思えてきて値段も3000円とリーズナブルだっ たからつい買ってしまったんだそうです。
簡単な操作法だけを聞いて で、その後が実は結構大変だったけど でも撮ってみたらど んどん面白くなって いろいろ試行錯誤しているうちにあちこちで入賞するようになり仕事も入って来るようになりました。
それで つい最近大きな賞で入賞して なんとかやっていけるメドがつき彼女と婚約でき たのでお礼に訊ねて来てくれたんだそうです。
オジサンゼンゼン変わってないですね!
すぐわかりましたよ
元気そうでなによりです
オジサンのおかげでオレは人生が開けたんです。
ありがとうございました!
それをわざわざ伝えに来てくれたんですがなんだか本当に嬉しかった。
いや そんなコトがあるもんだね と。
モチロン私はただのきっかけに過ぎなくて彼の好奇心と努力のなせるわざなんですがそれ でも本当に嬉しいモンです。
そう自らに言わせる彼の器量が。
その感謝出来る気持ちがあるからきっと色々なヒトが彼を支援していてそれが今の結果を だしているのが良くわかります。
そうか そういってくれるだけで本当に嬉しいよ で、ウンと金持ちになったらもっと高 いモン買いに来てね!
今度は35ミリのカメラとか用意しておくから。
そういったら彼は笑いながら また来ます と 彼女と雑踏のなかに消えて行きました。
けれど それからしばらくしてその骨董市は閉会になってしまいました。
お互いアホウだから相手の名前すらわかっておりません。
まぁ、それでも また会えるだろうと ワリと気軽に考えております。
私達の商売ってそういうものなんですよ。
奈良 大仏 デカい 2006/6/15
本日未明 奈良から帰って参りました。
去年の秋頃にネットからのお問い合せでもし都合があえばヨロシクお願いします と 保 留になっていた奈良方面の買い出しにようやく行ってきたんです。
なにしろ奈良です。
アキラカに遠すぎますし彼の地にももっと手直に道具屋だっているだろうになんでワザワ ザウチなのかっていうとモノがモノだったからです。
メールで内容をお伺いしたかぎりではチーターだかサーベルキャットだかの剥製とクマ ガチョウ アルマジロの剥製の他に 鹿がたくさん(?)あるとのことでした。
鹿がたくさんあるのは土地柄なのかしらー?
などと考えつつおおよそのこちらの買い取り値段を提示したものの恐くてあまり突っ込ん だ内容は聞けませんでしたね。
で、どうも他にはこういったものを買い取りたい業者さんがいなかったのか
(普通あんまりいないと思います)
高価な買い取り値段で他業者を圧倒したものなのか
(それはナイと思います)
ほぼ2ツ返事でウチに決まり きっとイツカは買いにいかなくちゃならなくなったんで す。
で、実家の都合に合わせて
母親と父親の七回忌の打ち合わせだとか
などの諸問題の相談もかねてなんとか行ってきたんですね。
行ってみたらとてもカンジのいいお客様で トテモじゃないけどこんなジェントルなヒト タチが鹿の生首や大型猫ケモノの剥製やクチビルが欠落してゾンビ化しているクマの剥製なんぞをガレージイッパイにして喜ぶようには思えません。
で、失礼ながら事情をお伺いしたところ
そこのおじぃちゃんとお父さんが35年程前タイやケニアから輸入して販売していたもの の残りだということでした。
だが残ったものを処分することができず(どう処分していいかわからず) で、ネットで 検索したらウチがヒットしてしまったというコトでした。
それで何度かメールのやり取りなどさせて頂いてやっと昨日お宅にお邪魔させて頂きまし た。
剥製や鹿の首
(正確には木彫の首にツノがつけてあるもの しかも山積みです)
以外にも山水のステレオセットやSP盤、大きな柱時計 SP盤を収容する用の引き出し とか 木製のお椀のヤマだとか いろいろあったんですがステレオセットは辞退させて頂きましたが 他のモノはまとめて買わせて頂きました。
で、買わせて頂いたものを積み込み ガレージを片付け ついでだからということでジャ マになっていたゴミを積んであげたら
「 三方よし ですね、いい人に来てもらえて本当に良かった。」
と過分なお誉めの言葉を頂きました。
流石は近江だよな、そうか ここのお父さん達も近江商人だものなぁと商売の先達のコト を思いしばし感慨にふけっちまいました。
ガレージのナカに恐くて入れなかった
(なにしろゾンビなクマや鹿の首が山積みだから)
おばぁちゃんがとても喜んでくれて
(そういった恐いモノをミンナまとめて引き取ったから)
大切な思いでの品に失礼な値段をつけたにも関わらず快く譲って頂き車が見えなくなるま で見送って頂きました。
だが何故か帰りに東大寺によったら手伝い要員に仏罰がくだっておりましたが。
まぁ、そんなワケで事情によっては関西方面にも出向きますので御用がありましたら遠慮 なくお問い合せくださいませ!
荒廃してます 2006/4/1
なにがってオウチが。
最近になってバンドオブブラザーズ
(スピルバーグ監修のノルマンディ作戦以後のヨーロッパ戦線に参加した実在の落下傘部 隊?を元にした映画。
弾の風きり音とかが強調されてたりとか略奪するシーンをちゃんと挿入したりとかそうい うリアルさが結構良いです。
さすがいまでも世界中で戦争してる国だとおもう、まぁそのこと自体はとても誉められた ことではありませんが。
そうでないと観客の結構おおくに理不尽な戦争体験者がヤマといる国でもあるのだから納 得できないだろうしテーマがクリアでないと誰も観てくれないんでしょうね
日本のローレライみたいに何の実感もなく美化されてなにが言いたいんだかなんでこれが 戦争映画の必要性があるんだか皆目見当もつかないような映画とは多分制作者の根本的な姿勢が違うんでしょう。
あといいかワルイかは別としてルーカスとスピルバーグの社会そのものに対するスタンス の違いもクリアに見えてきます。勿論どちらがいいとかワルイとかというハナシではありませんが イカン 関係ないトコでながくなったぜ!)
とかみてるんですが収容所の廃虚より自分のオウチが荒れ果ててるのみてるとさすがに少し悲しくなります。
あぁ、なんとかせねば!!
とは思うけど電気を消せば現実が見えなくなるからそのままバ ク睡できてしまうんですね。
ちなみにみかん(ネーブル)のリトル沼はあらたなのがで きてます。
それもできるだけ目をあわせないようにしてなかったコトにしてお ります。
昨日も今日こそは片付けなきゃなーと思って早起きしたんですがまだ時間あるよなーと結 局一日中ギターいじってました。
で、それをオークションに出して気がついたら深夜になってましたね。
オヤスミーさーーチョビ(ウチの猫)寝るよーー
明日こそは片付けよーねーー
けれどーー困ったことに明日はずーーとやってくるんですね。
もちろんチョビさんは全然手伝ってくれません。
充満しまくったみかん臭がイヤで私の衣裳ケースの中で引き蘢りになっております。
そんなわけでマッタク片付きません。
ちょっと前まではPSE問題に対処してますなんて立派な言い訳があったんですが
(まぁ今でも続いているんですが)
ここのところ都合のいい言い訳がありません。
困ったヨなーー
カミ様とかきて魔法で床のゴミをウブダシの荷物とかに変えてくれんかなーー
そしたら喜んで片付けるンだけどなーー
ウ〜〜ン ダメ人間だね 私。
2006/3/2
まぁ、正確にはみかんではなくてネーブルですが。で、なんで臭いかっていうと踏んづけてぐちゃぐちゃになっているからです。
なんで踏んづけたかというとその辺にまいてあったか らです。
しかも踏んでからしばらくは踏んだことにも気がつかずみかん汁まみれの足でその辺を歩 き回ったのでアッという間にニオイが充満してしまったんですね。
ついこの前ヤフオクに出品して結構高値がついて落札して頂いたギターが猫臭いという理由で返品されてしまいましたが今度はみかん臭いという理由で返品されるかもしれません。
(ちなみに猫臭いギターはパッキングにつかった緩衝材に猫がマーキングしてるのに一切 気がつかずそいつにくるんで出荷してしまったからなんですね。しかもマが悪いことに相手は猫アレルギーでした。もう、そりゃースゴイイキオイで怒り狂った メールが来ましたね)
あまりのみかん臭にウチのチョビさん(猫♀6才)はすっかりヘソを曲げて私の衣裳ケー スから出てきません。
これでまた服やらズボンやらが猫の毛まみれです。
これをそのまま着てお出かけしたらきっとオトナとしてアウトなんですよね。
まぁ、ナンにしてもとっとと片付けリャーコトは簡単に済むんですがコレといった理由と か必然性がありません。
ホントはちょっと前にオトモダチが来るとかいってたのでなんとなく片付けてて、なんと か台所までは普通に歩けるようになっていたんですがヤツは土壇場で来れなくなったのでさらに荒れ果ててしまっております。
・・あぁ・・・せめてみかんだけでもなんとかしねーと・・・・
だってまだそこらヘンに何個も転がったママだし
でもそれがいろいろなものの下敷きになってるからどこにあるのかわからないんですよ。
残念です。
片付けたいのはヤマヤマなんですが。
買出し&マヨネーズ 2006/1/31
電話では見積もりだけを依頼されていたのでそのつもりでいって取り合え ず大体の値段をつけたところじゃぁそれでおねがいしますってコトになってまた後日日を改めてお伺いさせて頂くことになりました。
量的にはそうたいしたことはないのでそれだったら車でくれば良かったかしら?とちょっ と思いましたね。
こいうときに軽があればいいよねー
都内の買出しはロングのカーゴバンだとちょっとつらいものねー
で、ハナシは変わりますが昨日手伝いに来てくれた最近更に肥満気味の弟子とこのところ 良くテレビコマーシャルに出て来てお互い暗黙の了解で気になっていた対コレステロールマヨネーズのハナシになって
「あれって食えばコレステロールが減るのかしら?コレステロールが減るってことは痩せるってことよね?そしたら私ったら毎日一 気のみとかしちゃうかもー!」
いやそんなコトしたらきっとマチガイなく病気になるコ トでしょう。
天下のマヨネーズ会社もそんなコトするお客がいることまでは想定してないと思います。
ハヤル気持ちはわかるけど。
で、やっと積み込みとか終わって
「いやーー今日はイッパイからだ動かしたから絶対痩せたよねーー!!ココロナシカ顔とか細くなってない??」
ありえませんて。
じゃぁ、帰りに何所でなにを食おうかと言うハナシで盛り上がり
(こういうハナシで盛り上がってしまうところがデブなんですね)
彼女を送っていくルートだと不二屋しかないもんだから
「えーー不二屋かよーーあんまり行きたくないなーー不二屋行くんだったら入り口にある でっかいペコちゃんとか売ってくれるんなら行ってもいいけどなー」
てなこといったら
「じゃぁ、私がペコちゃんのカワリに立っとくからそのスキに持っていけばいいじゃん!」
ばれますって
それどころか雪だるまとかと間違えられますって。
もうちょっとリアルなもんだと恵比須様とか。
ペコちゃんのカワリに恵比須様が仁王立ちしているような不二屋な んざ猫も寄り付きませんて。
2人でなんとなく会話していた部分で悲しかったのは
「最近お出かけするトキにさーなんだか鞄に食料しのばせてん だよねームカシは本とかカメラとかそういうものしか入っていなかったのにさーデブっていやだよねーそりゃー太るわけだよねー」
て会話でした。
オイらの鞄にはお煎餅とチョコレートが入っていて弟子の鞄にはチョコレートがはいって ましたね。
きっとこれがチキンラーメンとドンブリと一口ガスコンロとかをフツーにもち歩くようになったら赤信号なんですね。
ムカシアメリカにいた友人がみたスゲーデブのハナシてのがあって なんでも毎日彼のオ ウチのソバの公園とかを散歩している言語道断なデブの老夫妻がいたんだけど なんだかおじぃちゃんは両手にデッカイフライパンもっ てておばぁちゃんはやっぱりチョーでっかいバスケットもってるんですって。
まーーなんでフライパン(しかも両手)なの?
ナニ?あれは?護身用の武器なのかしら?
どうにも気になったのである日尾行してみたらしばらくしてなんの前触れもなくお爺ちゃ んがどっかと道ばたに腰をおろすんですって。
で、そうしたらおばぁちゃんがニコニコしてバスケットから なんだよ?これは? てく らいのバカでかい肉をだして(既に焼いてあるやつね)お爺ちゃんのフライパンにのせてあげるとお爺ちゃんむさぼるように食いはじめ おばぁちゃんももうヒトツのフライパンに肉のっけて2人でガツガツ食いはじめたんですと。
しかも時間と雰囲気から考えてどうもそれはオヤツだったらしい・・・・。
やばい・・・・。
こうなったらもうおしまいです。
キヲツケナキャ
まぁ、でも 明日とりあえずマヨネーズは買いに行きますけどね。
2006/1/21
外は雪が降っております。
我々のような無店舗型で骨董市などの露店を主体とした古道具屋にとって今日みたいな悪天候 は非常に厄介な難敵です。
いかに日和見主義者と罵られようが天候の善し悪しは我々の日々の努力をあざ笑うかのように 本日の売り上げを実に簡単に左右してしまいます。
今日は確か大和で市が立つ日ですがみんなどうしてるんでしょう?
私も数年前は同じ日に青山で骨董市の役員をやっていたのであまりヒトゴトではありません。
知人も多く出店していますのでちょっと心配です
■ ■ ■ ■
さて ようやくいろいろな人的関係が成立し なんとか都内の骨董市にも出店出来るように なった頃 上野骨董市にも参加させていただけるようになっておりました。
現在は更にものすごいことになっておりますが当時ですら連続25日間も開催される骨董市など他に例をみるものではなく私も臨時扱いで参加させてもらっていましたがそれでも1週間ももてばいいほうでし たね。
で、夏の上野に出させてもらった時のコトだったんですけど まぁ、その日はお昼頃からとん でもない土砂降りでまったくどうにもならないってコトになり夕方で中止になったんですよ。
今は全員テントで出店していますので多少の雨風なんてどうってことはありませんが当時は雨 がふればなんとかシートをはって雨をしのいでってやり過ごすしかないような状態だったんでスコールなんか来た日にャァどうしようもありません。
とっとと店をたたんで撤退あるのみです。
その次の日の朝(といってもお昼近くか・・)会場に入ってみればそこかしこに巨大な水たま りが出来ており 業者さんがなんとかシートをかけてしのいだお店もそのシートに大量に水がたまっててまるで池みたくなっておりました。
もういっそのことこの水たまりに金魚でも放して金魚すくいとかやったほうがよさそうだねー なんてシートの水たまり眺めてお客と話してたらなんだかそのシートがゴソゴソ動き始めシートの下からこのお店のこ亭主が
「おはよう!!」
つってはい出して来ました。
つまり このオヤジ昨日の雨で帰るのがすっかり面倒になって まぁ、それじゃー防犯もかねてってことで自分もシートの下にもぐり込んでそのまま寝ちまっ たってんです。
あぁ!! 道具 屋ってなんて過酷な仕事なんだ!!
そこまでしないと一人前にはなれないのか?!
病弱で気弱な私にはたしてこんな仕事が勤まるんだろうかとそのトキは先行きに漠然とした不 安を感じましたね。
でも何年かたってそんなにむちゃくちゃなのはあくまでも極一部の猛獣(野蛮人)だけでホトンドの業者さんはナイフできれば血だって出るし散弾銃で撃たれリャ普通に死んでしまうことがわかりほっとしましたケド。
まぁ、それでも上野の猛獣さんはいまだ御健在で相変わらずワガ ママを言っては役員である私を困らせてくれます。
流石に今は齢70を手前にしてそれなりに弱音(夏が暑いとか冬は寒いとか)を吐くようになり ましたがいつまでも元気でいてくれればと願う今日この頃でございます。
PSP
*註 PSPは ペニス(が大きくて) セックス(が好きな) ピータパンの略では決して ありません。
いわずとしれたプレイステーションポータブルの略でございます。
あれが発売になったトキからとっても欲しかったのですが諸般の事情により今日まで買いそび れていたのでございます
+ + + +
早朝(というか深夜)台車にゴミを積んで近所のゴミ捨て場にゴミ出しにいったらなんか機械モノらしきものが詰め込まれたビニール袋がポンとおいてあって
なんだよーー今日は燃えるゴミでしょーー非常識だなーーこんなのだしたらダメじゃない かーー(自分のコトはスコシも顧みていない)
なんてカンジで回収してオウチ帰って分別しなおしてたら中からPSP(ほぼ新品付属部品一 部欠損)が出て来ました。
カミサマ(道具屋の)からのプレゼントだとしか思えません
きっと普段から(道具屋としての)精進を欠かさず日々奮闘努力しているのをちゃんとカミサ マ(道具屋の)が見かねて イヤ 見守っていてくれてたんですね!
だってフダンの自分なら決して他人が出したゴミを回収して分別しなおしたりしませんから。
アキラカにいかにもなんか入ってそうだった・・・・
・・・・いやいや・・・・
御近所の皆様の迷惑になるとイケナイと思いこれも世のタメヒトのタメと人目を忍びこっそり 回収したんですが他にも70年代のトランジスタラジオだのカメラだの自動巻の時計だの万年筆だのライターだの結構イロイロ入っておりました。
いやーー流石だよな−ーやっぱーーハナがきく・・・・
・・・・いやいや そうじゃなくて・・・・
なんだよーー困るなーーこんなことしたらーーゴミを処理するヒトタチが迷惑するじゃないで すかーー??
で、チェックしてみたらマンマと使えてしまいました。
ほかのものもあわせればざっと(ヤフオクとか出しても)4〜5万にはなりそうです。
いやーー朝から大漁だっ・・・・
・・・・・だから そうじゃなくて・・・・
やはり正直ものの頭にはカミが宿るというけどそういうこともあるんですねーー
さーー取り合えず ゲーム買いに行こうっと
禁煙すると太るワケ
去年から禁煙しております。
キッカケはウチの母親
(いろいろ問題アリ 詳しくは 05/9/5の日記「まぁ、古道具とかとは直接関係がないんでが・・・。」を御覧下さい)
が入院し、弟子がやっぱり手術するとかで
( 「道具屋って基本的に徒弟制です。」参照)
まぁ、さっぱりなんにもできなくてなんでこんなにも無力なんだろうとつくづく実感し せめて煙草でも断って・・がきっかけだったんですが 母親はイッタンは無事退院したけれどまた何時入院するかもしれないし
(つーか脱走してバザーいったりするし・・)
弟子は無事に手術を終えたんですがちょっと目を放すと遠い異国で大津波に襲われていたりす る常日頃予断を許さない存在ですから結局煙草断ち願掛けはそのまま禁煙になっ てしまったんですね
最初のウチは煙が恋しくてヒトが吸ってるソバにいってニオイを嗅ぐなどアサマシイ真似 をしておりましたが最近はニオイ嗅ぐだけで気持ちが悪くなります。
まーはっきりいってあれはアキラカに毒ですね
自分でさんざん吸っといていうのもなんだけどあんなモノを吸う人間の気が知れません て。
でもね、ジッサイ煙草止めてみるとわかるけどいろいろと手持ち無沙汰なんですよ。
食後の一服とか仕事の合間の一服とか 結構そういうところで行動のリズムみたいなもの を作っていたらしくイチイチなにかと手持ち無沙汰なんですよね。
なんだろなーこの違和感はーと思いつつ暮らしていて ある日フト我に帰るとでかいドン ブリ持ってチキンラーメンすすってました。
しかも食後すぐだってのに。
イ・いかん・・これじゃーボケ老人だっ て・・・・。
そうは思うものの何度か立続けにかましてしまい
そーかー煙草止めたら太るってそういうことかよーー!
て思ったんですね。
ケド禁煙しているヒトタチは皆この壁を乗り越えてるンでしょうか?
最近は気を使ってチキンラーメンを取りづらい棚にしまったので脚立にのったところで気がついてあまり食わなくなりましたが普通こういう対処て必要なんですかね?
共通の悩み(デブ)を抱える友人にも食後の一服じゃなくて食後の一食だよねーとバカに されるし
なんとも疑問ののこる今日この頃ですが確かに食後直後のチキンラーメンと煙草だといか にもチキンラーメンのほうが遥かに健康にワルそうです。
けどなーだからといってまた煙草吸うのもなー−
などと苦悩する日々を送りつつもありとあらゆる多忙な日々が押し寄せてきとるんです が・・・.
今日市場だったんですが寝坊して靴下履いていくの忘れてしまいました。
クルマ乗ったところで妙に足が冷たいのでハタと気がついたんですが まぁ いいかしら、途 中のSAで買えば、 と安易に考え一応SAにもよったんですがマンマと売っていませんでした靴下。
・・・・いかん・・・・。
このままでは市場でエジキになってしまうと思ったもののいかんせん富士山のフモトにはコン ビニなど一切ありません。
でももう探すのもメンドウだしそのまま市場いったら朝一番にきて荷物やら座ぶとんやら並べ ていた役員さんが
(かつてこのヒトのお子さまがまだ小さい頃「男は風呂なんか入っちゃいけないんだ!あんなものは女子供がはいるもんだ!!」てふきこんだら鵜呑みにして風呂に入らなくなりウラミをかった思いでアリ。)
「あ!!靴下どうしたんだよ!!なんで履いてナいんだよ!!」
て早速つっこんでくるから
いやな、昨日靴下売りのオジサンが来てナ
こっちのキレイなのは絹だけど普通の靴下
で、こっちが正直者にしか見えない魔法 の靴下なんだ
道具屋のおまえにはノドから手が出る逸品だろうが!っていうから思わず買っちまったんだが おまえにゃ見えないんだな?
てことは やっぱりこのまえ売りつけたお歯黒壺は贋物だったんだな!!
て一応切り抜けたんですがこれが来る業者来る業者全員突っ込んでくるのでなかなか大変で す。
いい加減この応対にも疲れ果てた頃 ちょっと 螺子がまききれてるオヤジがまたもつっこん できたので魔法の靴下のハナシをしてやったら
じゃぁナニかい?
穴に埋めた壺に王様の耳はロバの耳って叫ぶて あれ かい?
て、もうなんだか全然違うハナシになってるし・・・・(号泣)。
古道具屋さんがイッパイ集まる人外魔境です、ある意味。
詳しいコトは↓
http://crowlay.hp.infoseek.co.jp/itiba.htm
私が何時もお世話になっている交換市場は富士山のフモトにあります。
モトモトは都内にあった市場でスデに20年以上も続いている息のナガイ老舗市場でもありま す。
まぁ、でも市場にありがちなコトなんですが集まってるヒトタチがなんだか濃くて恐いっす。
私みたいに気が弱くて病弱で秋の日の蜻蛉のようにはかない存在ではマッタク少しも対抗でき ません。
たかが靴下を履く習慣がないくらいのことで5年以上も突っ込みを入れ続けるのでヤムなく靴 下はいていったら今度は左右が違うと言うだけでまたツッコミをいれられます。
挙げ句のハテにはワザワザ靴下の束まで持って来る業者までいてヒトコトも発していないのに 無理矢理かわされたりします。
ひょっとしてこれって軽いイジメ?とおもって抗議してみたら
いじめられてるのはおれたちの方だ、お願いだから靴下くらい履いてよ!生足でしかもドロド ロの足で座ぶとんとか踏むのはもうやめてちょうだい!
と懇願されたので最近はできるだけ靴下はくように努力しております。
まぁ、そんなわけで今日は市場のヌシ(会主ではありません。不忍池に住んでる異様にでっかいスッポンみ たいなカンジ)から染五郎サンのお宅からでたという骸骨柄のTシャツを頂きエキスポさんから新しく作ったって言う京都模型原形の小さな解剖模型シリーズを 頂きナルニヤ国さんからきっちり靴下を頂きました。
まぁ、このなかの誰もこれ読むことは生涯ないとおもうけどこの場をかりてお礼を・・・。 (て こんなトコでいってどうする)
市場って基本的にオヤジ天国です。
しかも不必要に癖のツヨイオヤジバカリです。
で、オヤジですから皆くだらないダジャレとかが大好きです。
例えばオロナミンの看板とかがあると
「これってなんか白くない?」
「 は? 白い? ナニが?」
「ホワイト−(ファイトのつもりらしい)1発!!」
でも、このくらいはまだやさしいほうで
アルマジロの剥製がでてくると
「こんな残酷なモンつくるなんてまさにヒトにアルマジロなことだよな」
なんてどうどうとくちばしっております。
牛の皮の敷物がでてくると
「それはオレがカウ(COWだっけ?英語で牛って)!」
とか・・・・・、イタタタタ・・・。
そうやって皆でやりあっていい加減疲れきった頃
前板だけケヤキの箪笥が出て来てふり人(市場で荷物を見極めて値段をつけたり口上を言った りする係り・・?・・いいのかこんな説明で・・)が
「この箪笥は前ケヤ(前板がケヤキのものをそう呼びます)だ ね!まぁまぁいいじゃないか!」
ていったら
「あぁ、そう言えば そういう映画があったよねぇ、えーーと、マエケヤレディ!(マ イフェアレディ)・・・」
おあとがよろしいようで・・・。
多忙です。
買出しが続いております。
他のお店はどうかわからないけどウチは例年この時期はテンテコマイです。
下手すると一日に4〜5件まわらなきゃ行けない事もあります。(まぁ、滅多にないけど)
なにしろ守備エリアが関東八州かい!てくらいひろいので結構大変です。
なにしろ一度どこにあるかも知らないクセに
「スイマセン・・ウチは門司なんです けど大丈夫ですか?」
なんて言われて
「モチロンダイジョ−ブっすよ!!ええと!明日でいいですか?」
てやって都内の地図はおろか関東全域地図にも門司なる地名はなく一 時間後に日本地図でようやく門司が九州であることが判明。
ソノ時点で車にとび乗って徹夜で高速走りまくっちまいましたね。
まだ門司でヨカッタですよ。
那覇とかだったら間に合いませんでした。
まぁ、しかしそこまでやっても、イイモノが買えるのかと言うとそれがなかなか難しい。
お客様のおっしゃる古いとこちらの古いの時間感覚がまるで違っていて古い家具があるからと 言われてお邪魔してみれば電気コタツでした!なんてことはザラにあることです。
もちろんそんなコトでイチイチメクジラたててもキリがないので
「おぉ!!これはメズラシイ!!龍のコドモじゃないですか!!・・・・コタツ・・・。」などとボケをかましてその場と自分を誤魔化します。
こんなのはまだマシなほうでお客様が「これは家宝でねーー」 なんて持ち出されたものがイマイチ値段がつかないもので床 下からでてきた泥まみれのお皿のほうが遥かに高価だったりするなんてのもザラ にあることなんですよ。
ですから業者さんによってはお客様の価値観にそってお客様が高価だと思っているものはそれ なりに評価しておいてなんとかホカのものの中にあるお宝で全体の帳尻をあわせるんだって方が結構いらっしゃいます。
実際どこのミヤゲモンだって円空マガイの仏像があきらかにアトであわせた桐箱から出て来た りした日にゃイッタイなんと言い逃れしていいのかわかりません。
それでも今日は久々にそれなりなものが買えました。
幕末の伊万里皿に蕎麦猪口、
高句麗出土器
明治初期の薩摩焼きの花瓶にインドの虎の爪のペンダントヘッド、
紫檀で作りの凝った小ぶりな座敷机
明治期の深川錦手金彩の蓋付き茶碗10客、
龍図柄の5寸皿5枚、
織部の大皿、
ね、なかなか良いでしょう?
関係者なら皆知っていますが上野骨董市(特に夏祭り)は過酷の極致で す(出店者が)。
おそらくこの国で最強の過酷さを誇る骨董市だといっても過言であ りません(特にオレにとって)。
しかもウチはこの前引っ越しして更に上野から遠く離れてしまった結果通勤にとんでもなく時 間がかかるようになり睡眠時間が下手すりゃ5時間をきってしまいます。
それが一日や二日ならなんてことはありませんが上野って一月くらい余裕で そういう日々が続くんですよ。
しかも管理と運営を担当している会場責任者という立場のタメ休む事もNGなら遅刻早退も NGというハードさです。
で、バツ2でイイトシして独りモンですから日々の暮らしを顧みる余裕なんざ全くありませ ん。
朝8時に起床して追加荷物など積み込んで家を出れるのは大体朝9時頃、途中でカルフールに よってメンバーのゴハンやオヤツなんかを購入して自分は車の中で軽く朝食をすませます。
首都高のなんだよこれはっていう毎度毎度の渋滞をなんとかくぐり抜け12時頃ようやく会場 入り。
ゲート番を交代しつつ泊まり番の役員から報告を受けついでに会場をチェック。
2時になってやっとゲートしめて自分のお店に帰りそれから見回りやらお客サマや業者さんの 苦情やら酔っ払いに対処しつつ夜11時になってようやく閉店。
で、家に帰りつけるのがはやくて午前1時っすよ。
帰りのコンビニで晩ゴハン購入してメシ食って風呂はいって熱帯夜のなか扇風機かけまくりで 就寝できるのは午前3時に手が届きます。
はっきりいってこの一月のあいだに部屋を片付けようなんてのはお釈迦様でも無理ってモンで ショ。
もちろん私はお釈迦様などとは遥かにかけはなれた程遠い存在なのでムダな抵抗は致しません。
床には食い散らした弁当のカスが積もりさらにそこに水とかソースとかこぼすから1週間もた たないうちになんだかベトナムの湿地帯みたくなっております。
暑いはなんだか異様に湿気が高いわ、まぁ、ちょっとしたベトコン気分が充分満喫できますか ね(あんまり嬉しくないけど)。
なんとかしないと必ずしかも近いウチにとんでもないコトになるのは火を見るよりアキラカっ す。
勿論そんなことはわかりきっていますがなにしろ顧みる余裕がマッタクありません。
今年も台所ではきっちり蠅を大量発生さ せてしまいました。
一応猫とかもいるんですが山のように発生するゴキブリと闘うのが手一杯なのか蠅まではとってくれません。
来年はぜひ水槽に鉄砲魚でも飼って蠅に対処しようかと思います。
会期も半ばを過ぎる頃は食い散らかした弁当のカスが腐りその匂いが部屋に充満します。
もークサイなんてもんじゃありません。
この激臭でも平気なのは蓄膿症のおかげなんですが蓄膿であること自体はあまり嬉しくないの でやや複雑な気分です。
で、やっとのことで上野も終わり一月近くゴミ捨て場状態になっていた部屋を泣きながら片付 けてたら何層にも床に積み重なっていたゴミの一番下からい ままで一度も見た事がねー黒くてヒラったくて丸い虫がわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらもう信じられないくらい出て来たんです。
げ! !!
この程度の汚れかたなんざ道具屋としてはゴクアタリマエのレベルだしなによりいままでこんな虫一度も見た事がアリマセン。
いずれにしても多すぎます。
ヒトが暮らす部屋としてはあり得ない虫がありえない量でわらわらして るんです。
このわらわらはい出して来た得体の知れない虫をみてまず脳裏を横切ったのは古い友人でかの ○メ−○フォーラム1期生の○鳥○子さん。
タしか彼女○○中毒の上に立派なアル中で入院中にサンザン悩まされたっていう幻覚にあまりにも症状が似てるんですよ。
そういや安部公房の小説にも似たような虫のハナシがありましたっけ・・・。
・・・あァ・・!!
ついにオレにもフラッシュバックとかきちゃったんだ!!
仕事でシンナーとかキャブレタークリーナーとかアセトンとかロクに換 気もしないでマスクもなしでガンガン使ってたからとうとうバ チがあたったんだ!!
でも、一縷の希望をかけて写メールしてトモダチに送りつけてみました。
これでナニも写っていなかったら明日はとうとう病院です。
そうなったらこの仕事は続けられるんでしょうか?
車の運転中に窓とか虫が這い回ったらイッタイどうすればいいんでしょう?
やっぱり入院とかしなくちゃいけないんでしょうか?
脳裏を12モンキーズの1シーンが横切ります。
したらトモダチから返信がきて
「なんだよ?この虫は?部屋ちゃんと片付けろよ!それ動物の死体とかにつく虫だぞ!またなんか変な死体 とか拾って来たのか?」
て書いてありました。
まーおかげでほっとしたような、余計辛くなったような・・・。
勿論虫は全部殲滅しておきましたが。
2005/11/24
昨日一昨日と埼玉のスーパーアリーナの骨董市にお店出しにいっておりました。
まぁ、おかげさまでぼちぼち売れてそれはそれでよかったんですが・・・。
実は、今回手伝いに来てくれてた例の名物女店員がちょいとまえに友達の誕生日会に出たんだ そうです。
で、そのお友達ていうのがバリとかニューヨークでカワイイ布とかを仕入れてそれでちょっと こじゃれた帽子だとか服だとかを作ってフリマとかで売ってるおねーさんなんですよ、私もちょいと面識はあるんですが。
それでその会場になぜかめちゃ有名な男性歌手が(紅白とかでてます)いきなりいるんだっ て!
基本的にミーハーなウチのオネーちゃん
ぎゃー!!なんで×××がコンナとこにいるの!!
イッタイどういう関係なの!!
となってそのオネーさんに聞いてみたら
「ーーんーーあーーあれねーー×××の彼氏のほうと 友達だったのよーー」
・・ん・・彼氏・・ え??
てことは
×××てハード芸????
で、その日も骨董市の会場では彼の愛の唄がBGMとして流れててそれが流れるたびに
いい楽曲だよねーー歌うまいよねーーーあーーでも、ハード芸なん だよねーー
あの唄はあくまでも男とかオッサンとかが対象な んだよねーー
でもさーーそんなことは彼の人格とかそういうことを損なう問題じゃないんだからさー恋愛っ て基本的に自由なんだしーーだからそっとしておいて、このことはオレタチのムネの奥にしまっておこうねー
とかいいながら知り合いが来たら喋らないでおれない2人でした。
まぁ、サスガにここでは伏せ字ですがメールとかもらえれば答えないでもないです。
あぁ!!喋りたい!!!!
PS でも先週すでにフライデーで報道されてしまっていたようです。
まぁ、でも本人が認めたわけでも公言しているわけでもないし、でもそれがあってかそうやっ て2人でパーティとかも来れたのかもしれない。
取り合えずお二人の幸せを願いつつここは伏せ字のままにしておきましょう。
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05/11/17
この前お店出しててシナモノなんぞをならべてたら常連のお客さんが
「店長!これって幾らなの?」
なんて言われてフト思ったんだけど そーかーオレって店長なんだねーー、一応このお店の経 営者なんだけど、それでも店長か・・、エーーとーーみたいな・・。
ちなみにそれ以外では 「マスター」て のもあれば「社長」てのもある、一番よくあるのは「オジサン」てヤツですがどうして誰も 「王子様」と は呼んでくれないんでしょうか?
あ- きっと白馬とかがいないからですかねーじゃ-せめてバイクだけでも白く塗っとくか- いや、でもそれじゃー3億円の犯人だしなー(とっくに時効だしイマドキだれも知らんて)
あとこの仕事はじめた頃はほぼオニーさんだっ たけどいまはもう完全にオジサンすね。
まぁ、これは仕方のないところでしょう。
センセイなんて言い方される方もいらっしゃいますけどそれはちょっと無理がありすぎです。
呼ばれた本人が思わず世間体を気にしますって
でもこれってそのヒトタチの社会的価値観みたいなのを反映してるんだな・・と。
つまりは呼び方からお客様がどういう世界に席をおいているかを察することもできるってこと ですよ。
マスターとよばれりゃ失恋レストラン(水商売全般ですか)だし、店長と呼ばれりゃファミレ スとかコンビニとか(あるいはフリーター系か 最近気がついたんですがオタク系のヒトはほぼそう呼びますね、なんかの符号なんでしょうか?)だろうし、社 長と呼び掛けるヒトの多くは自らがそういう立場かそれに近しい方が多い様です。
センセイと呼ぶヒトって滅多にいませんけどこの前のお客様は評論家をされてましたね。
で、ホトンドの女性客(特に主婦の皆様と女子高生は)はほぼオジサンです。
あぁ、このヒトタチってホント向かうトコ敵ナシなんだね−−て思いますよ
だってウチの店にたまたまいただけなんだけどヘルスエンジェルスだろーが大学のセンセイだ ろーが右翼の会頭だろーがミナひとしくオジサンですから。
オトコ達の緻密で過酷で人生かけた階級闘争なぞマッタク関係ナインですね。
ある意味スバラシイことではあるとは思いますが。
そういう呼ばれ方でお客の傾向と嗜好をある程度までは予測もできるし対応も考えられるって ハナシでもあるんだけどじゃー実際はなんと呼ばれるのが相応しいのかというと多分「御亭主」じゃないかしらと・・・。
たまに品のいいお爺さんがそう呼んでくれますケドいかにも自分が古道具屋さんだなって実感 しますからね。
まぁ、御亭主めざして今日も精進するかと、タマには外のガラクタ整理すっかなーーとやっと 重い腰をあげる今日この頃でございマス。
05/11/16
基本的に道具屋は片付けできません(特に私が)。
まぁ、それは言い過ぎかも知れませんが私の知る限りホコリひとつおちてないキレイなオウチ で朝から優雅に紅茶なぞ飲んでいる道具屋なんてヒトリとしておりません。
そうことがサクサクできて
「こりゃー なんだねーかれこれヒトツキもだれも値段きかないんだからもうウレナイだろう し処分しようかねー」
なんてカンジでホイホイ処分できる程度の執着心じゃとてもじゃないけどつとまるような仕事 でもないんですよ。
それどころかたかが江戸末期程度のバラバラになった仏像のその爪の垢すら捨 てる事ができない程度のしみったれなんです(特に私が)。
先輩にあたるT市在住の業者さんにいたっては敷地80坪の豪邸に2階建てのおうちに家族4 人でお住まいなんですが家の中はいうに及ばず庭にも荷物が山積みで1階部分は野積みにされた冷蔵庫やら積み上げられた洗濯機等に埋もれて既に何も見えませ ん。
見ようによっては冬場は豪雪に覆われて2階部分が1階になっているって東北地方のオウチの ようですが彼のオウチは年中無休で1階はナシです。
そんなことが少なくとも(私の知る限り)20年は続いていて家の中でヒトが入れるのは台所 のみで2階にはかれこれ10年はだれも上がれないんですよ。
それでも年に2回は4屯トラックで5台や10台は売れ残りを処分しているハズなんですが やっぱり確実にたまってしまうんですね。
今はさすがに処分したみたいだけど足げに通わせて頂いていたころは垣根という垣根には掃除機のホースが吊るしてあり亭主の義理のお父さんとお母さんが木枯ら し吹きすさぶ寒風のなか掃除機本体を一生懸命洗っていらっしゃいましたっけ。
これだけじゃなんのことかわからないでしょうからもうちょっと事情を説明するとこの当時は まだこういった中古家電がなんでもけっこう良い値段で売り買いされてたんですよ。
トキは1980年代で、まだバブルって時代でもありませんでした。
リサイクル家電なんかがまだまだ目新しく町のあちこちに小さなリサイクル屋さんがちらほら と見え始め、僅か10坪程度の売り場面積でも充分やっていけた牧歌的な時代です。
この業者さんは買い入れ専門で持ち込まれたものならなんでも買ってしまいます。
廃品回収業者さんの集めてきた役立たずなアンプやらスピーカーの山から家屋解体ででたヒビ の入った伊万里火鉢までカタチになってるものならほぼなんでもオッケーでした。
で、来てしまうわけですよ、ホースが壊れたりなくなってたりしてるそのままじゃ何の役にも たたない掃除機なんかが。
それで、ホースだけでくるのもあるからそういうのと適当に合わせてカタチにして近隣のリサ イクル屋さんに買ってもらうんですが、いつでもどこでもすぐ合わせられるように塀のところにホースがスズナリにしてあるわけなんです。
カナリの壮観さ具合でした。
だって2メーターくらいの塀が2段重ねでホースがびっしり吊られているんですよ。
多分いまなら「御近所で迷惑なあのヨゴレなオウチ」なんて攻 撃の矢面にたたされるところだろうけど当時も現在も近隣は皆事情を把握しているので別にこれといったトラブルはなかったようです。
まぁ、しかしこの手の「見栄えが良くないから近所迷惑云々」て我々道具屋家業の人間から見 ればとんでもなく困ったハナシです。
別に好きでガラクタに埋もれてるってワケじゃないし、放火の原因になるからっていわれても そうなったら一番困るのは自分だってことくらい充分すぎるくらいわかってますって・・・。
なにをどうしようが集まってきちゃうし(そうじゃなきゃ道具屋なんてなりたたないし)なん でもかんでもぽいぽい捨てられる性格ならハナッからこんな仕事につくもんか!!て思いますモン。
そりゃー生ゴミためたりするのは×だってのはちゃんと理解してるつもりだし、頼まれてもそ んなもの集めませんけどなかなか売れないけどタマに売れたりする物とか、壊れててなんの役にもたたんけどちょっとなおせばなんとか・・みたいなものはいく らでもあるしそういうのはすぐにたまってしまいます。
もともと収集癖があるからモノが集められるわけだし、そういった嗜好のおかげでゴハンも食 べられるんです。
野球選手だってタマタマ、タマを投げたり打ったりのが好きでそのために努力して抜きん出た 存在になれたからこそ誉められるうえにメシが食えるってのに私達はどんなに努力して古いモンとか集めまくっても白い眼で睨まれるだけです。
まぁ、それでも10年もやってりゃなんとかゴハンは食べられるようになるんですけど回覧板 は避けて通るし町内清掃の日なんかにゃー近隣住民の目の敵状態で家から一歩もでれませんもの。
本当は多少なりともゴミが減り資源保護にもいくぶんかは役にたててるとおもうんですけど ね。
誰か誉めてくれるヒトはいないもんでしょうか・・・。
05/9/20
ていわれてたオジサンがいるんですよ
どこかの社長の御曹子だという本人申告なんですがその時点で60才手前で独身でサラに無職 でした。
絵に書いたような放蕩息子というかダメオトコというか一応長男で地主のアトトリなんだけど その年にいたってなおマッタク信用されておらずカードさえもってませんでしたね
で、店に来ると「もうすぐオヤジが死ぬンだよ。そうしたら財産が入って来てイッパイ買える んだからさ、コレとコレ安くしといてよ?」
て なんだかなーな値切りかたするオジサンでした。
最初のウチは道具っぽいものを買ってたんでトラブルもおきなかったんだけどソノウチいわゆ る作家ものだとかに手を出すようになりあちこちの業者サンともめてましたね。
もちろん普通に買ってりゃもめることなんてありません。
ジツはこのオジサンまず値切れるだけ値切って買うんだけど2ヶ月とか3ヶ月とかたった時点 で「あれ鑑定だしたら贋物だった」という理由で返品してくるんですよ。
確かに贋物なら仕方もないところなんですが実際はあながちそうでもなかったんですね。
このオジサンあろうことか買ったモノを転売にかけ買い値つかなかったものをことごとく返品 してたんですよ。
イッタイどこの業者がそんな知恵を吹き込んだのかまではわからなかったけどある交換市場に 他の荷物にまぎれてそのオジサンがかった荷物が入ってた事が合ってそれで発覚したんです。
持って来た業者に聞いてみたら人相も特徴も一致。つまりまずウチやそこかしこの骨董市で 買ったものをいかにもな店構えの骨董商に持ち込み買い値超えればソク転売し、しばらく持ち回って売れ残ったモノを返品しにきてたんですね。
お店かまえててそれなりの古いものが持ち込まれればお店によっては今後のコトも考えて実値 よりも高額に取る事は良くある事なんですが何度もやればそのうち必ずバレます。
なんとなれば普通にオウチにあるものにせよ、コレクターに荷物にせよてカナラズある一定の 共通項みたいなものがありますから。
業者の荷物をそのままながすんじゃすぐわかるもんなんです。
モチロン時代づけなんかの手の入れかたもだけど選ぶ基準が「好きでどうしても」じゃなくて 「これなら高く売れそうだ」だと。
で、そうなりゃ業者が売れ残ったモノを持ち込ませてるのかもとも考えられるンで下手すりゃ 買い取り停止かどうでもいい安値を提示するか、いずれにせよこうなったら店にとってただのヤッカイモノですからね。
まぁ、本人としてはハタシの真似事してたつもりなんでしょうがモチロンハタシは売れなかっ たモノを返品なんざしません。
そんなコトしたらションベン業者として仲間の嘲笑を受けたちどころに商売なんてできなくな りますからね。
それにね、骨董品ならべてお店構えてるだけのことでは露店業者より優位にいる業者さんてワ ケではないんですよ。
そのあたりは誤解が多いと思うんですがウチが参加させて頂いている交換市場は普通に有名な お店もきているんだけど別にそう遜色なく欲しいものは買わせて頂いております。
つまり言い換えれば金額的価値観はお店も骨董市でもそんなに変わりはないということで経費 やある程度多売薄利な傾向があるところで普通に店にならべるよりは骨董市の露店商のほうが安めの値段設定をしがちであるということでしかないのです。
骨董市にも交換市場にもいけなくて自分のコレクションならべてほそぼそと店やっているなん て業者さんも結構いるんですよ。
この事が発覚してこのオジサンだれにも相手にされなくなったせいか都内の骨董市で顔見なく なってたんですが最近先日付き合いで出店した東京のハズレでやってる骨董市で人影にかくれるようにしながらウブダシ屋の荷物を見ているとこ見つけました ね。
きっとまだ懲りてないんですね・・。刃傷沙汰にならねーことをそっと祈っておきますよ。
05/9/5
昨日米研いでてフト思い出したんですがウチの母親ってホン トにぞんざいなヒトでコドモの頃虫入りゴハン食わされたコトがあったんですよ・・。
たしか中学生位の頃だったと思うんですが楽しい夕餉のゴハンのなかにアキラカに虫が、 それも結構大量に入っておりました。
なんだろう、まるでゴマふったみたいにフツーに且つアタリマエにはいってるからかやくごはんかしら?と 思ってなんの疑いもなく食ってたんですがあんまりおいしくありません。
しかもどうみても具が虫にしか見えません。
そのうち当時小学校高学年だった妹が母親に素直な疑問をぶつけてきました。
「おかぁちゃん、これ足はえてんねんけどコレ虫ちゃうん?」
するとおかぁさまはコトもなげに答えました。
「ほんまやなー、虫やねー」
「えぇ!!こんなん食べられへんて!病気になった らどうするん?」
「ナニ言うてんの、大丈夫に決まってるやん、この虫は米食うて大きくなったんやからお米と同じなんや!なんともあれへんわいな!安心して食べなはれ!」
いや・・食べなはれ!て言われても・・・虫だし・・・・
でも、おかぁさんはフツーに食ってるし抗議は全く受け入れらる余地はなさそうだし妹はそれ で納得したらしくバリバリ食ってるしオレもハラへってたんでそのまま虫ゴハンを食ったんですが帰って来たお父さんは虫入りゴハンに大魔人のように大激怒してしまいました。
その場で茶碗が飛び交うレベル5クラスの夫婦喧嘩が勃発。
母親の
「ナニ言うてんの!!米食うてる虫やから米といっしょやんか!!」
という理屈も小学生高学年までしか通じないものだったらしく父親は怒り狂いながら出ていっ てしまいましたね。
ちなみにその虫はコクゾウて虫で ドコをどう調べても食用だなんてヒトコトも書いてアリマセンでした。
まぁそれでも父親はまぬがれましたけどコドモ達はしばらく虫食わされてましたっけ・・。
今度は戦争中のモノがないハナシを散々聞かせられながら・・・。
なんだか・・・戦争てホントにイヤだよね・・・・。
05/8/13
へろへろです。
なんでかってゆーと夏の骨董市が終わったばかりだからです。
だってこの熱暑のなか7月14日(搬入日です、14日は。営業は15日からですね。)から8月10日までイチニチも休まずお昼の2時から夜10時まで ず〜〜〜と仕事してたんですよ。ちなみに私役員ですから通常12時には現場に入りゲートの見張りダとか会場の見回りダとか 兎に角用事盛り沢山です。
しかもおうち遠い上に車通勤なために行き帰りカナラズ渋滞にはまります。(行きは交通集中 による渋滞で帰りは意味不明な工事か事故ですね、)
平日ですと朝8時起床、追加荷物やら注文のブツなどを積み込み9時にはオウチを出なければ なりません。
で、東名、首都高3号線の渋滞と真っ向勝負して上野着くのが12時から12時30分といっ たところ。
着くなりテント関連の保安確認とハタとかチェックしつつゲート番を交代します。
期間中上野公園のゲートは我々が管理しております。
大体朝11時から午後2時くらいまでを役員が交代でゲート番してますね。
で、2時頃ようやくお店を開けてそのまま夜10時まで営業します。
会場の保安をチェックしつつ業者さん帰してお店しめたらはやくても11時過ぎてますね、そ こからオウチ帰ると着くのは12時30分まぁ大体1時ころでしょうか、帰ったら速攻でシャワー浴びて床につくのが午前2時過ぎで、でまた朝8時に起き て・・・・。
ムリです。
別にナポレオンとか信長目指してるわけじゃありませんから。
毎日の平均睡眠時間がかるく6時間をわり、お昼の12時から夜11時までの実質11時間労 働をこなし少なくとも6時間以上は直射日光と30度以上の熱暑にあぶられてるんです。
会期3日目にもなればすでに全身汗疹だらけです。
これが1週間程度のことならあるいは週に1日でもお休みできればまだなんとかなるんですが ヒトツキも続けばそりゃー病気くらいなりますって・・・。
結局会期半ばにも満たないウチに腸カタルになり下痢ぴーで、便所通いなサイテ−な日々を 送ってしまいました。
タしか前回の春の骨董市(桜祭り骨董市ていうんだけどね)では強力な風邪にかかり出店業者 に感染しまくりましたね。
そのナカのウチ一名は風邪をこじらせ肺炎になり入院。
しかも治りきらないのに出て来て無理を押して仕事してたら今度は重い荷物をもった瞬間腸間膜をブチやぶって腸が飛び出しそのまままた病院へ逆戻りし、すん でのところで葬式だすとこでした・・。まぁ、そんな状況だろーがなんだろーがお客様のまえでそんなへこたれたとこ見せるわけには いきませんからイツモ通り笑顔で接客するわけです。
まーー異様に前置き長かったんですが世間的にはいかに気楽でいい加減にみえようとも現実に はとてもハードな仕事であるってことをちょっと力説しておこうかなと・・・・。
おそらくこの時期にそんなに気楽にやっていけてるヒト(業者)はおりませんて。
骨董だろうが道具屋だろうが皆大変な努力してますよ、少なくとも私の知る限りでは。
BBSにも書きましたけどドイツあたりで同業の道具屋さんたちって生命保険に入れないんで すよ。
ランクがF-1レーサーと同じってことで入るのならアホかってくらいの保険金払うことになるんだそうです。理由は過労死があまりにも多すぎるから。
この国の生命保険ではまだきっとそういうデーターが出てないんでしょうね。
それに皆あまり生命保険とか入ってないみたいだし・・。
考えてみればよく葬式出してますもの。
今、役員やっている骨董市に来てる業者さんてここ10年でざっと100人程度のコトなのに 8人は葬式だしてますからね。
それ以外のお知り合い業者さんいれれば軽く10人超えてしまいます。
しかも殆どが50代以前ですよ。
死因は不摂生が原因としか思えないような急病(動脈瘤が破裂したとか、糖尿病の合併症だと か)か車の事故ですし・・・。
本来定年とかない仕事なのにそのワリに老人少ないし・・・。
それでもあんまり辛そうにみえないのはやっぱり好きでやってることだからなんでしょうか ね。
だって下痢ピーだろうが風邪ヒキで高熱中でどんなに辛かろうが店出て商売していたいですか らね。(風邪うつされる業者やお客様は迷惑コのうえないでしょうけど)
今回も終わってドロドロの状態だってのにすぐ買い出しがあったんですが行けば楽しいですも の。
べつにスゴイお宝とかでなくとも自分が好きなものや得意とするものがあるだけで嬉しくなっ てしまいますからね。
タブンよくありがちな誤解だと思うんですがこの仕事って老後に会社リタイヤしてできるよう な生易しいものではないんですよ。
この世界に入る前の職業が教師だろうが学者だろうが社長だろうが40年もの骨董品収拾歴が あろうが大勢に影響はありません。
なんとなればもといた世界でキチンとした結果が出せる実力があればあえて来なくてもいい世 界ですし多少なりとも力のある人間ならこれだけ多種多様な人間で構成されている世界を侮って不用意にはいっては来たりはしないハズだからです。
少なくとも20年この世界にいてそんなヒトみたことありません。
年金モライながらそれでようやくなんとかってカンジなヒトが殆どです。
少なくともこの世界で中核をなしているヒトの殆どは30代前半までに業界に入って来て若く てまだ体力もありアタマや感覚の融通がきくウチにやっていくための土台を作り上げることができたヒトタチで、結局そういうものをベースにしなければ成り立 たない仕事なんですね。
この世界に入ったばかりの頃先輩業者に言われたことが有るんですが最低でも10年続けて やっとなんとか業者と言える状態で20年やってようやく末席に座れるなんて世界なんです。
いくら年だけ食っていて外でどんなにキャリアがあったとしても認めてもらえるような世界で はないんですね。
まぁ、老後を趣味の延長で楽しみながらやるというなら止めはしませんが老後の生計をたてる 為というなら止めておいたほうが良いでしょう。
少なくとも(私の知る限り)60過ぎてこの世界に入り5年以上続いたヒトって殆どいません から・・・。
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05/6/23
この仕事はじめてもう20年が経過してしまいましたね。
百鬼夜行の頭のとこ書き直しましたよ。まぁしかし流石に20年もやっただけのことはあって実にい ろいろなモノを扱わせていただきました。
作家モンだろうがブリキの玩具だろうが初期伊万里だろうが 刀剣だろうが大抵のモンはひととおりは扱いましたね。
でもね、最強といえばやっぱりアレですか・・・、
「河童の足」。
て、それUMAじゃん。
こんなのは普通骨董品とはいいません。
UFOだ とか、ハルマゲドンだとかそういうののオトモダチです。
もうここまでくるといったいどうやって売っていいのかさえ わかりません。
ムカシしゃもじに隕石くっつけて万病の治療器だとかいって売ってる骨董屋サンがいたけどこんなの店に並べたらあの店と一緒に されちゃいます。
あきらかにマズイ状況です。
でもね、なんだかやたら古そうな桐箱の表面には御丁寧に「河童ノ足」なんて堂々と書いてあります。
フタ開けると綿と布にくるまれたなんだかカビ臭い得体の知れないイキモンの干涸びた足首から先が出て来ました。
タシカに指の間には水掻きみたいなマクがあるように見えないこともありません。
ケドイッタイなんじゃい、こりゃ??
出所は交換市場でそこの先輩業者さんがウチようにといって ワザワザ持って来てくれたんですね。
まぁ以前同じ交換市場で未使用とはい え棺桶を売り付けられそうになったこともあるから「河 童の足」なんざまだかわいいモンです。
当然のように大騒ぎになりナカマウチで論議をかもしまくりお客も知人もフル動員して(そ りゃー某動物園の園長さんだとか某動物系大学の教授だとか某国立大学で民俗学の教鞭をとってるモノ書きだとかハードゲイだけど妖怪学の権威だとか)調べて 頂きました。
結果かなり大きな日本猿の後ろ右足を少し加工した後乾燥させたものだろうということにおちつきました。
箱書きをなんとか判読して幕末のもので神社に奉納されていたらしいこともわかりました。
つまりこの当時は神社とかにそういった変わった物が奉納されていることでヒトが集まるてこともあったらしいんです。
で、こういう変わったものが人寄せに奉納されてたんじゃないかと。
この「河童の足」はそれからしばらく店に出すことも出来ず倉庫のスミに転がっていましたが 変わった物ならなんでも欲しがるウチのお得意さまが結構な値段をつけて買ってくれました。
で、売ってから気になったんだけどもし万が一あれが本当に河童の足だった場合てワシントン 条約に抵触しないんでしょうか?
ね?どうなんでしょう?
ホンモノだったらパンダどころの騒ぎじゃないですもんね。
05/3/4
ある早朝、骨董市に向かうタメに階下の駐車場に行ってみた らクルマがありませんでした・・・・。
一瞬でアタマのナカはマッシロになりこの目の前の現実が認 められません。
えーーとーーー誰かに貸したっけかなーーー??
いや、ぼちぼち車検だし××(友人)が親切にに持っていっ てくれたんじゃないかなーー??
ありえないから。
そんなウチの事情を××(前出の友人)が知るわけないし大 体知っていたとして産まれてから40年一度もお年寄りに席を譲った事がナイ程度の親切心しか持ち合わせていないオトコがそんなコトしてくれるわけがありま せん。
そうやって30分程度ナカナカ現実を認める事が出来ずクル マが停めてあったあたりのニオイなどを嗅いだりしてましたが結局アキラメて警察に電話いれました。
でもね、過去2度程大切にしているバイクを盗まれた事があ りその都度警察に届けたんですがマッタクナニヒトツナニモしてくれなかったのでカナリな警察不信具合なんですよ、私。
(ちなみにバイクは仲間ウチ御近所ネットワークで発見した けどその度にキーが壊されてたりマフラーが切られたりしててエライ修理代がかかりましたね。こっちは犯人の手掛かりまで見つけたってのにロクに調べもしな いし。)
で、案の定通報してからコ1時間もかかってようやくやって きたものの指紋採るわけでも足跡をさがすだの警察犬を放すだの周囲に聞き込みかけるだのそういった警察っぽいコトは一切ナシでやれちゃんとカギかけたのか とか恨みかってないかとかこっちのアラばかりさがしてます。
モチロン私はそんなに出来た人間ではないので当然ケンカに なり結局調書もろくにとらないままヤツらはとっとと帰ってしまいました。
でもまぁそのアト所轄のオマワリさんが来たんでいろいろ事 情聞いてみたらウチの近辺て町工場とか多いところでそこかしこでウチが使ってたような箱バン(ハイエースとかキャラバンとか、なかでもハイエースは一番人 気だそーです、クルマドロボーに。)使ってるんですよ。
で、それが月に5台から10台も盗まれるモンで工場側は警 戒、片っ端から警備会社と契約して盗み辛くなったものだから今度は警備手薄なウチみたいなところからでも盗むようになったというんです。
で、盗まれたクルマの殆どは程度に関わらず分解され部品と して海を渡り東南アジアや中国などで組み直され売りさばかれてるんだそうです。
まぁそういう目的で盗まれたものならまず出て来ないだろう というんです。
でもこちらとしてはいちいちクソ丁寧に登録して車体番号か らエンジン番号まで登録してるわけだから少なくとも輸出する段階でわかるだろうていったらそういう担当管轄(ようは税関だな、つまりこやつら海外いったら あれだけしつこく荷物とか開けさせるクセに本当はものすごいザルってことなんだな)とはつながりがないから調べようがナイとの言語道断な返事まで帰って来 る始末です。
で、Nシステムにしてもそれ以外の捜査方法にせよ、一切で きることはなくたまたま乗り捨てられてる状態で発見されてしかも近隣の住民からの通報でもないかぎり発見されることはナイって・・イッタイどういうことな んでしょうか?
たまたま発見されても部品抜かれてガラスかちわられてとて もじゃないけどなおせない状態になっていたとしても引き取りにいかなきゃならないて理不尽以外のなにものでもありません。
少なくともこちらは純粋に被害者だってゆーのになにをどう しろっていうんでしょうか?
どんなクルマにせよ、マトモにそれなりのを購入するなら 100万近いお金がかかるんですよ。
それにウチの場合積んでいた骨董市用の荷物だけでも100 万近い金額になります。
しかもそのなかには特定しやすそうなモノもあるわけだから それを申告しようとしてもその対応さえもズサンかついい加減の極致で、ロクにメモさえとらないし写真があるからといっても受け取りさえしませんでした。
車輌税やらなんだか知らないウチに施行されてたリサイクル 法にしてもたかがクルマ乗るくれーのコトになんだかんだとナンクセつけて金巻き上げるくせにまぁイッタイなんて役立たずなんだよ、こやつらって・・、もう 呆れてあいたクチがふさがりませんでしたね。
ついこの前も免許の書き換えで講習受けて来ましたが異様に バカ高くなった反則金もあれはいったいどこへ消えてしまうんでしょうか?
被害者救済が問題になっている昨今シロウト考えでもそう いったお金を被害者の救済に使えばいいんじゃねーかと思うんだけどこんな連中じゃきっとくだらねーことに使ってるんだな−としかおもえません。
だって車検場のソバとか、登録事務所のソバいきゃやたらあ るじゃないですか、代書屋さんが。
つまりそれだけ余計で余分なお金が動いてるってことなんで すよ。
たかがクルマの車体番号とエンジン番号の登録がなんであん なに馬鹿馬鹿しいくらいの手間ヒマかかるのかマッタク理解出来ません。
あれこそコンビニで免許書と車検書があれば簡単に登録解除 できてしかるべきものだと思うんですがね。
たかがそれだけでどれだけこのくだらねー役人ども養うカネが省けるコトか。今回のリサイクル法のおかげで廃車手続きは非常に複雑なも のになったらしくとあるディーラーの担当者があれは誰にもメリットがない法律だよ、とぼやいてましたね。
(まーー余分な役人ドモ養う為のシステムでないことを祈る のみですね)
少なくとも廃車手続きにかんしては個人でやるのがとても複 雑になってしまったようです。
一応所轄のオマワリさんはこれからはこのあたりもちゃんと パトロールにまわりますよ、とかいってましたがクルマを盗まれてからはや4ヶ月、そんな姿一度も見た事ないですね。
まぁ、唯一の救いは積んであった荷物のナカに汚ねー布団に 古びた骸骨の模型(モチロンウチの店のカンバン商品です)がくるんであったコトで盗んだ連中がそれひっぱりだしてさぞビビっただろうてコトくらいでしょう か。
あとねー
これ積んでました。
見かけたら連絡ください。
よろしくお願いします。
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05/3/3
この前ちょっと街道をハズレたところにある地元の設備工事 やってらっしゃる作業場と事務所の片付けやらせて頂いたんですよ。
そしたら事務所のそこかしこになんだかどうにも不似合いな アフリカの木彫やインパラのトロフィ(要はアフリカ版の鹿の首の剥製みたいなものです)だのが無造作に転がっています。
しかも大半が随分前に買われたものらしく結構古びてるんで すよ。
確かに今でこそこういったものはさほどは珍しくなくなった ものの(まぁ、そうはいっても普通のオウチにはあまりないけど)いくらなんでもありすぎるので
「誰かアフリカにでもいらっしゃたことがあるんですか?」
てきいてみたら
「え?これってアフリカのものなんですか?」
とオウチのヒトに言われ
「・・は? まぁ、これなんかはケニアあたりのお土産です けど、こっちのお面はグロ族てヒトタチの古いお面で・・・・・・あの、これって誰が集められたんですか?」
「あぁ これはねー,ムカシ 困ったワカイヒトがきて ねーー」
ハナシが長いのでかいつまんで説明すると
いまをさる事25年程前 いつものように職人を現場に送り だしそこの奥様がヒトリ事務所で帳簿をつけているとやたら大きなリュックを背負ったワカイ男があらわれたんだそうです。
で、少し休ませて欲しいというので玄関先でお茶などだして やすませてたんですが一向に出て行く気配がありません。
仕方がないのでハナシ相手になっていたら突如涙ぐみ声をつ まらせるので事情を聞いたらモトモトは船員で長い事海外にいて何日か前にやっと日本に帰って来たものの実家までがやたらに遠くて電車賃もないのでこうやってさまよっているんだというんだそうです。
おかぁさんすっかり同情してたらこの男リュックから木彫やらツボやらひっぱりだしてよけれ ば買ってもらえないか?みんな遠い異国の珍しいものばかりで実家への土産にと手に入れたものなのだがいくらかでも売れば実家への電車賃になるからと言い出 したんですね。
で、殆ど彼の言い値で買っちゃったのよてコトだったんです。
ちなみにこのオウチマッタク港のソバなんかではないし一番ソバの港だって50キロは離れて るって地元オンリーの小さな漁港なんです。
どこをどう頑張ろうがとてもじゃないけど海外航路の船がはいれるとは到底おもえません。
でも、それからなんだか3月に一度は来るようになってその度にインパラのトロフィだのワニ の剥製だのをかわされ、やがてイッタイどこで聞きつけたものなのかゼンゼン関係のナイそういった行商のオジサンたちまでが押し掛けて来ちゃイロイロ売りつ けて帰るようになったというんです。
で、まぁそういう日々が5年ほど続いたらしいんだけどもともと興味がないうえにあまりにも そういったモンがたまりすぎたンである日ことわってみたらそのまま3日ほど玄関のワキあたりでハンガーストライキしてくれたそうです。
これでは仕事にも差し支えるンで結局は警察にきてもらって強制排除してもらったってことな んですがこのゴに及んでなお
「いやーーでも、今思えば可哀想なコトしたよねーー、やっぱり買ってやればヨカッタかねー −」
とかおっしゃってましたがアトからあらわれたお父さんが
「だってアイツは前科があったとかでそのまま警察に捕まったんだぞ!あれはな押し売りだっ たんだよ!押し売り!!おまえのヒトがいいのはわかるけど程度てもんがあるだろが!羽布団も浄水器もなんでもかんでも百発百中で買うの はもう止めてくれよ!!」
まぁ、そんなわけでこれといったイイモノはありませんでしたがなんだか見当ハズレナ楽しい ものをいろいろ買わせて頂きました。
でも、流石に室内サウナと家庭用日焼マシーンは辞退させていただきましたが・・・。
04/11/11
なにがハラが立つって、なんでこやつが車で道通るってコト だけのコトでここまで大騒ぎせにゃならんのか?てコトなんです。
一月近くも骨董市やっててしかも近所に美術館だの博物館だ のがあるせいか、会期中に必ず一度は来てしまうんですよ。
おかげで朝から折角通りに立てたハタとか横断幕とか全部撤 去せにゃならん、これが結構大変なんですよ。
でもね、まだ我々の受ける迷惑などまだこの程度だからかわ いいモンだけど悲惨なのは公園で寝起きしている300人程の浮浪者なんですね。
彼らは全員テントたたんで公園から出てかなくちゃいけな い、理由は見苦しいからなんだけど絶対車から見えるわけもないトコでテント生活している連中までのきな みたたき出されてます。
まーコトが終わればまた公園に戻って来てテントはれるんだ けど、たかが彼らが車で通りを通るってだけのことでなんでここまでせにゃならんのか?てコトなんですよ、しつこいケド。
朝から警察がでばって通りの違法駐車車両を実力で撤去(モ チロンレッカー移動)して浮浪者を追い出し、街頭のそこやかしこに立ち並ぶ捨て看板を清掃車が撤去していきます。
きっと往復でもたかが30分程度のコトで朝から500人く れーの人間がくそ迷惑かけられるんだけど絶対本人は知らないコトなのか、知らないコトになってるのかなんだろうね。
その程度の迷惑なんざ屁とも思ってナインでしょ。
ちょっとまえに彼らが地震の被災者お見舞いしてる心暖まる 映像とかいうのをみたばかりだけにハラのタチ具合もひとしおでございます。
まーーそんなこんなで関係者全員でカリカリしてたらウチの 名物女店員が
「ねーねーなんでみんなで怒り狂ってンの?やっぱ天丼が通るから??」
・・・いや・・天丼じゃねーし・・・。
あるAV監督に頼まれて磔台こさえたコトがあるんですよ。
(この仕事につくまえにちょこっと緊縛師とかのバイトして た時期がありましたから。)
まー予算ねーし期間もなかったんでつい寸法間違えて(もと は2メートル50ね)高さ3メーターを超える巨大な十字架になってしまいました。(でも分割すると最長2メーターの3本組になり、乗用車での運搬もできる というフレキシブル且つコンパクトサイズのスグレものです。)
で、これが大評判であちこち引っ張りだこになってで、ちょ こちょこいじっていくウチに年期ははいるわ鎖やら手枷やらがガチャガチャ増えていくわでちょっとそりゃ物凄いモノに進化してたんですよ。
ところが一通り使い回して女優サンやM男奴隷なんかの臭い が染み付いた頃、置き場がなくなってイッタンウチに帰って来てしまったんですね。
さー困った。どーしよーかって時にちょうどでっかいアン ティークの祭事に出ねーかとゆーハナシが来たんです。
なにしろ同期の出世頭からのお誘いですから断るコトなんて できません。
ウチみたいなヨゴレでキワモノな業者がそんなトコからお誘 いかかるなんて天地がひっくり返ってもありえないんですから!
でもどうしよーオレ、アンティークなんてジッポのライター くれーしかねーよて、ふと振り返ったらソコには十字架がありました。
そーだよ、十字架って西洋アンティークじゃん!!
てコトで
「あ?商品?でーじょーぶだって、すげーでっけー十字架手 に入れたんだよ!なんかねーー映画の撮影で・・ナニ?みたい?ゼヒみたい??・・オーケー!オーケー!まかしといてくれよキョーダイ。ばっちり目玉になる よ!じゃーあとはジッポとGショックで・・ナニ?それはアンティークじゃねーー??」
てな感じで快諾してもらい当日朝搬入に及んだんですね。
会場の中央あたりの特当地もらって十字架をセットします。 なにしろ全高3メートル全幅2メートル柱の幅は1辺35センチ、皮製の手枷、ソコら中から垂れ下がってる赤錆だらけの鎖の束、まわりの小賢しいアンティー ク屋どもをイッキに海の藻くず(?)にかえよーかってくれーのイキオイです。
しかもあちこちに被害(?)にあった奴隷たちの脱糞やお漏 らしのアトがそこはかとなくついていてそれがまたイイ感じになっています。
ちょうどヘルレイザ−に出て来るあのやたら鎖ついてクルク ルまわる磔台みてーのあるじゃないですか、ちょーどあんな感じなんですよ。
まわりのナイスミディなアンティーク店の店主達が呆然とし てます。
誰も挨拶さえしてくれませ ん。 きっとあまりにもカッコイイから言葉もでねーんだよってこ とにして気にしないでジッポとGショック並べてたら主催者がやってきて
「・・あのさ・・言いにくいんだけどナ・・・・」
「・・なんだよ?そんなにGショックキライかよ・・!そ りゃ確かにおもしろくもなんともねークソみてーな時計だけど、バカが・・・」
「・・いや、そうじゃなくてさ、これ・・ナニ・・?」
「・・え?・・ジュージカ・」
「・違うな・・」
「・十字架じゃん?電話でいったべ?」
「・・これさ・・・拷問台っていわないか、フツー・・・ゼ ンゼン十字架じゃないだろーが!・・・・マズイよ・・仕事道具そのまま持ち込まれても・・お客縛ってロウソクたらす気かよ!!・ウチはねーこれでも高級ア ンティーク専門がウリの祭事なんだよ!・・・会場からクレームきたらどうするんだよ!!」
て、泣きそうになってるから、
「大丈夫だって会場からクレームつかなきゃいいんだろ? ゼッテ−つかねーから!」
「だからなんでいつもそんなくだらねーコトになると自信満 々なんだよ!もう、ボクしらないから・・・・・!!」
って帰ってしまいました。
ま、いっかってことで十字架にダリのリトグラフ飾ったり、 東映かなんかのホラーモノで使ったとかいう胎児の人形(ちょっと嬉しい臍の緒と胎盤のオマケ付き)なんかをくっつけてみたりしたらそれはトンでもモノす げーコトになってしまいました。
・・・・カッコイイ・・・・・!!
やがて開場になり、お客様が入ってきてミンナ、目丸くして 釘付けになっています。
でもだれも値段聞いてくれません。
とはいえ3メートルの高さは圧巻で会場のどこからだってら く〜に見えます。
マ、注目度は間違いなくNO.1でしたね。
でもね、それが災いして何時のマにかウチの店、渋谷のハチ コウ前状態になってて十字架は待ち合わせスポットなってしまっていました。
シバラクして会場の責任者が様子見に来たんですが待ちあわ せのヒトや迷子でごったがえしていて十字架ロクに見えなかったらしくなにも言わずに帰ってしまいましたね。
この時のためにウソ八百考えてたのにとても残念です。
ちなみにこのアトこの十字架は日本3大不動で有名なお寺で 開催される骨董市にもっていってぶったててお寺の坊主と主催者の度胆を抜き、そのまま撮影にかり出され何度か酷使されたあと現在はとあるAVメーカーの倉 庫で眠っているそうです。
ウチにも何人かの店員がいますいけど(露店商のくせに)ど ういうわけかクセのある人間がきてしまう、これはゼンゼン私のせいではないんですが防ぎようがありません。
そんなの雇ってみなきゃわかりませんから。
現在手伝ってもらっているのはまだ22の女の子なんだけど ヤヤ変わっています。
マズ、モノをしらない、薬草を「クスリグサ」と読むくらいのコトは朝飯前で[間髪入れず]になんて言葉使うと
「またそんな外国語使って!ナニいってるのかゼンゼンわからないから!日本人なら日本語使ってよ!!」
といって師匠にむかって堂々と逆切れかましマス。
そんなある日めちゃむちゃ早朝(AM3:00)に東京のハ ズレにあるお寺で開催される骨董市にお店出しに行きました。
でも、当日天候が悪かった上に積み込みのときにウチのネコ のウンコがズボンについたとかでチョ−低気圧です。
日もたかくなりヒトも出始めたけどどうにもヒマなので じゃぁ、
「ちょっと宝物みて勉強してきな、チケット代出してやるか ら」
つって常設の宝物展見に行かせました。
なにしろここは日本三大不動でならしている名刹。
我々骨董を商うものにとっては仏教美術はさけて通れない関門です。
少しでも時間があれば実物ちゃんとみて勉強するって日々の努力は基本中の基本です。さっそく彼女は見に行って御機嫌で帰って来ました。
「いやーーサイコーーだったよーー!すげー日本てすげー よー!!曼陀羅いいのがあったー」
そうそうそれはヨカッた。
「でさーーこのお寺ってナニ教なの?神さま拝むヤツ・・?」
ばたっ!
マワリでやり取り聞いてた全てのオヤジ業者が倒れました ね。
「おう!オマエ、ちょっとそこの坊主にここがナニ教か聞い てこいよ!!ひょっとしたら神道かもしれねーぞ!!」
「え?」
「仏教だろ!仏教!!お寺はみんな仏教なの!!」
「あぁ、そうなんだーーいやーー今日は良い勉強したなーー 感謝感謝!」
ちなみにこのまえ、一応独立したにはしたんですがまだ一人 前になるにはまだ相当時間がかかりそうです。
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何年か前のことなんだけどお寺のマワリの道路にごっそりテ キヤがあつまり年末ボロ市ってことでやってる会場があったんですよ。
もともとは古着だとか、古道具商うヒトタチがでてたらしい んだけどいつのまにかテキヤが増えていってとうとうテキヤだけになってしまったって会場だったんです。
で、これじゃぁボロ市でもなんでもないよ!ってクレームが 住民からついてそこのテキヤの管理やってる知人に頼まれて道具屋何人かでお店だすようになってたんです。
で、恒例の場所取りがあるとかで我々道具屋もそれに参加さ せていただきました。
(とはいえ立場的には我々は客分ですから黙って見ていれば いいことだけのコトだったんですが)
したらもういきなり殺気だっています。
なにしろたかが5メーターくらいの場所の違いで売り上げが 30万くれー平気で違うとかでそこにいるいいトシこいたオッさんたちが目血走らせてガンガンやりあってんです。
要は殆どがタコ焼きとか焼そばとかの食い物で、しかもだぶ るからお客の通り順で売り上げがまるで変わってしまうんですよ。3日間の開催期間でその売り上げは天と地ほどもひらいてしまします。油断もスキもありませ ん。
だって黒塗りのベンツで金の喜平チェーンだのダイヤの指輪 だのヒカリモン満載できたオヤジがいてどこのお下劣な親分さんかと思ってたら当日一番いいトコで場所取りしてるただのタコ焼き屋のオヤジだったもの。
で、そんな連中が肝心の寺のボーズそっちのけで一触即発 ムードでやりあってんです。
「おぅ!!××組の××はなんできてねーんだよ!!アトか らきてまたカドヨコよこせとかぬかすんじゃねーぞらーー!!ごらぁーー!!」
「ウチは初代からここではってんだよぉ、昨日、今日の新参 モンがきいたよーなこといってんじゃねーよ!刺すぞ!!ごるぁ!!」
「なんだぁ!!刺してみるか!!おらぁ!!」
もう仁義なき戦いタダで見てるみてーなすげぇ迫力です。
でも争ってンのってナニゲに焼そば屋のオヤジにバターポテ ト屋だったりするんだよね。
で、まぁ大体なんとか決まったあたりで一番ハズレの一番不 人気の場所のハナシになって「あぁ、あそこは例年ゲテモノ屋だ ろ?」
「おぅ、誰も横だしたくないだろ?な、ゲテモノ屋でいいな?」
はて?なんだ?ゲテモノ屋?お寺の便所の水でやっすいメリ ケン粉溶いてるような連中にゲテモノ屋呼ばわりって・・・?
当然当日見にいきました。
なにしろ道具屋なもんで好奇心旺盛なんです、オレ。
ゲテモノ屋ってねーー、まさしくゲテモノ屋呼ばわりに恥じ ねーーすげーー店でした。
これがテキヤっていう囲みに入ってるってホントに太っ腹な連中だと思いましたね。
良く言えばペットショップてゆーんですかね、子犬やら子猫 やらウサギやら果てはカメだのザリガニだの鯉だの・・・・。ただ犬や猫はどうみてもその辺の子犬と子猫かきあつめたようにしかみえないしソレ以外の魚類爬 虫類系統はこのキタネーオヤジが自ら捕って来たモノとしか思えません。
鯉なんて相当激闘したらしくウロコとかボロボロです。
それがポリバケツにぶち込んであって既に息も絶え絶えで す。
まーちょうどそのころ付き合ってた彼女がシベリアンハスキーが欲しいとか言ったんですよ。ンなモンいるワケねーのに。
そしたらそのキタネーオヤジ迷わずその辺のしかも耳が垂れ てる子犬掴み出して、「ほら、ハ スキー」
「・・え?・・これが?・イクラなんですか?」
「そうだなぁ、特別に5万にしとくよ!持ってキナ!他で買 うと15万くらいするからな!」
「・・でも・・耳垂れてるよ・・これ大きくなるとたったりするの?・・シッポだって短いし・・」
「混血なんだよ!四分の1はハスキーなんだ!!だから安いんだよ!!ホラ!買わないの!すぐ売れちゃうよ!!今ハスキーは一番人気なんだ!!」
・・・・・・雑種だって・・・・・・。
しかもゼッテ−ハスキーはいってないし。だってこのオヤジ ハスキーどんな犬かしらねーんだもの。
すげーーーサスガ ゲテモノ屋。
まー兎に角個人レベルでテに入りそうないきモンならなんで も売ってたもんな。
もう会期中毎日見に行っちゃいましたね、しかしこの人の 家ってどうなってるんだろうね?
アヒルとかニワトリとかメダカもいたし、多分スゴイコト なってんですよ。
多分今でもやってるはずです。
いやーー今年はちょっと見に行ってみるかなーー
基本的にヨゴレでキワモノな道具屋であるウチのお店はあま り大きな骨董祭事に自ら進んででることはありません。
あくまでも通常の骨董市なんかが主力になっております。
なんでかってゆーと場所代がたけーー(骨董市のホンの10 倍程度)とか、他の業者サンとおりあわねーとか理由はいろいろです。
でもまーーやはりそこはおつき合いってコトででなきゃなら ない場合もあるんですよ。
で、そんな骨董祭事の搬入のトキのハナシなんですが、会場 はそれぞれのブース(出店場所)にテープなんぞで仕切られていて出店者のネームカードがはってあったりします。
例えば「骨董すみれ堂」だとか「アンティーク極東商会」と かそんなカンジでしょうか?
ちなみにウチの店本来の屋号は違うんだけどアンティーク祭 事用に「アウトローブラザーズカンパニー」て名前使ってるんですよ。
したら主催者がそんな長い名前面倒臭いってんで「アウトロー」しか書いてくれてないんですね。
その日は前日ゲームにハマり過ぎすっかり寝坊してお昼ころ やっと会場入りを果たしました。
すっと隣に今回から初参加で知人の業者サンで元山口組系暴力団組長(勿論現在はなんだかんだで17年も刑務所にぶちこまれ反省日記(?)をヤマの ようにかかされたタメすっかり堅気の道具屋サンになっておられますが)が荷物を並べていらっしゃいました。
で、オレみて開口一番
「なんだよーー床に堂々とアウトローて書いてあるからどこ のアブナイ業者がくるんだろーと思ってたらキョーダイじゃねーか!!なんだよ?このアウトローてのはナニかい?説明か?」
(ざけんじゃねーぞ!!この田舎ヤクザが!!世界中でおま えだけにはそんなコトいわれる筋合いはねー!!っての!!)
と思いましたがソコはオトナだからぐっとこらえて
「あのーー前から頼んでると思うんだけどヒト前でキョーダ イてのはやめてもらえませんかねーー?オレゼンゼンヤクザとかじゃねーわけだしーー勘違いされても困るしーー」
「いやいや、キョーダイ。アンタその辺のヤクザよりよっぽ どタチワルイじゃない?ヤクザはそりゃクスリとか捌いたりするけどいたいけない女性縛ってローソク垂らして鞭でしばいたりしてたんだろ?ひどいよなーー非 人道的だよーー」
(この仕事つく前にちょっと緊縛師とかやってたコトがある んです、ナニ、モチロン変態とかじゃありませんて・・)
「いや・・そういう話題もちょっと人前ではさけてもらえな いかなーー」
「×××サンが泣いてたよーー。前回なんていきなり拷問台 持って来てお客縛ってたって」
「誤解ですよーーあれは田舎ヤクザにはわからないかもしれ ないけど十字架って・・・」
「なんでも奴隷制度を未だに支持してて家で奴隷飼ってるっ ていうじゃない。」
「だからそれも職業上のコトですし、大体奴隷養うカイショ なんか・・・。」
「あんたんとこの会長の××さん(骨董市の会主のコトで す)、この前ハナシしてたらナニ?あんた青山の会場で産婦人科の分娩台並べて売ってたんだって??まさに鬼畜だねぇ、××さんアイツのおかげで女性客が来 なくなるって泣いてたよ?可哀想だから止めてあげなよーー」
「いやいや、それはアンタに言われたくないですよねーー、 だってあんたその辺のカブトにウチで買い叩いたツノ無理矢理くっつけて売ってたじゃないですか?」
「おぉ!!あれな!!あれ、30マンで売れたんだよ!!ワ レながら会心の出来だったからねーー」
「あのツノねーーアフリカのインパラって鹿みてーな動物の ツノなんすよーー。江戸時代のいくら末期だってソンナモン絶対あり得ないっての!!オレお客に電話していいっすかね?」
「え"え"ーー!!だってキョーダイ、これはホントに日本 のものかって聞いたら世にもめずらしいイキモノで江戸時代に中国から輸入された一角獣のツノだって・・・・!!」
「やだなーー一角獣のツノがなんで2ホンもあるのよ?フ ツーならその時点で気がつくって!!そんなコトすら解らないアンタがアホなんですよーー」
「・・・・ヒドイ・・・・・アンタはホントにヒドイオヒト や・・・・」
まーーあくまでも相手がこーゆー業者の場合はウチもちょっ とヒドイかもしれないけど普通のヒトにはやらないから安心して買って・・・あぁーーちょっとーーみんなドコ行くのーー??引かないでーー!!
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確かに売れましたよ、だってフツーの露天で一日30万円と か売ってたヤツがざらにいましたからね。
まぁ、私なんかは当時まだ駆け出しのぺ−ぺ−でしたからもう屁みたいなもんでしたけど。でもね、一度爺様がきて販売台の上のものを適当に積み上げ てこれ全部でいくらだって聞くんですよ。
これかっ!!これが世にいうお大臣サマってヤツかいっ!! てなもんで
慌てて計算して「大体これくれーです、お客さま!」ってい うと今度は「半額にしろ!まとめて買ってやるから!」というんです。
半額ったって量が半端じゃありません。持ってきた荷物の三 分の一くらいは楽にあるんですもの!勿論意義無しってコトでせっせと包み、なにしろ大荷物なのでじゃぁってことで爺様ごと配達したんですね。
したらすげぇ豪邸で取りあえず中に下ろしてくれとおっしゃ るので「へへーーお客さま!!」って感じでとりあえずやたらでっかい部屋にウチのガラクタ下ろしてウン十万の代金をもらって意気揚々と帰ったんですよ。
したら次の日その爺様の家族があらわれて、あれは一応親戚 だけど遠縁で行き場がない老人なのでウチで預かっている、ところが困った病気があって時々カネを持ち出すとアンタのとこのような店行ってゴミ買って来るん ですよ。
昨日のはもうしょうがないけど、もしまた来るようなコトがあったらまず電話くださいね、とか言われてなんだか癪に触ったのでお金返して商品もらい下げに行 きました。一応向こうからも迷惑料としていくらかは払いたいとの申し 出があったんですがやはりゴミ呼ばわりされたコトと向こうのなんだかあからさまな態度がまだ若すぎた私にはどうにも受け入れる事ができなかったんですね。
結局その家にあったお軸を何本か買わせて頂いてそれで決着 しましたが爺様はそれからも毎日お越しになり、その度に爺様の手前包むフリしつつバイトを公衆電話に走らせてあちらの家族を呼び出す日々が暫く続きまし た。
そのうちサスガの爺様も疲れたのか、だんだん足が遠のくよ うになりやがてパッタリと来なくなりました。
それから3年ほどして先の家族のかたが爺様の訃報をもって 顔を出してくれて爺様がウチの店にくることをすごく楽しみにしていたこと、僅かばかりの自分の小遣いで買ったものをとても大事にしていたことなどを聞かせ てもらいなんだか長いコトつかえていたモノがやっととれたような気がしたものです。
まぁしかしバブルの頃って確かに売れたヒトは凄い売り方し てましたね。
露天で横山大観の軸(勿論贋物詳しくは社会のゴミ箱古道具屋参照)売っちゃうフリマ業者とかいたし、フリマの会場でポルシェ売ってるバカと かいましたものねぇ・・。
まぁ、でもそういうヤツって今見ないんだけどイッタイどこ でどうしてるんでしょうか?
御存じの方があればぜひ御一報を!
私、一応骨董市の役員とかやっていまして色々お仕事があるんですよ、まず、 朝一番誰も来る前に会場入りして旗とか立てます。(朝ったって2時とか3時です。通常この時間帯を朝一番とは申しません)良く有るじゃないですか上り旗になってて「骨董市」っ て書いてあるやつ、あれを会場周辺に立ててまわります。
で、業者がぼちぼち集まりはじめたら地割り(出店場所決めて各業者の配置、これが力カンケ−だの、トモダチカンケ−だの先輩後輩カンケ−だのあって大変で す。一歩間違えれば血を見ますね、いや、本当に。)して業者さんを会場に配置します。で、荷物下ろさせて車を駐車場に移動してと・・結構大変なんですよ、一通り終わるのに最低 でも3時間はゆうにかかります。それからやっと自分の荷物を並べつつ配置だの日当たりだのにイチイチコト細かにクレームつけてくる新人業者さんの対応をし ます。(新人さんはまー右も左もわかんないからしょうがないんだけど、例えば隣のオッさんがコ汚い顔しててヤだから場所変えてくれませんか?とか無茶なこ と平気で要求してきます。勿論無理っす、無理無理っすよ!大体新人のうちくらい大人しくしとかないと。しかもそのコ汚い顔のオッさんてウチの会長だ し・・・・。なんてケースが多いんですよ。)
で、それがやっと終わってヤレヤレやっとこれで商売できるわいとか思ってると今度は得体の知れない中国人が勝手にゴザひろげて荷物出してるって出店業者に教えられてそれを撃沈しにいかねばなりません。
まぁ、それもなんとかお引き取りいただいて帰ってみると今度はお客が間違えて皿わったけどどうしましょう?とか変なオッさんがインネンつけてきた、とかバ カな地回り(時々でますね、勘違いしてくる地回りが。本来我々とは全くカンケ−ないんですけど露天だからテキヤと同じだと思うみたいで。勿論そのままお引 き取り頂いておりますが。)が地代取りに来てみたりとか、まぁ、そんなこんなでお昼頃になってやっと一段落つきます。で、今度は会場にいらしてくれたお客様対応がはじまります。
「すいません、この前はしっこの業者さんから皿買ったんだけどこれイイモノですか?そちらだといくら位で買い取ってもらえるんですか?」とか「4年前に来た時にカメラ売ってた業者さんて今どうしてます?あの時に買ったカメラ飽きた から買い戻してもらおうと思ったんだけど。いないんならあなた買って下さいよ、ここの役員でしょ?買った値段で買ってもらえばいいんだから。ダメ?なんで ですか?だって売ったヒト保証だといったよ、そのヒトがいなけりゃ会で保証するのがあたりまえでしょうが。なんとかしなさいよ。」とか
「ウチに古いものイッパイあるんだがお宅らに売るんじゃ買い叩かれるだろう?だから出てや ろうと思うんだが、なにかね?客からでも場所代って取るのかね?ナニ?取る?その前に古物免許がいるだ?ナニをいっとるのかね、君は?いっちゃわるいが君 が売っとるようなガラクタじゃないんだゾ、本当の骨董品ばかりなんだゾ。君の免許で出れるだろう、ただで出させなさいよ!」
ウソだと思うでしょうけど本当にこういう物言いでこういうコト聞いてくるお客って結構いる んですよ。
で、最近一番ヒットだったのはこの前とある骨董市の会場で店広げてたら、明らかにヤク中とわかるオッさんがきて
「ねー、ねー、オニ−さん、ちゅ、、ちゅーしゃき、、ない、、ちゅー しゃき、、」
て聞くんですよ。
もう、見るからにキてるオヤジです。
勿論ソンナもんあっても売るわけにはいきません。
なにしろウチはまっとうな道具屋ですから。
「あ?ナイナイ。そんなあぶねーモン売ってないですよ、ウチは!」
「、、い、、いや、、在る、、って、、。ホラ、、ココ、、ココ、、!」
みれば昆虫採集のセットがあって確かにそこに注射器が入っ てました。
「、、ね、?、い、、いくら、、? いく、、ら、、くらい、、な、の、、?」
勿論こんなあぶねーヤツには売れないから
「それはねー虫にうつヤツだから人間には使えないんですよ! そんなモン使ってたら虫になっちゃうよ。虫に。アンタ、カフカとか読んだ事ある?虫になんだよ、虫に・・・!!」
ていって追い返そうとしたら突然不思議なコト口走りはじめました。
「、、あ、、あの、、さ、、こ、、こつつぼ、、市、、てどこ で、、やってんの?」
「・・は?・・ナニ・・?コツツボ・・市?」
「、、お、おもて、に、いっぱい、、旗が、、あって、、こ、こつつぼ市って、、」
「・・・・あ、あれはねーー骨董市て書い てあんですよ、お客さん。骨董市。それはね、ここでやっている市のことですよ、骨董市。」
「、、、あ、、、ん、、な、なん、、だ、、骨董市、、か、、。な、、ん、、だ、、。で ちゅ、、ちゅうしゃき、、は、いくら、、なの、、?」
「だから、これは、売れないって!」
「、、え、、な、、んで、、?」
「だって子供用の虫取るヤツでしょ?年令制限があるん ですよ、子供にしか売れないんですよ。」
「、、、こ、こどもに買って、、あげるの、、お、おみやげ、、。」
「じゃぁ、お子さんと一緒のトキに売ってあげるよ!そのほうが子供も喜ぶでしょ?ね?」
「じ、じゃ、、ぁ、とっ、、といて、、また、、くる、、から、、。」
勿論2度と来ませんでした。
まぁ、しかし骨壷市って・・・。やってんなら見に行ってみた いですよ。
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骨董市って結構閉鎖的で排他的なところです。
ワタシも駆け出しだったころはとてもおっかなくってフリマ(フリーマーケット)ばかり出ていました。
お客でも熱心なヒトタチはフリマも骨董市も両方まわってるみたいですけど基本的にはお客の質も業者の質もかなり違うようです。
まぁ、どちらにしても都内で始まった時期はそんなに差があるわけではないのですが割と早い時期に線引きができてしまったようで骨董市を主体に出店していた プロの業者さんはフリマを仕入れ先程度にしか見ていなかったように思えます。
当時のフリマを支えていたのはまだ、若いセミプロ的な業者で今みたいな相場ができる前に先輩業者達が市場で見捨てたゴミ(とはいっても印判の皿とかが二束 三文の時代ですからゴミといっても侮れないものが多かった)にせっせと値段をつけて売っていました。
当時一番でかかったのが代々木のフリマ(今でもデカイ。当時は完全にプロオッケーで、車ごと出店できた。現在はプロの出店はできません)で、次が明治公園 (ここは一旦中止になったんだけど主催者を替えてまたやっています。)でフリマでメシを食うならこの二つは絶対に外せませんでした ね。
骨董市にくるお客は基本的にマニアかコレクターである意味解りやすいんですが、(業者もプロだし・・。)フリマはほっておくとその辺の石に値段付けて売っ ちゃうようなヤツまでいる始末でしたからお客もかなりワカラナイヒトが多いところでした。骨董市に出没するコレクターには変な人がめじろ押しでしたがなに しろフリマでは死神博士(天野某)が値切りまくってましたからねぇ・・。
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古物って一口にいっても実にいろんなモノがあるわけです が、中には時代やら骨董価値乗り越えて超自然的なモンもたまにあるようです。
このハナシは商売始めたころ付きあいのあった古美術商のヒトから聞いたハナシなんですが、そのうちの子供(当時3歳)がいきなり原因不明の高熱にみまわれ たことがあったんだそうです。
勿論入院して手当てを受けさせたんですけどなにしろ原因不明なだけにどこをどうしようが少しも回復のめどがたちません。
万策つき果てててすっかり憔悴した彼はある人に霊能者を紹介してもらいました。
既に高熱が1週間以上も続いていて、ワラにもすがるような思いだったそうです。
その霊能者はしばらく彼の目をのぞき込んだ後、紙にある図形を書いて見せました。で、彼にこの図形が書かれた小さな箱のようなものを最近手に入れなかった かと訊ねたそうです。
そう、彼にはちゃんと心当たりがありました。
それはある旧家で最近買いだしたばかりの塗り箱でした。
霊能者が書いて見せた図形はその旧家の家紋だったのです。
子供が発熱したのもちょうどその塗り箱を家に持ち帰ったその日でした。
彼はすぐにその塗り箱をお寺に引き取ってもらったそうです。
すると子供の熱はウソのようにさがりまた何事もない日常が帰ってきたといいます。ありがちなんでは人形とか刀とかっていかにもやばそうですけど、以外とそ の手のはなしを聞くことはありません。でも、知り合いの軍隊モノ専門のお店はお約束どおり出まく る(一晩中ガタゴト音がするんだと)そうですけど・・。
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いや、別にそんなナイフやマシンガン持ち歩いてるアブナイ 男ってわけじゃなくてなんだか見た目がそんな感じなヒトなんです。
まぁ、バイオハザードちゅうかゾンビっちゅうか。
で、そのころ彼はとある会場で役員やってたんですよ。そこへまんまとテレビ局が取材にやってきてしまったんです。
その打ち合わせのときに(なにしろ彼は口下手なうえに何も考えないでモノをいうヒトだから)自分は国宝持ってるとかついほざいてしまったんですよ。
当然テレビ局は黙っていません。
見た目どう贔屓目にみたってゾンビのそれも下っ端にしかみえないこの歯が2本しかない落ち武者ハゲが国宝もってるだぁ?そりゃぜひ見たい!絶対見たい!死 んでももってこい!てことになって彼は収録当日風呂敷に包んで大事そうにもってきたんですよ。
ところが日頃販売台も組まずに地面に転がして売るのが彼のスタイルだからその国宝もやっぱり地面にころがしてしまいました。
そこへマイクもった骨董って絶対漢字でかけねぇよって位の三流芸人がどれが一番高い商品かを打ち合わせどおり聞いてきたわけです。
彼は迷わずその国宝をカメラにつきつけ「これかナ・・。ま、まぁ、うんと安くしても600万円かな・・・う〜〜、やっぱり、500万でもいいかな・・・」 いきなり100万円も下げられたことより取りあえず何百万もするもんが地面に転がしてあることのほうが三流芸人にはよほど嬉しかったらしく「スゴイ!! 500万もするもんが地面に転がってマ〜〜ス!!で、これはなんなんですか?」
「これはね、平安時代に天皇が書いた本なんですよね・・。いやね、同じものがね、××博物館にも所蔵されてるんだけどね、あっちは江戸時代の写本でこっち が本物なんですよ・・」あぁ!!言い切っちゃたよ!!その根拠はどこにあんだよ・・・!!まぁ、テレビテキにはオッケ−だったんですけどそのアト名指しに された博物館から注意!!警告!!が入った事はゆーまでもありません。まーでも彼は懲りずに商売に励んでいます。
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横浜の地下でやってたフリーマーケットってのがあってワタ シも結構長いこと参加してました。
もともとこの場所駅とかちかくていい場所だったんですけどちょうど商店街の終点ということもあって浮浪者の溜まり場(というより居住空間)になってたんで すね。
で、そんなこともあってか人通りも少なくてなんか陰気を通り越して陰惨な空気さえ漂ってしまうような場所だったんです。
で、その下を走っている地下鉄関係者の要請で通りの活性化(といえば聞こえがいいけど要は浮浪者を追い出したかったんですね)ということで始まったように 聞いています。
おかげでというか徐々に人通りも多くなりだんだん賑やかになってきたんですが流石は横浜なのか、もともと呪われた場所なのか、得体のしれない変な客がやた らと集まるところでもありました。施しババァ(誰ともなく業者達がそう呼んでいた)もその中 の一人でした。
施しババァは最初若い劇団の男の子達がやっているお店に現れました。
で、巨大なおにぎりを毎日持ってきてくれるんですが、なんだかやたらに大きいうえにちょっとすっぱいような気もするし・・オカズということでついてくるも のも少し恐いものが多かった。(サバの一本焼き<内蔵もそのまま、丸焼きにしたものをブツ切りにして醤油ぶっかけて新聞紙にくるんである、新聞紙にかけす ぎた醤油がにじんで血のようにみえてしまうのはきっとワタシの被害妄想なんですね・・。>、もやし卵<もやしと卵をまぜこぜにして炒めた後、魚の煮汁でに 煮しめたような生臭い食べ物。汁が漏れないようにとダイエーのビニール袋にそのままぶち込んである気遣いがウレシイ一品です>)
でも貰ったものとはいえ食べ物ですから捨てるわけにもいかず、毎日せっせと食べ続けてました、劇団のヒトタチ・・。
そんなことが2ヶ月位つづいてふと気がついてみると流石に来なくなっちゃいましたね。
いや・・・劇団のヒトタチのほうが・・。
行き場を失った婆さんの弁当?はあちらの店、こちらの店を断られ(全て若くて青春野郎っぽいヒトがやってる店でした)とうとうウチに来てしまいました。
断固として拒否すれば良かったのでしょうが生来気の弱いワタシにそんなことが出来るはずもなく、それからは毎日お弁当が来るようになってしまいました。
しかも、マズイことに季節がうつりかわりまんまと梅雨とかになってたもんだからおにぎりとかヘタしたらイトひいていたりします。
かなりヤバイです。
食べることがこれほど苦痛だったとはおもいませんでした。
ある日、どうにもこうにも 体調が悪かったので浮浪者のオジサンにお願いしたことがあったんですが断られましたね。
以前劇団の人達に何度か貰っていたことがあったそうなんですが何人か高熱だしてブッ倒れた事があって以来絶対に食わないことにしてるんだそうです。
しょうがないんで仲間のスキンヘッドの業者さんと分けッコしてなんとか食ってたんですが、ある日どう見てもゴミ袋に魚丸ごと一匹(イワシだと思う)はいっ たみそ汁を貰ったトキには泣きましたね。
だって、器とかないからビニール袋から直接みそ汁飲むしかないじゃないですか、で、えらい苦労して飲んでるといきなりイワシ丸ごと一匹が口の中にはいって くるんですぜ。
ナミの道具屋だったらイワシが喉に詰まって死んでますって・・。
それからは流石に汁物は捨てることにして、おにぎりだけ食べるように心がけていたのですが、ある日とうとう仲間のスキンヘッドの業者さんが便所で悶死して しまったのでそれからはワタシ一人で食わなければいけなくなってしまいました。
なにしろ元々は3人の男が食いあぐねるような量でしたからおにぎりヒトツとったってハンパなサイズじゃありません。赤ん坊の頭サイズはあるんだからとても 一人で食いきれる量じゃないんです。(しかも、最低2個はある)
で、これも止むなく半分は捨ててたらどうもその現場を目撃されたらしくある日ぷっつりとお弁当は来なくなっていました。
雨の日も風の日もどんな天候もものともせず朝必ず店の前に置いてあった(大抵の場合ラップにくるんだだけで、雨の日は泥まみれの)お弁当がその後来ること は2度とありませんでした。
ちなみになんで婆さんがこんなことをしていたかの理由なんですが・・。
「いやぁ、あんたたちも大変だねぇ、アタシなんかも若いころはやってたんだけどね、ホラ、ヤミ市っていうんだけどさ、まだ、やってるヒトいたんだねぇ、い いんだよ、食べておくれよ、困ったトキはお互い様っていうじゃないか、今度アタシが困ったときに助けてくれればいいんだからさ。ところでこの傘いい傘だ ねぇ・・。アタシのヤツこの前の台風でおれちゃってさぁ・・。<・・て・・一体何時の台風だよ?伊勢湾台風とかいうなよな。>え?くれるの?いやー、なん だか悪いねぇ、催促したみたいでさ、でもいいよね、ヒトは助け合って生きるモンなんだからさ・・・<以下延々と続く>」
多分彼女の原風景がヤミ市でそれがダブっちまったんでしょうね、ワタシ達と・・。かなり、誤解だと思うんですが・・。
当時婆さんは飯場のめし焚きをやっていたらしく、ワタシ達がもらっていた食い物は全部前の日の残り物だったようです。
捨てるのが勿体なくて近所の犬とかにあげてたんだけど、飼い主に怒られたそうです。
で、お鉢が廻ってきたものらしいんですけど・・。
まぁ、いいんですけどね・・。
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